昨日、久しぶりに秋葉原に行ってきました。外付けHDDやカードメモリの購入がメインで、予定より時間がかなり余ったので、PCゲームを見に行きました。

THE WITCHER1を見つけたのですが、残念ながら英語版…。あと個人的に気になったのはザナドゥNEXTとかです。THE WITCHER2 王の暗殺者が終わったら次のゲームとして考えたいです。

それにしてもアキバのPCゲームショップは本当にエロゲーだらけだな。

前を見てもエロゲー、右を見てもエロゲー、左を見てもエロゲー、振り返るとエロゲー…。

普通のPCゲームが申し訳程度の品ぞろえだったのを見て、やっぱりエロは力のある産業なんだなぁと改めて思いました。数々のエロゲーの中でいわゆる「当たり」というのが2割くらい(もっと低い)というウワサですので、そりゃ買う方も厳選しますわ。

結局、ゲームは1本も買いませんでした。今回は情報収集ってことで。



さて、ブレスオブファイアⅢのゲームの続きをプレイ…ではなく、今回は特別編です。

題名の通り、歴代ブレスオブファイアを勝手に振り返っていきたいと思います。

[7回]

◆ブレス オブ ファイア 竜の戦士 1993年



カプコン初の本格派RPGであり、後のブレスシリーズの原点となった作品です。発売が20年前というのが驚きです。そんな前なのか…。。。

主人公：リュウ　ヒロイン：ニーナ　という構図はここからです。

後の作品でも現れるマニーロやディースも、元々この作品に出てきたキャラですね。

個人的にはダンクがすごく頼りになった記憶があります。回復役であるニーナはともかく、他のキャラは個性が強すぎて使いにくいんですよね。マニーロは論外、ギリアムは防御力がイマイチ、モグは加入が遅くて使う機会があまりない。ディースとビルダーを場合によって使い分ける感じかな。

使うキャラによって狩りや釣りなどのミニゲームが多数用意されているのが新鮮でした。

実は私は1作目はクリアできていません。敵のエンカウントを完全回避するまもりけむりを使いすぎ、敵の強さについていけなくなってやめています。ボス戦でボスのライフ最後の1メモリが減らなくてイライラした記憶もありますね。

1作目という事で荒い面が目立った印象がありますが、それなりに完成度は高いかと思います。



◆ブレス オブ ファイア 使命の子 1994年



前作から約500年後の世界が舞台となっています。グラフィックやシステムがかなり改善されまさに何もかもパワーアップした2作目でした。発売された時のワクワク感はハンパなかったですね。

狩り、釣り、合体などの要素はそのままで、今作より住人を集めて共同体という町を作るシステムが導入されています。自由度はあまりないのですが、自分好みの町にするために住人を考えるのは楽しかったです。

個人的にニーナの造形は2が一番好きです。一番セクシーですよね。

また2の仲間キャラはシリーズを通して一番魅力的だと思います。仲間キャラ全員に見せ場がしっかりと用意されていたのは良かったです。若干エゲつないストーリー展開が目立ち始めたのも2からですかね。みんな結構不幸だったりします。個人的にはステンのエピソードが好きです。

前作と同様仲間キャラの個性は強いのですが、パーティー編成の幅は合体システムの導入もあってかかなり広くなり、今回はどのキャラと組もうかと考えるのもワクワクしたものです。

最終的なパーティーは、リンプー(究極合体)、ランド(究極合体)、タペタ(究極合体)でした。リンプー(究極合体)の攻撃性能はおかしい(笑)

