なんとなんと厄痛更新のリクエストが来てしまいました。

これは予想だにしていなかった展開です(笑)

11月に最後の記事を書いて以来、キャプチャーの故障でずっとプレイも見送ってきましたが、そろそろ考えなければいけません。

ていうか4月にいったん全部終わらせるならいい加減進めないとマズいんですよね。

というわけで近日更新しようと思います。


さて、うろ覚えゲームボーイ記録の時間です。

本日のゲームはこちらです。



1990年12月にスクウェア(現スクウェア・エニックス)から発売されたロールプレイングゲーム「Sa・Ga2 秘宝伝説」です。

みなさんご存じ(？)、ゲームボーイ初のRPGソフト「魔界塔士Sa・Ga」に続く、サガシリーズの第2弾で、前作と同じスタッフ(河津秋敏氏らのチーム)が開発を行っています。

当時のゲーム容量としては破格である2メガビットを使用した事も話題になりました。

[8回]

基本的なシステムは前作を踏襲しつつ、よりファイナルファンタジーⅡチックになったというか、河津チックになったというような印象ですね。



またシリーズ初登場となるメカは、後のサガフロンティアにもきっちり継承されています。

ストーリーはもうみなさんご存じだと思いますので、割愛しますが、やはりサガといえば、そのストーリーの中で出てくる世界観とマッチした印象的なセリフが特徴の1つです。




「いまのあんたが　いちばん　みにくいぜ！」






「この イージスのたてで きみらのこうげきは ふせぐぞ」






「く・・そ・・・・　はかったな　・・・・たいさー」





「わたしが　1たいひきうけます　あなたたちは　もう1たいを！」


思い出せるだけでもうこんなに(笑)

やっぱりアポロンのインパクトが大きかったんだなと改めて感じますね。

あと、印象的なセリフに伴うBGMがまた秀逸でした。イトケンサウンドがまたそのシーンに合うんですよね。


…と、いい思い出ばかりを挙げましたが、難点もちらほらありました。

自由な成長システムを採用している弊害なのかもしれませんが、成長方法を誤ると詰むという事がこのゲームにも当てはまります。

本作では色々な武器を振ったり、魔法や特技を使ったりする事でパラメーターを育てることができるのですが、前情報がないとどうしてもパラメーターが偏ったキャラばかりできてしまい終盤詰む事がありました。

特に素早さは重要でした。育てていないと、後半のエンカウントで敵の先制攻撃でパーティ半壊なんて事も珍しくなかったです。更には、素早さ依存の強力な武器まで出てくるので、素早さを意識的に育てないとかなり厳しくなります。

あと魔力(知力だったかも)も重要でした。魔力が低いと回復魔法の効果が薄く使っても意味のないものになりがちでした。

サガシリーズではもはや恒例ですが、パーティ編成と育成プランが必須というゲームバランスは当時としては高難易度だったと思います。


私はこのゲームを中古で買ったのですが、その時に残っていたデータは詰みの状態だったのを覚えています。

人間男4人パーティだったのですが、回復手段が乏しすぎてどうしてもラスボスに勝てない状態で放置されてました。

…まぁ、そうなったら私も売るかもしれないな(笑)


そういえばこのゲーム。

ニンテンドーDSにて「サガ2秘宝伝説 GODDESS OF DESTINY」というタイトルでリメイクされています。



私はそっちもプレイしましたが、出来が良く3周くらいプレイした記憶があります。

従来のシステムに加え、更に連携が重視されており、強力な連携を決めることで大ダメージを与えたり、敵の群れを駆逐する爽快感が病みつきになりました。

気になる方はこちらもプレイしてみてはいかがでしょうか。



【今日も迷宮を往く　うろ覚えゲームボーイ記録　カテゴリー】

次の記事　：　うろ覚えゲームボーイ記録　28本目　「時空の覇者 Sa・Ga3」
前の記事　：　うろ覚えゲームボーイ記録　26本目　「星のカービィ」
初回記事　：　うろ覚えゲームボーイ記録　1本目　「アレサ」