前々から3周年を迎えるまでに今やっているゲームを全てクリアしたいと言っていましたが、スマン、ありゃ嘘だ！ていうか無理だ！

多分、毎日更新できでも無理…という事で3周年から暫くはブログを続ける事になりそうです。

これは良いのか悪いのか(笑)


「厄痛　～呪いのゲーム～」のゲームの続きをプレイします。



今回よりコウゾウ編をプレイしていきます。

この悲劇の全ての現況である彼の視点でこのゲームの世界を覗いてみることにしましょう。

ただし、期待はしないでね！特に内容は！！！

---

■　コウゾウ編　第1話　「意思」

…憎い…憎い…憎い！！！

全てが憎い。全て目障りだ。

[9回]

この俺をおとしいれ、ばかにした連中はすべて闇に葬り去ってやる。

俺を狂人あつかいする奴には復讐をしてやる。

いいや、これは復讐などではない。自然の摂理だ。神の意志なのだ。

下されるのは神からの鉄槌なのだ。これは裁きのいかづちだ。


※イメージ図

なぜなら、狂っているのは俺ではなくお前たちの方だからだ。

だから、俺は人を超えようとした。神になろうとした。新たな人類の発展の礎を築こうとしたんだ。



それのどこが悪い！なにがおかしいというんだ！！

おまえたちはクズだ！！！

これから生き残るのは、俺が生み出した新人類たちだ。


※イメージ図

いまはまだただの怪物かもしれん。だが、それもわずかの間だ。

くくく…もうすぐだ。俺の望みが実現するのも。

目に浮かぶぞ…。

貴様らがもがき苦しむ姿がな。ふはははははは。

---

…えーっと、なんかスイマセン。

いきなりのご挨拶のコウゾウ編ですが、ブラウザバックボタンをプッシュとかいうような悲しい事はやめてください。

さてコウゾウ編の冒頭の辺りの描写を見ると、私は筋肉少女帯の歌を思い出しますね。「蜘蛛の糸」とか「トリフィドの日が来ても二人だけは生き抜く」とか「機械」とか。主役となっている人物の価値観が少しこのコウゾウと似ているような気がします。

なんかコウゾウの子供のまま大人になった感が凄いなぁ。

そんな気がしませんか！？


………。


……。


え？どうでもいい！？

…うーん、まぁ私もそう思ってました(笑)

---

■　コウゾウ編　第2話　「愚」

そもそも人間とはなんて愚かな生き物なのだろうか。

おのれのことしか考えられず、卑屈でちっぽけだ。その欲望はとどまる事を知らない。欲望は肥大しいずれこの地球を食いつぶすだろう。そして自分たちで自分たちの首をしめるのだ。

見るがいい、いまの地球の現状を！



空は汚れ…水は濁り…食糧不足が世界に蔓延している。

世界規模の温暖化…そしてオゾンホール。

ありとあらゆる公害が、人の手によって引き起こされているではないか。それらは著しくこの母なる地球を傷つけている。

解るか？この俺の言っていることが！？

お前らはこの地球を食い物にして、その挙句ダメにしようとしているのだ！！

だから俺は考えた。人が生き残るにはどうすればいいのかを、だ。

人間は自らの生活の欲望を追及するあまり、あまりにも地球を、自然を、傷つけすぎた。このままでは自滅の道を突き進むだろう。そうなってからでは遅いのだ。

しかし、俺にはわかるんだ。

聞こえるんだ。

海原の嘆き、大気の鳴き声、そして大地の怒りが…！


※イメージ図

自然の猛威がいずれ人間を消滅させてしまう。

それが俺にはわかる。



なのに…それなのに学会の連中は俺の話を笑って聞きやがる。この俺を狂人扱いしやがる。本当に人類の未来を憂いているのはこの俺だというのに！

そこで、どうしたら自然の驚異から人が生き延びることができるのかと考えた。そのとき導き出した答えが…。


A.人が強くなる
B.人がいなくなる
　　→　選択　A


…そう、人そのものが強い存在になればいいのだ。どんなに汚れた環境でも生きられる、強靭な肉体を持てばいいのだ。

そのために俺は長い時間を費やして研究に没頭してきたのだ…。

俺ならば、できる。この俺ならそれができるんだ。

見ているがいい。

…いや、俺がなにを言っても無駄か。

せいぜい今を楽しむがいい。

この俺が、じきじきに裁きの手を下してやる。なぜなら、俺は神になる男なのだから。

---

えー…大変お待たせいたしました。

このゲームはエコがテーマになっているといいながら、なかなかそのテーマ性をプッシュできない展開が続いていましたが、このコウゾウ編第2話でようやくその鱗片が出て来ました。



