いやー久しぶりに晴れましたねぇー。

けど暑そう…。。。


極限脱出　9時間9人9の部屋のプレイ日記もようやく2度目の探索パートです。

探索パートじゃないとゲームじゃないですからねぇ。これは素直にうれしい。

淳平達も【4】の扉へと向かい、REDの前に立ち次々と掌を認証させていきます。




淳平：「準備はいいか……？」


サンタ、八代、紫の3人は顔をこわばらせて答えます。いよいよ【4】の扉に突入です！

[4回]

サンタ：「走れ！」


淳平達は一気にゲートを潜り抜けます。するとバングルから冷たい電子音が…。



見ると、バングルの中で真っ赤なドクロマークが踊っているじゃないっすか！これは絶対にアセるだろ！


サンタ：「おい！DEADはどこだ！」



八代：「知らないわよ！」

サンタ：「知らないじゃねぇだろーが！探せ！」

八代：「言われなくも探してるわ！」


そこは長い直線通路で突き当たりまでゆうに100ｍくらいでしょうか。その右側にズラリと木製のドアが並んでいます。



結局DEADは直線通路の突き当たりにという嫌がらせのような場所に設置してあり、4人は急いで認証を済ませます。まぁ、数ある部屋の中の1部屋とかいう嫌がらせじゃなかっただけマシでしょうか。

4人はひと息ついてから、あらためてあたりを見回してみます。

すると、通路の突き当たりは、樫かなにかでできた重厚な両開きのドアがありました。そしてその左右の壁には1枚ずつ片開きのドア。突き当たりのドアは施錠されていて開かず、また特殊な鍵穴を発見します。




淳平：「これは『オス』のマークか…？」



紫：「違いますよ。これはたぶん【火星のマーク】だと思います。確かに『オス』のマークと同じですけどね。でも…ほら、大階段の近くにも、同じようなマークがあったじゃないですか。太陽系の星を示すマークが…。」


そう、太陽、土星、地球とマークがありましたね。覚えてますか、みなさん？まぁ、とにかく鍵がなければ正面のドアは開かないという事です。

左右の壁には1枚ずつ片開きのドアには金属製のプレートが貼り付けられており、左手のドアには【B92】、右手のドアには【B93】と記されています。淳平は92号室、サンタが93号室のドアノブに手を掛けてひねると、ドアはどちらともあっさりと開いてしまいます。


サンタ：「おい…開いたぞ…。」

淳平：「あぁ…開いたな…。」


あまりにもあっさり開いて両者拍子抜けの状態です。とにかくこの2つの部屋に、先に進むための手掛かりがあるはずです。

ここでようやく待ちに待った探索パートに入ります。攻略の手順は詳しくは記しませんが、92号室と93号室は左右対称の部屋になっています。しかし、お互いの部屋にはそれぞれ欠けているものがあるので、それを補ってやっていくと先へすすむヒントがポコポコ出てきます。92号室では紫と、93号室ではサンタと八代と探索する事になります。

とくに下の抽象画はキーポイントになります。



ちなみにこの抽象画ですが紫は「象みたいな悪魔が人間の脳みそをちゅーちゅーとすすっているように見える」そうです。ものすごい審美眼ですな。淳平も若干ひいています。

余談ですが、92号室の探索では紫が積極的にボケてきます。ちょっとイメージと違うな…そういうキャラ付けだったのかよ。ダブルベットを見て勝手に顔を赤らめたりしたり、一緒にシャワー浴びようと言ってきたり…お前そんなにしたいんか？？？あと、2人で小学校の時を思い出そうとするシーンがありますが、特に何もないので割愛します。

また、92号室では船内マップを拾う事ができるのでしっかり回収しましょう。ていうか回収しないと話が進まないのかな？船内マップを見つけると淳平と紫はタイタニック号の話を始めます。ゼロも実は今淳平達が乗っている船をタイタニック号のように例えている描写をしていたのです。

けっこうマニアックな話になっていき、紫はタイタニック号に乗っていたアモン・ラー神殿の【王女のミイラ】の話をし始めます。そのミイラに関わった人は呪われまくるそうで…タイタニックもそれで沈んだと紫は豪語します。その【王女のミイラ】は全身がガチガチに凍っていたようで、干からびていなかったとされています。…

この話は今後の展開に何か意味あるんだろうか…。。。

一方93号室。基本的に92号室と同じ構造なので調べるポイントは同じ場所になります。余談ですが、こっちではサンタと八代がどちらもダブルボケをしてきます。しかしボケの破壊力は紫の方が上かな。

