動画投稿サイトのゲーム動画を見るのが結構好きだったりします。最近はロックマンのTAS動画ばかり見ています。

昔やったゲームのTAS動画を見ると驚きの連続ですね。思わず「ありえねー」って突っ込んでしまう感じになるのが好きです。思い出補正もあるのかな。

実況動画はたまに見ますが、個人的にはボイス無しの解説動画の方が好きかな。実況もそんなにうるさくない人が好きです。騒がしいのはちょっと疲れる(笑)


「厄痛　～呪いのゲーム～」のゲームの続きをプレイしていきます。



みすず編の続きをプレイしていきます。

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■　みすず編　第5話　「楠木スミレ」


わたしと省吾は、本当に雑誌社に来てしまった。ここまで来てなんだけど、本当に信じられない。



省吾なんかもう浮き足立っちゃって仕方ない。


省吾：「ま、ま、ま、牧原さん…ぼぼぼぼぼぼぼ、僕は…。」

みすず：「ああもう、あんたが緊張しているのはわかったから、少しは落ち着きなさいって！」


わたしは省吾を引き留れるようにして雑誌社のドアをくぐった。

[7回]

わたしたちは受付でしどろもどろに答えながら、楠木スミレという女性を呼び出してもらった。社長がアポをとってくれたためか、さしたる時間も待たずにわたしたちは応接室へと通された。


みすず：「失礼しまーす！」


ノックをして部屋に入ると、そこにはすでに一人の女性が待っていた。




！！？

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うわああああああ！最近のプリクラかオメー！！！


参考記事：　いまトピコラム/最近のプリクラはこんな加工をしている！


…まぁ、この人はオープニングにも出て来ましたから皆さんのショックも少なかったかと思います。そう、この人こそ楠木スミレ。今後の物語のキーマンになります。

ここからどう話に絡んでくるのか楽しみです。そしてオープニングの謎も解ければいいですね。

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スミレ：「あら、いらっしゃい。あなたたちね。ツブレソフトの新人さんっていうのは。ツブレさんから聞いているわよ。期待の新人二人が向かうから、よろしくってね。」


そう言ってスミレさんは握手を求めてきた。

思っていたほど怖い人じゃなさそう。わたしも省吾もとりあえず胸をなでおろしていた。

でも、このスミレという女性…どことなく不思議な感じがする…。なんて言ったらいいのかな。こいう、ちょっと普通ではないというか何というか…。

そのときわたしが抱いたスミレさんの印象は…。


A.なんか素敵な人…
B.おかしい人なんじゃ…
　　→　選択　B


な…なんかおかしいわ。

わたしはスミレさんからただならぬ雰囲気を感じていた。こう言ってはなんだけど、人間じゃ…ないみたい…？？

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この選択肢失礼だろ(笑)

でも、ただならぬ雰囲気というのは間違いないですね。

私も実際にスミレさんを目の前にしてあの瞳で見つめられたらカチンコチンになって動けないと思います。

さあ、このみすずの女の勘(？)は当たるのか？

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わたしはスミレという女性からなにか肌寒いものを感じ取っていた。


スミレ：「私の顔になにかついているかしら…？」

みずず：「い、いいえ…。」


わたしは思わずスミレさんから目をそらした。


スミレ：「それでゲームの方はどうなっているのかしら？」

みすず：「あ、そうそう。忘れてた…。」


スミレさんの言葉で私は我にかえった。



そう、そうだ。わたしたちはここに遊びに来たわけではないのだ。わたしは鞄の中からサンプルゲームを取り出して、あわててスミレさんに手渡した。




スミレ：「へえ、これがあなたたちの新作ソフトね。」


こう言ってスミレさんはゲーム機のスイッチを入れた。


省吾：「これがわたしたちツブレソフトが威信をかけてお送りする最新のゲームです。」

みすず：「主人公のトビウオくんにプレイヤーが扮して、海の中を冒険するアドベンチャーゲームです。涙あり、笑いあり、感動ありの、欲張ったつくりにしてみたんですけど…。」


わたしたちはどうしてもこのゲームを売り込まなければならない。個人の感想はともかく、なんとしてでも、雑誌に記事を載せてもらわなければならなかった。

わたしはこうゲームの説明を続けた。


A.すっごく面白いんですから
B.まあ、そこそこ面白いですよ
　　→　選択　A


みすず：「これがもうすっごく面白いんですから。」


わたしたちそれはもう二人がかりでこれでもかというくらいしつこくアピールをした。スミレさんはわたしたちの勢いに少しうんざりしていたみたいだけど、そんなことはお構いなし。わたしと省吾は矢継ぎばやにセールスポイントを並べ立てた。

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つまらないゲームを面白いとアピールしなければならない苦しみはまだわかりませんねー。

私は別にお金をもらってこのブログを書いているわけではないので、結構自分の心に正直に書いているつもりなんですが。

それがお仕事と言われてしまうと何とも言えないのですが、ゲーム評論家とかって結構厳しいお仕事なのかもしれませんね。

本音を押し殺して提灯記事を書くのは嫌だなあ。

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…と、そのとき急にスミレさんが席を立った。


スミレ：「ごめんなさい…急に気分が悪くなって…。」


そう言ってスミレさんは口元をおさえた。ふらふらと壁に手を突きながら部屋を出ていこうとする。


みすず：「あ、あぶないっ！」




わたしはよろめくスミレさんを脇から支えた。スミレさんは息遣いがあらく、熱があるようだった。心配になり、わたしが腕をとったとき…。





！！？





えっ！？今見えたのは…！？？


スミレ：「触らないでっ！！」




その瞬間、わたしはもの凄い力で突き飛ばされた。それは病人とは思えない、すさまじい力だった。


スミレ：「ご…ごめんなさい。風邪がうつるといけないから…すぐ戻るわ。」


そう言ってスミレさんはフラフラと部屋を後にした。わたしは出ていくスミレさんをぼう然とした面持ちで見送った。

いま見たものは錯覚だったのかしら…？

わたしは尻もちをついた格好のままで閉じたドアを見つめていた。

わたしと省吾は部屋の中で待たされた。しかし、いっこうにスミレさんは帰ってくる気配がない。わたしと省吾は顔を見合わせて、ただいたずらに時間がすぎるのを待った。

…すぐに戻ると言ったスミレさんはいつになっても帰っては来なかった。

結局わたしたちはゲームソフトだけを置いて、雑誌社を後にした。

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スミレさん…半分化け物の顔だったじゃん…！

今のままでも十分化け物だったけど。

これは一体どういう事なんでしょうか。いきなり話が変な方向に進んだ気がします。


…それにしても、突き飛ばされたシーンで、普通にみすずのパンツ見えてますね。

皆さんラッキーでしたね。私に感謝してください。


これからの話の展開に期待ですね。

みすず編はまだまだ続きます。



【今日も迷宮を往く　厄痛　～呪いのゲーム～】

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