…ただ、自然を大切にしようと言っている奴がクズ設定というのはどうなんでしょうかね。

まぁ、こういう事を言いだすラスボスは珍しくもないですし、主人公側がエコを押しまくるゲームというのも考えてみたらかなりうっとおしいとも思うので、厄痛のこの設定は間違ってはいないのかもしれません。


…あー、あと学会の人の顔がホラーチックなのはなんなんでしょう。

思い出したようにホラー要素混ぜてくんなと言ってやりたい(笑)

---

■　コウゾウ編　第3話　「胎動」

俺の研究は、あと一歩まで迫っている。

試行錯誤と失敗を繰り返してきた結果だ。

神となるべき偉大な指名…それだあったからこそ、俺はどんな屈辱的な状況にも耐えられた。

そして俺の研究はいよいよ佳境に入ったのだ。

だが、その前に邪魔者を始末しておかなければならない。

その邪魔な存在とは他でもない、俺の弟、コウジだった。こいつがもっともたちの悪い種類の人間だ。



こいつを消し去る事こそ、すべての計画の第一歩だった。

俺は廊下を進みヤツの部屋のドアを開けた。

するとそこには…


「やあ、兄さん。珍しいね、俺を訪ねてくるなんて」


コウジはオレの顔を見るなり、ニヤニヤと笑いかけてくる。

相変わらず不気味な面構えだ。気に入らん。

俺の身を心配しているふりをして、実は自己満足に浸っているだけのひとりよがりの笑顔。俺を狂った男とみなしてこんなむさ苦しいビルに押し込め、それでいて保護者を気取っている。人を不幸とみなすことで自らの幸福をかみしめているのだろう。




「兄さん、気分の方はどうだい？」


恩着せがましい言葉を臆面もなく口にする。俺は腹立たしさとともに、ある種の哀れみを覚えずにはいられなかった。


「どうだい、兄さん。この子が今度は言ってくるアルバイトの女の子だ」


そこには不安げな表情を浮かべるひとりの少女の姿があった。防犯カメラからテレビモニターに映し出されている。

コウジは昔から人を驚かせてはその反応を楽しむというかわった趣味があった。それはいくつになっても変わる様子をみせず、むしろエスカレートしている。

このビルにもたくさんの隠しカメラや隠しマイクが仕掛けられているらしい。のぞき趣味があるとしか思えない行動だ。


「くだらん趣味だ！」


俺は床に唾を吐きつけると部屋をあとにした。コウジを始末しようとしたが気をそがれた。

それに、面白そうな獲物が向こうから飛び込んできた。

さっきの小娘…。

俺の実験のいい礎になりそうだ。

コウジの事なんてしばらく放っておくか。始末なんているでもできるのだからな。

---

…このパート…弟をディスっただけじゃんか！！！

そして間髪入れずにみすずにロックオン。

似たもの兄弟じゃんと思うのはきっと私だけではないはずです(笑)

こうしてみると結構速い段階からみすずを実験体にすることを企んでいたわけですねぇ。


コウゾウ編はテキストが痛々しいな…。

このペースがずっと続くなら結構しんどいぞ。

なんかスミレ編の時も似たような事を言っていた気がしますけど。

気のせい気のせい(笑)


【今日も迷宮を往く　厄痛　～呪いのゲーム～】

次の記事　：　厄痛　～呪いのゲーム～　でエコに目覚める　「コウゾウ編　その2」
前の記事　：　厄痛　～呪いのゲーム～　でエコに目覚める　「スミレ編　その10」
初回記事　：　厄痛　～呪いのゲーム～　でエコに目覚める　「序編」

©1997 IDEA FACTORY All rights reserved.