そういえば、10月16日にWizardry-Onlineがサービスインしたんですよね。うーんネタにもなるし、ダウンロードだけでもしてみようかな。なによりもWizardryのネームバリユーに惹かれてしまいます。

Wizardry-Online　公式サイト

ネットゲームはここ6年くらい離れています。私がプレイしたのは、応援バナーに貼ってある「君主」が最後ですね。

辞めた理由は簡単で、私のキャラの装備がロストしたからです。当時の「君主」は装備が時限制だったので、少し日を置いてログインすると、装備がはがれて素っ裸という恐ろしい仕様だったんです。

裏を返せば、私はそのおかげでどっぷりハマっていたはずのネットゲームから離れる事ができたわけです。

Wi-Fiの通信対戦とかはプレイしていますが、それはネットゲームとはまた別ですよね。

さて、表題の話は最後にしたいと思いますので、先に光の4戦士のゲームの続きをプレイしていきたいと思います。



まずはスペルビアにいるロランの下に行きましょう。

[9回]

闇の世界が今リチャード達のいる世界をのみこみはじめているとロランはいいます。

そして闇の世界へ行き魔王を倒さないとこの世界に平和は来ないと…。

うむ、明らかにゲームが佳境を迎えてますな。



でもその前に、ミニゲームとかで少しクラウンを集めて行こうと思います。

はい、光の4戦士の話はこれで終わりですよ。

我ながら思います。短ぇよって。


まぁ、今日はネットゲームでの思い出話をさせて下さいよ。

あれは5年くらい前ですかねぇ、当時私は「スカッとゴルフ パンヤ」というネトゲをやっていました。ネトゲでは有名なタイトルですのでやった事がある、聞いた事があるという方も大勢いらっしゃると思います。

スカッとゴルフ パンヤ　公式ページ　

その名のとおり、オンラインのブラウザゴルフゲームです。

今はどうかわかりませんが、当時はシングルプレイができなかったので、必ず他の誰かとプレイする事が必須でした。なので、入れ替わり立ち替わりで、知らない人達と、時にはチャットで簡単なコミュニケーションをとりながら、ひたすらゴルフをするわけです。

プレイに集中したい場合は、チャット禁止部屋なるものも用意されており、そこの部屋でプレイする場合は、お互いチャットはしないという暗黙の了解がありました。

別にチャットしてもペナルティーは無いのですが、ひたすらプレイする人用に配慮されたスペースという位置づけだったと思います。

私は知らない人とのチャットが苦手だったので、好んでその部屋をよく使っていました。

そこで私は、2人プレイで9Ｈ(ホール)プレイのエントリーを作り、誰かが入って来るのを待っていました。時間帯は平日の日付が変わる少し前くらいだった記憶があります。3分もしないうちに1人エントリーをしてきたので、プレイを始めました。

相手の名前をもう忘れてしまったので、仮に「たろう」とでもしておきましょう。

チャット禁止部屋なので、私とたろうはお互い黙々とプレイをしていきます。


3Ｈくらいまわったところでしょうか。急にたろうがチャットで話しかけてきたのです。

たろう：「パンヤって面白いよね。よく来るの？」

私は「チャット禁止部屋なんだけどなー…。まあ、ペナルティないし、2人プレイだし、無視するのも申し訳ないなー。」と思い、

ＳＮＧ：「うん。面白いね。僕もよく来るよ。」

と返事をしました。ＳＮＧとは私のハンドルネームです。

そこからたろうが色々とチャットで話しかけて来るようになりました。

その部分の会話の内容は覚えていません。

所詮知らない人同士の会話です。かなりどうでもいい内容だったと思います。

しかし、たろうのこの質問で空気が変わります。

たろう：「ＳＮＧって今何歳なの？」

5年前ですと私は25歳でした。ですので、

ＳＮＧ：「25歳だよ♪」

と返答したら、急にたろうからの反応が遅くなりました。


そして1分後くらいに…

たろう：「…私14歳なんです…。なんか、すいません…。」

ＳＮＧ：「すいませんってどういう事？」

たろう：「いや、だってこれまですごくタメ口でしたし…。」

ＳＮＧ：「いや、気にしてないよ。ゲームを楽しもうよ。」

見知らぬ人とのチャットで、急に敬語に変わられるこの違和感…。


その後、たろうから色々と聞いてみると、パンヤは彼の中学校の間でも人気のネットゲームらしく、いつもは同級生の友達とばかりプレイしていたので、たろうはまさか私が社会人だとは思っていなかったようです。

そしてたろうから怒涛の質問攻撃が始まりました。

たろう：「ＳＮＧさんって高校ってどうやって決めたんですか？」

たろう：「受験勉強ってどう進めればいいんですか？」

たろう：「アルバイトとかって何やっていましたか？」

たろう：「やっぱり社会人って大変なんですか？」

たろう：「彼女とかっているんですか？」

なんじゃこりゃ、ここは人生相談室か(笑)


実は、私の方もカルチャーショックを受けていました。

パンヤには若い子がたくさん居るんだろうなとは思っていましたが、実際に年齢をカミングアウトされて、しかも中学生という事で、内心かなりビックリしていました。

思えば、私が中学生の頃はネットゲームなんてなかったわけですから、中学生がパンヤに居るという発想が、当時の私には無かったのです。

結局その日は、一旦プレイを止めて、その後２時間くらいチャットでたろうの悩みをきくハメになりました。

しかも内容が結構ガチであり、半端な答えをすると失礼かなと思い、私も真剣に返答しました。

そして、ゲームが終了してラウンジに戻ると、

たろう：「どうもありがとうございました、色々お話がきけてうれしかったです。お仕事頑張って下さい。」

と言って、たろうは去っていきました。

その後、私とたろうはパンヤで出会う事はありませんでした。

私はその後すぐに、ノートPCを買い替え、ついでにパンヤも辞めました。


一期一会とは、いつも当たり前のように会えて今日も会えたのだから、明日も会えるとは、実は限らない。だから、もう二度と出会えないかも知れないぐらいの覚悟で、大切に、その人に接しなさいというような意味であったと記憶しています。

私とたろうの出会いは一回きりでしたが、まさにそれであったと思います。

たろうは今19歳、もしくは成人の筈ですが、当時の彼に何か役に立てたでしょうか。


長くなりましたが、以上が私のネットゲームでの思い出です。

あれから5年がたちましたが、ネットゲームでこういう体験はまだできるのでしょうか。

そう考えると、ネットゲームをまたはじめてみたくなってしまいますね。


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