2か月ぶりの更新となりましたが、「厄痛　～呪いのゲーム～」のゲームの続きをプレイしていきます。



みすず編の続きをプレイしていきます。

PSPキャプチャはまだ治っていないのですが、とにかく先に進めない事には終わりませんので、苦肉の策をとる事にします。

その方法とは………まぁ、別に書かなくてもいっか(笑)



というわけで先に進めましょう。

とにかくみすず編だけでも終わらせたい。

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■　みすず編　第10話　「いま、目の前に…」

わたしと省吾の目の前にはスミレさんがいた。

なぜ、どうして…彼女がここにいるのかしら？

驚きを隠せない私たちを見て、スミレさんは静かに口を開いた。

[8回]

「どうしてあなたたちがここにいるのかしら？アルバイトならとっくに終わっている時間でしょ？」

「あなたの方こそこんな所で何をしているんですか！部外者のあなたが！」


死んだツブレ社長の部屋にスミレさんがいることのほうが、よっぽど不自然じゃないの。

わたしが語気をあらげたからだろうか、スミレさんは視線をそらし、口ごもった。それはいつものスミレさんの態度ではなかった。

明らかになにかを知り、そして、わたしたちに隠している。

押し黙るスミレさんに向かってわたしは言葉をついだ。その言葉とは…


A.この部屋で何をしていたの？
B.社長を殺したのは…
　　→　選択　A


「社長の部屋で何をしていたの？」


わたしはスミレさんに一歩近づいた。社長の死にこのスミレさんが関係しているという直感がしたのだ。

スミレさんはしばらくうつむいていたが、やがて静かに笑い出した。

私はその反応に思わず悲鳴にも近い怒鳴り声をあげた。自ら声を張り上げなければ、彼女のペースにのまれてしまう。

そんなわたしの胸中を察したのか、スミレさんはなおも不敵に笑う。それは人の声には聞こえなかった。


「…ごめんなさいね、急に笑ったりして」


スミレさんは唇を歪ませ不気味な笑みを向ける。


「わたしがここにいる理由…それは復讐のためよ」

「ふ…復讐？」


思わず耳を疑った。


「わたしはある人に復讐するためにここに来た。それだけよ」

「復讐っていったい誰によ！？……まさか、ツブレ社長が死んだのは…」

「あなたたちには関係のないことよ。これはわたしの問題なんだから」


スミレさんは既に笑うのを止め、表情を険しくしていた。


「帰りなさい。あなたたちを巻き込みたくはないの。もしこれ以上わたしに関わると…死ぬことになるわ！」


そう言った瞬間、スミレさんの何かが変わった。

鬼気迫る殺意とはきっとこういうものであるに違いない。


※イメージ図

鋭く研ぎ澄まされた刃のような殺気が、わたしたち二人に向けられた。


「じゃまをするものは、誰であっても殺す！」


スミレさんは狂気をはらんだ目をして近づいてきた！

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スミレさん…パネェ…。

…ていうかスミレさんは最初っから狂気をはらんだ目をしていた気がするんですけど気のせいだったのでしょうか。

そもそもこのゲームにまともな目をした奴なんていねぇし(笑)

それにしてもスミレさんは多重人格かなにかなのでしょうか。いくらなんでも変わりすぎだろ。その顔のせいでインパクト薄いけどさぁ。

さて、この先どうなるんでしょうか。

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いけない！

なにかがおかしい。

わたしは直感的に危険を察していた。

このままスミレさんと話しているのはあぶない…！

ここから離れなきゃ！

そのとき…！！


「そいつから離れろっ！！」




！！？

その瞬間、背後のドアが蹴破られ、男の人が飛び込んできた。そして手にした瓶のようなものをスミレさんに向かって投げつけた。




ガシャアアアアアアン！！！

ガラス瓶はスミレさんの顔に当たって砕け散る。

瓶の中には何かの薬品が満たされていたのか、薬を浴びたスミレさんの顔はたちまち白煙をあげて焼けただれた。

わたしはうずくまるスミレさんに駆け寄ろうとした。

しかし次の瞬間、わたしは信じられないものを見ていた。



………。



……。




！！！？


「バカな…そんなバカな！こんなことって…！」


わたしは目の前で起こった現実をまだ信じることができずにただぼうぜんとその場に立ち尽くした。


スミレさんは…。



スミレさんは……。




怪物ッ……！！！

次の瞬間、スミレさんは…いや、怪物はうなり声をあげて部屋を飛び出して行った…。

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…ちょっとこの超展開は予想していませんでしたよ。

なんか無性に続きが楽しみになってきました。



やるじゃん、厄痛！

唐突な新キャラと変身したスミレさん…そしていまだ明かされぬ事件の全貌…。

どのような決着を見せてくれるのかが非常に楽しみですね！

というわけで次回をお楽しみに。



【今日も迷宮を往く　厄痛　～呪いのゲーム～】

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