ただ、今思えばこの作品もかなりバランス調整が荒かったですね。特に終盤のエンカウントは狂っており全然前に進めなかった記憶があります。



◆ブレス オブ ファイアⅢ 1997年



今やっているゲームです。シリーズでは唯一サブタイトルがありません。何故！？

プラットフォームをプレイステーションに移し、グラフィックがより強化されました。3作目も発売された時のワクワクといったらなかったです。

狩り、釣り、共同体などはそのままで、新たにスキル、師匠などのシステムが追加されています。

一応現在プレイ中ですので、残りの部分はまた別途…。。。



◆ブレス オブ ファイアⅣ うつろわざるもの　2000年



シリーズの4作目です。トラウマゲーとして一部のファンに深く愛されている作品でもあります。

オープニングにはアニメーションが採用されていたり、3Dグラフィックの使用が大幅に増えたりとビジュアル面で更なる進化を遂げました。

2人の主人公リュウとフォウルが存在し、物語の進行に合わせてリュウとフォウルを交互に操作していく形をとっています。まぁ、物語の8割はリュウの物語なんですけど。

本作の新要素としては、コンボシステムがあります。スキルを繋げていくことで敵により大きなダメージを与えることができます。コンボを考えるのがこのゲームの戦闘の楽しみですね。

また、4の釣りシステムは非常に完成度が高いです。これだけで別のゲームとして発売できるんじゃないかっていうくらい凝っています。しかもこれが楽しいんだ。それだけに次作の5で釣りが無くなってしまったのが悔やまれます。

4の仲間キャラはシリーズを通して地味な印象です。特にニーナ…ヒロインなのに…。仲間のアクセントが弱くなった代わりに、ほかの登場人物のクセが強くなっており、エゲツないシナリオと共に、多くのプレイヤーにトラウマを植えつけたほどです。

プレイヤーにとって一番憎むべきキャラがエンディングでドヤ顔で出てくるというのは、私はこのゲームが最初で最後ですな(笑)

ゲームバランスはかなり改善されており、完成度も非常に高い作品です。



◆ブレス オブ ファイアⅤ ドラゴンクォーター　2002年



11年前の作品なのですが、こちらがシリーズ最新作となります。2003年くらいから低価格で投げ売られワゴンの主と呼ばれた不遇な作品でもあります。シリーズにトドメを刺してしまったか…。

プラットフォームをプレイステーション2に移した事で、グラフィックの向上はもちろん、前衛的なゲームシステムを多々取り入れた意欲作となっています。しかし結果的に同ハードを代表するシリーズ異色作の1つとなってしまいました。

ストーリーも、従来シリーズの剣と魔法のファンタジー世界から一転、近未来的な地底都市という閉塞感に満ちた暗い世界観となっています。シリーズの特徴だった「亜人」は本作ではほぼ目立たない位置に収まっており、またシリーズおなじみの寄り道要素だった釣りや狩りといったシステムもほぼカットという改革ぶり。

他にも、RPGなのに宿屋や回復魔法がない、初見では強すぎる敵、近代のRPGでは珍しい有限なアイテム欄、Dカウンターという迫りくる寿命、セーブできるアイテムが有限、周回前提となっているゲーム設定…と「ついてこれない人はお断り」といわんばかりの鬼仕様で塗り固められています。

以上の要因が先行してしまい、クソゲーという評価になり、敬遠される理由となってしまったわけですね。

ただ、実際にプレイになれると本作のゲームバランスは意外にも妥当なものなんです。そしてストーリーはほぼ1本道ですが、世界観、登場キャラクターと共に非常によく練られており、エンディングでは本当に感動します。

現に私はこのゲームにすっかりハマりまして、7～8周はプレイしたと思います。周回プレイ前提なのでプレイテンポも心地よいんですよ。最終的に私のリュウのD値は1/16になりました。

もっと評価されるべきゲームだと思っています。



ブレスオブファイアシリーズは振り返ってみると全部名作ですな。カプコンさんはそろそろ次作考えてもいいんじゃないですかね。

…まぁ、今はモンハンで忙しいか…。。。

次回からストーリーに戻ります。



【現在のレベル】
リュウ：Lv28　ニーナ：Lv24　ガーランド：Lv20　レイ：Lv21　モモ：Lv21　ペコロス：Lv20


【今日も迷宮を往く　ブレスオブファイアⅢ】

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