また、93号室を探索していると、サンタが【四葉のクローバー】が貼り付けられた栞を見つけます。サンタは【四葉のクローバー】の持つ意味(Hope・Faith・Love・Luck)をすべて裏切るからという理由で自身の世界で一番嫌いな言葉と教えてくれます。

ロックな生き方なのか、単にひねくれているのかよくわからん奴だ。もらうかどうかの選択肢が出るので、一応もらっておきましょう。

またもう1つの理由が。サンタはそもそも4という数字があまり好きではないそうです。

じゃあ5の扉に行けばよかったじゃねーか！

彼曰く中途半端であると、おいちょかぶにおいて。そこからサンタのおいちょかぶの話がはじまります。そこに八代も話に混ざってきます。


八代：「そういえばノナリーゲームっておいちょかぶに似ているわね。まぁ、おいちょかぶの方は【数字根】なんていう面倒くさいものは使わないけどね。札の数を足して2ケタになったら、十の位を切り捨ててしまえばいいだけで…。でも『合計数をひとケタに代えて勝負する』という意味では同じじゃない？あと、最終的に9を作った者が勝ちっていう部分も似ているわね。」


成程…。…タイタニック号のミイラの話と同様、この絡みなにか意味あんのか…？

続けて八代は【ノナリーゲーム】について語ってくれます。【ノナリー】というのは『9個からなる～、9進法の～』という意味があるそうです。語源はラテン語の『ノナ』、9の接頭辞。へぇー、それは知らなかった。前々回のブログにてゼロが9にこだわる理由というのは【ノナリーゲーム】という言葉自体にも理由があったというわけですね。

その後探索を続けて無事【火星の鍵】をゲットします。

ここで話は先ほどの抽象画に論点が移ります。


サンタ：「それにしてもなんだこの絵。」

八代：「私…これと似たような絵を見た事があるわ。イギリスの生化学者【シールドレイク】という人が面白い学説をとなえていてね。それについて書かれた本の中で見たのよ。」

淳平：「面白い学説って？」

八代：「【形式形成場仮説】あるいは【形成的因果作用の仮説】ともいうらしいけど。要するに『生物の形や行動パターンといったものは目に見えないフィールドを介して伝わっているんじゃないか』ってことで…。言い換えると『テレパシーのメカニズムに関する仮説』って感じかしら。別に本を読んだだけでその仮説を信じているわけじゃないの。まぁともかくその本の中で見たのよ。これと似たような絵を。」


八代は抽象画に近づくと唐突に尋ねます。


八代：「これ…何に見える？」

サンタ：「ただの抽象画だろ？白と黒で描かれた絵にしかみえないな。」

淳平：「強いて言うなら湖に浮かぶ小船かな？この辺が船で、このへんからオールが突き出てて…。」

八代：「残念。はずれよ。正解は『小型犬』。ほら…こんな感じで…。」





うーん、2枚を比較するとわかるかもしれないですね。


八代：「イギリスのあるテレビ局でね、こんな実験をしたの。まず、これと同じような絵を2枚用意する。両方ともパっと見ただけではわからないんだけど…。でも正解を教えられたら、もうそれにしか見えなくなってしまうような…。片方は『帽子をかぶった貴婦人の絵』、もう片方はとりあえずわかりやすくすために、『この小型犬の絵だった』ってことにしておきましょうか。でね？実験を行ったテレビ局は、この2枚の絵をどうしたのかっていうと…」


その局に放送電波が届かない遠隔地へと、まずはそれらを送ったようです。それこそ世界各国に。そして約1000人に対して2枚の絵を見せて『何に見えるか』とたずねると、結果は『貴婦人の絵』を見て『貴婦人の絵だ』とわかった人の割合は【9.2%】>。『小型犬の絵』を見て『小型犬の絵だ』と答えた人の割合は【3.9%】だったそうで。

それから2日後…、テレビ局はこんな放送を行います。30分番組の中で『小型犬の絵』だけを、答えとともに流し、もう一度世界で同様の調査をおこなったところ、『小型犬の絵』の正解率は跳ね上がっていたようです。


八代：「繰り返しになるけど、被験者たちは番組を見ているはずがないのよ。局のあるイギリスから遠く離れたところに住んでたんだもの、当然よね。にもかかわらず、答えと共に放映された『小型犬』の方だけ正解率が上がったの。ま、話した事はすべて事実よ。ねつ造の可能性もあるけどね。」


八代とサンタは冗談のように受け取りますが、淳平は何かが引っ掛かる様子。【形成的因果作用の仮説】ねぇ。まぁ後ほどの伏線であることを祈りましょう。

一同は【火星のカギ】を使って正面の扉を開けます。

とりあえず探索パートはここで終了になります。

次回から新展開のはず。



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