厄痛というキーワードでググると、この「今日も迷宮を往く」が3番目にヒットするという衝撃の事実が発覚しました。

これは現実なのか？皆さんも一応確かめてみて下さい(笑)

2014年にもなって厄痛というキーワードでググる人がどれだけいるんだとよいう感じですが、キーワード検索で上位にくるというのは意外とバカにできません。

扱っているサイトは少ないなとは思っていましたが、これは予期せぬ嬉しい誤算！


というわけで「厄痛　～呪いのゲーム～」のゲームの続きをプレイします。



みすず編の続きをプレイしていきます。

あと4～5回で終わってくれると嬉しいんですがね…意外と長いですよね…。

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■　みすず編　第13話　「意識の闇の中で」

わたしは何者かに頭を殴られて意識を失ってしまったらしい。

…と、いうことはわたしは…


A.死んでしまった…？
B.夢の中、かな…？
　　→　選択　B

[5回]

夢の中でしょ、きっと。



わたしは気楽な気持ちで空中を漂っていた。

思いっきり殴られたところまでは覚えているから…でも…なんか落ち着かないなあ、このふわふわ感。

いずれにしろ、わたしは上も下もない世界を宙に浮くように漂っていた。

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どうでもいい話なんですけど、空を飛んでいる夢を見ていていきなり落下すると身体がビクンッとして一気に目が覚めますよね。

私は高校生の頃に一度、授業中に爆睡をしていたらいきなりビクッとして起きてしまい、クラスの注目の的になった事があります。あれは恥ずかしかったな。

この現象は、『スリープスターツ』と呼ばれています。

みなさんご存じでしたか？

覚醒（起きている）から睡眠に移行するタイミングに起こる、脚や腕などの筋肉がけいれんして腕や脚がビクッとする現象で、病気ではなく、生理的なのもののようです。この現象は、特に座ったままなどで眠りに入ると起こりやすい模様。

…思い出してみるとそうですね。基本的に座りながら寝ているとなる事が多いなぁ。

ですが、詳しいメカニズムはまだ解明されていないみたいです。

…じゃあ、まだ安全かどうかなんてわかんねーじゃねぇかよ！

まぁ、生理的なものらしいので多分問題はないと思う…多分…。

もし周りに知らない人が居たら教えてあげてくださいね。

以上、どうでもいい話でした～♪

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そのときわたしの耳にどこからか声が届く。歌がきこえる。

その声がしだいに大きくなると同時に、わたしの目の前に一人の男の子が現れた。



歌うように響くその声は、目の前の男の子から聞こえてくる。

わたしは初めて見るこの男の子と、どこかで合っているような気がしていた。


「あなたは…誰？」


わたしは声にならない声で呼びかける。心で考えたことがそのまま相手に伝わるような感覚だった。

わたしの声に対し、男の子はいっそう歌声を激しくする。それはあらゆる感情をはらんだ魂の叫びのようなものだった。

わたしにはその歌声が…


A.悲しげに聞こえた
B.憎しみの言葉に聞こえた
　　→　選択　B

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ここで唐突にプロローグに出てきた少年が参戦してきます。

どこで絡むのかと思っていたらこんな終盤に…。

でも、存在を忘れ去られて放置されるよりかはマシですね。

なんか1人だけキャラデザが違う雰囲気がありますが、それは彼だけが前作からの流用キャラだからです。彼は前作の「厄～友情談義～」では主人公を務めています。

…まぁ、前作のキャラが参戦といっても、あまり嬉しいと思う人はいないんじゃねぇのかという気もしますがね。特にこのゲームの場合は。

どうせ出すんだったら黒幕の小僧を出したほうが盛り上がったんじゃないかな。

前作のストーリーを知りたい方はニコ動の実況プレイを見てみましょう。

前作が何故クソゲーと呼ばれているのかがよくわかる内容になっております。

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「怒り、そして憎しみ…」


男の子の歌には明らかに燃えるような憎悪が込められていた。激しく高まる歌声には果てしない呪いの言葉が織り込まれ、灼熱の絹糸のような熱い柔らかさをもって、私の耳に絡みついた。その歌声はしだいに明確な意思をあらわし、言葉となって響き渡り始める。


「…めろ。ボクたちにかかわるのはもうやめてくれ」


その声は苦悶に満ち満ちて、私の心を逆なでした。呪いの言葉は容赦なくたたみかけてくる。


「ボクたちのことはもうほっといてくれ。姉も…スミレももう充分苦しんだんだ。これ以上、彼女をもう追い詰めないでくれ」

「待って。スミレさんにかかわるなってどういうことなの？それに、スミレさんはどうして怪物になってしまったの？」


矢継ぎ早に質問をするわたしだったが、答えはいっさい返ってこなかった。

そのとき、ふたたび怪物の声が耳に届いた。スミレさんの声だ。その声には憎しみと悲しみが同居しているような気がしてならなかった。

その瞬間、目の前から男の子の姿は消え、わたしはふたたび闇の中へ落ち込んでいった。

黒い闇は白い闇へと変わり、わたしの身体は急に重さを得て落下する感覚に襲われた。

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あ、間違いなくここで『スリープスターツ』が発動したに違いない(笑)

少年はスミレさんの弟だったんですね。

それにしても、関わるなと言われてもなぁ…ぶっちゃけ、私はもう関わりたくないんだが…。



こんな場所からは言われなくてもスタコラサッサだぜぇなんて言ってとっととバックレたいわ。

…それにしても今回はあまり進展がなかったな。

もしかしたら私の見通しはかなり甘かったのかもしれません。

長いシリーズになる予感が…。




【今日も迷宮を往く　厄痛　～呪いのゲーム～】

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