忍者ブログの有料プランを1年更新しました。

このブログもあとわずかで始めてから2年半が経過する事になります。とりあえず3年続けようという目標を持っていますが、それから先の事は考えていません。

1年更新しちゃったけど、場合によっては半年分ムダになるかもね。


さて、5月終盤からプレイしてきたファンタシースターⅡ　還らざる時の終わりですが、無事に最終回を迎えることになりました。



前回苦労しながらダークファルスとマザーブレインを撃破。

　

今回はかの有名なエンディングを紹介するのみとなります。

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ユーシスたちは暫くの間、茫然としてマザーブレインが居たところに佇んでいた。

アルゴルはついにマザーブレインの支配から解き放たれたのだ。

マザーブレインがコントロールしていたアメダスやバイオシステムはみんな役に立たなくなる。何もかも失ってしまったアルゴルには、辛く厳しい暮らしが待ち受けていることだろう。けれど　ユーシス達は新しいアルゴルに希望の光が宿っているのを感じていた。

さあ　モタビアへ戻ろう。

全てはこれからが始まりなのだから！！

[47回]

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…とその前に、このゲームのまとめを書いてしまおうと思います。


■操作面

フィールドコマンド画面が少しややこしかったです。当時としては標準的だとは思うのですが、最近の便利なコマンド画面に慣れてしまっていたため、不満を感じたのかもしれません。


■成長システム

シリーズ伝統なのかはわかりませんが、レベルアップによるパワーアップがいまいち感じられませんでした。レベルアップはステータスも伸びるので必ず良くなっているはずなんですけどね。

その分、武器を新調することによるダメージアップが目に見えて良くなっていく様は最高でしたが(笑)


■難易度

前作に比べれば低いのは間違いないのですが、私はそれでもまだ高いと思います。

要因としてまずダンジョン。ダンジョンが3D→2Dになった事による難易度低下はありますが、そのダンジョンがほぼ全てネクロゴンドの洞窟並、言い換えるならばFF2並に入り組んでいるため面倒臭さはあまり前作と変わっていません。

あと戦闘ですね。これまで何度も書きましたが敵がマジで強いです。終盤の敵が硬さとHPの高さには本当に苦労します。容赦なく殺しに掛かってくる敵の群れにウンザリする方も多いのでは。

私はどこでもセーブアイテムである「ビジフォン」を使ったのでまだマシでしたが、使わないとなると結構厳しいゲームになると思います。


■その他

印象に残る音楽が多いです。全体的にアップテンポで明るい曲が多いのでそういうのが好きな人にはおすすめです。

あとアニメ調のキャラクターが良かったですね。時代を先取りしていたキャラデザは成功だったのではないでしょうか。もう少し各個人を掘り下げるイベントがあってもよかったんじゃないかと思いますが。

蛇足かもしれませんが、これに関連してメガドライブのゲーム図書館にて「ファンタシースター テキストアドベンチャー」というゲームが配信されていました。



これは、ファンタシースターⅡのメンバー8人が出会う前のストーリーが語られており、ゲームブックのように物語を進めていく物のようです。バーチャルコンソールでは配信されていないので、ここまではプレイしませんが興味のある方はどうぞ。


このゲームは私にとって充分に楽しめた1本となりました。

全ブログ記事は18回。これもいい感じの長さでまとまってくれてよかったです。

続編であるファンタシースターⅢはおそらくプレイする事になるだろうと思いますので、楽しみに待っていて下さい。

それではこれまでお付き合いいただきありがとうございました。

ここから先はエンディングとなります。ネタバレ注意報を出しておきますのでこの先はご注意を。

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………。



……。



ルツ「ユーシス！！待ちなさい！！」


ルツのいつになくこわばった声がユーシス達の心に飛び込んできた。


ルツ「その船の中にはまだ何者かがいる！まだ戻って来てはいけない！！」

ユーシス：「なんだって？！」



………。



……。





！！？

ユーシス：「いったいこれは？！こいつらはいったい何者なんだ？！」



「宇宙船ノアにようこそ。ぼうやたち。」

「おまえたちは　いったい？！」

「おまえたちという言い方はあんまりだね。君らは我々を敵だと思っているんじゃないだろうね？」

「………っ！！！」

「そうか。我々にとっても、マザーブレインを壊した君らは憎むべき敵だ。」

「そうか！マザーブレインを作ったのはおまえ達なのか！おまえ達は何者なんだ？！」

「我々はアルゴルの人間ではない。われわれの故郷は地球という星。銀河にひときわ青く輝き、高度な文明の花をさかせた。我々はその地球の最後の子孫なのだ。」

「最後の…？」

「そう、我々の故郷は今はもう無い。なぜ無くなってしまったかその理由を知りたいかね？今にして思えば我々は実に弱い人間だったのだ。心の中に住み着く悪魔ダークファルスが自分の中に居る事を知っていながら、それを抑えることができなかった。そして、憎しみは憎しみを呼び、文明の力を借りて思い上がった心は自然を操ることに喜びを覚えたのだ。そのことが、自分の首を絞めているという事に気が付いたのは最後の瞬間だった。地球が壊れていく音を聞きながら、我々は自分たちが間違っていた事に初めて気づいたのだった。かろうじて生き残った我々はこの船に乗り込み宇宙を彷徨った。そして、見つけたのだ！このアルゴルを！」

「………。」

「アルゴルの人々は災いを知らずに暮らしていた。我々にはそれが羨ましくもあり、妬ましくもあった。我々はその時誓った。なんとしてもこの星を手に入れると。我々は失ってしまった故郷の代わりにこの星をいただく。それだけのことだ。マザーブレインは無くなってしまったが我々の力をもってすればアルゴルを支配するものを再びつくりだすのは簡単な事だ。お前たちもパルマを破壊するだけの力を持った我々に逆らう程愚かではあるまい？さあ、おとなしく死んでもらおうか！」


その時、ルツの力によって仲間たちが送られてきた！！


※補足：画像にはアンヌが2人居てカインズが居ませんがこれはバグだそうです


「くっ。小賢しい真似を！アルゴルが滅亡するのはもう時間の問題だというのに…！」

「うるさい！！　だまれ！！」


そして次の瞬間、ユーシスたちは何百人といる地球人めがけて斬りかかっていった…！




ルドガー：「愛するものを失う事の悲しみをお前たちにも味あわせてやる！」




アンヌ：「あなたたちの瞳にとまどいと憐れみが浮かんでいるのが見える。私はあなたたちの行いを決して許さない！」




カインズ：「ちきしょーっ！！俺たちの…俺たちのアルゴルをめちゃくちゃにしやがってー！！」




シルカ：「私は運命の奴隷にはならないわ！未来は自分の手で切り開いて見せる！！」




ヒューイ：「お前たちは生きていくことの醜さを見せつけてくれた。けれど僕たちは命の美しさを決して忘れない！！」




アーミア：「滅びゆく者は滅びよ！これが私のあんたたちへのせめてもの手向けの言葉よ！！」










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