予告通り、本日より新しいゲームをプレイしていきます。

タイトルはこちら！



ババーン！

2006年12月にスパイクから発売されたWii用巨大昆虫島脱出アドベンチャーゲーム「ネクロネシア」でございます。Wiiのローンチタイトルの一つでもあります。


Wii　ネクロネシア　公式サイト


こちらがパッケージになります。



このゲームですが「悪趣味」であるというような評判を前々から聞いていました。

一体何が悪趣味なのか？

巨大化した昆虫と戦いながら島から脱出する。ここに特に妙なところはありません。

ただ、選ばれた昆虫に悪意があったとしたら話は変わってくるわけです。

…という事をお察しいただきながら読み進んでいただければ幸いでございます。

[7回]

ではさっそくこのゲームの簡単なストーリーを紹介させていただきます。

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主人公のレイは、ミシェルに淡い恋心を抱く大学生。
ある日、レイは、ミシェルのハートをつかむため、
彼女の研究レポートをまとめる手助けをしようと、共にベルゼバーブ島に訪れる。





そう、ミシェルの専攻は昆虫生態の研究だったのだ。
大学の仲間である主人公のレイとヒロインのミシェル、
そしてレイの腐れ縁のマイクは連れだってベルゼバーブ塔に上陸した。





未知の島、ベルゼバーブへ入港するレイたちの乗る船…。
ベルゼバーブ島に到着した後、3人の間に起こるハプニングにより、
ミシェルとマイクがキャンプ地を離れてしまう。
独り取り残されたレイは、愛するミシェルを探し出すため、
ベルゼバーブ島を彷徨うこととなる。

しかし、彼を待ち受けていたその島は、恐るべき巨大昆虫の楽園だったのだ。

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範馬刃牙なら泣いて喜びそうなストーリー構成ですな(笑)

　

ドキッ！師匠だらけの格闘大会！！！

これはミリオン売れる！


…と、しょうもない冗談はこれくらいにしまして、登場人物の紹介を行います。




こちらが主人公のレイです。金髪にイメチェンした藤原竜也ではありません。

基本的に彼を操作してこの島からの脱出をはかります。野球部のエースという設定があり石などの投擲を得意にします。




そしてこちらがヒロインのミシェル。男よりも昆虫の生態に夢中というなかなかぶっ飛んだ設定のヒロインです。

…が、一応レイには好意を持っているみたいですが奥手なので態度に出さないなんていう設定があったりします。生かされるのか？この設定？




最後に主人公の幼馴染のマイク。ワイルド担当。何故か銃を所持しています。彼の起こした行動で3人はこの後離れ離れになってしまいます。

…こういうキャラって後々損な役回りが待っているような気がしますが、このゲームでは大丈夫でしょうか。


色々と紹介がすんだところでさっそくゲームをプレイしていきたいと思います。

場面はベルゼバーブ島にレイ達3人が上陸したところから始まります。


ミシェル：「うーん！いい気持ち！」

マイク：「予想通り、シケた島だな。なあ、レイ。」

レイ：「………。あ？ミシェルがどうしたって？」

マイク：「そんなに見つめてると、ミシェルに風穴があくぞ。」

レイ：「お前こそオレ達に風穴を空けるなよ。」


マイクは先ほど紹介した通り、銃を所持しています。

物騒な物を持ち歩いていますがこの選択は正しかったと言えるでしょう。

ただ虫を調べに行くと言っているくせに半袖で来る神経はちょっと微妙ですけど(笑)


ミシェル：「！　わぁ！マイク！レイ！」







ミシェル：「見て！この島にしかいない珍しい種類よ！」

わさわさわさわさ…。



………。



……。



ぎゃあああ！手で掴んでんじゃねー、このバカアマー！



思わずメンズもこのドン引き反応。至極当然と言えるでしょう。

ヒロインであるミシェルにはこういう残念な仕様があります(笑)


マイク：「…アイツも、あんなじゃなきゃ今頃、恋人の二人や三人、いるんだろうけどな。」

レイ：「ミシェルをお前と一緒にするな。彼女は、一度に複数の男と付き合うような子じゃない。」

マイク：「オレだって、二股なんかかけないさ。」

レイ：「二股も、とっかえひっかえも、似たようなもんさ。3か月以上続いた事あんのかよ？」

マイク：「オイオイ、レイチャムとはもう4か月だぜ。お前こそ、好きならなんで告白しない？オレ達、ミシェルと出会って、もう3か月だぞ？」

レイ：「彼女がいるからって威張るなよ。お前に心配されなくても…。この旅行中に告白するつもりだ。」

マイク：「ははーん。道理で虫嫌いのお前が、こんな絶海の孤島までやってきたワケだ。」

レイ：「それに、お前とミシェルを二人きりにするなんて、ありえないからな。」

マイク：「信用ないな。オレたちゃ、高校時代からの親友だろ？今じゃ仲良し三人組だ。」

レイ：「お前とは腐れ縁だ。ミシェルとお前じゃ、美女と野獣だよ。」

マイク：「こんな島には、野獣が良く似合うと思わないか？」

レイ：「言ってろ！」

ミシェル：「マイク！レイ！向こうに、キャンプできそうな場所があるわ。早く、行きましょう！」

マイク：「船に乗ったのは、午前中だったよな？照り付ける太陽は、何処に行っちまったんだ？」

ミシェル：「太陽は、明日になればまた昇ってくるわよ。」

レイ：「マイク、せっかくの夏休みなのに、レイチャムと一緒じゃなくてよかったのか？」

マイク：「お前に、他人の心配しているヒマなんかあんのか？」


レイの「マイクには彼女いますよ」アピールに少しイラッとする(笑)

合コンとかにもたまに居ますよね。「コイツ彼女いるよー」とか言う奴。

放っておいてやれよとか思っちゃいますけど。


ミシェル：「それにしても、さすがネクロノーツに記されている島だわ。まさに、昆虫たちの楽園ね。」

レイ：「つまり、この島にはさっきみたいのが、ウジャウジャいるわけだ…。」

ミシェル：「ベルゼバーブ島の昆虫達は、地球上で最も進化していると言われているの。その生態を分析する事で、人類の医学は、さらに発展する可能性を秘めているのよ。」

レイ：「あの気味悪い昆虫が、人間の医学に貢献するなんて、なんかすごいね。」

ミシェル：「レイ、昆虫嫌いは早く治した方がいいわ。あなたは今、全世界の50パーセント以上の種族と仲良くできないでいるのよ。」

レイ：「それどころかこの島じゃ、99パーセント以上の生き物と仲良くなれそうにないよ。」


長いプロローグはまだ続くのですが、ここでいきなりチュートリアルが始まります。

戦闘を中心に操作方法を一通り確認できるのでやっておきます。やれる事は結構幅広いので覚えるのが大変です。


・武器を振って攻撃(コンボ有り)
・武器を突いて攻撃
・武器を投げて攻撃
・左右回避、バックステップ
・主観視点、客観視点の切り替え


Wiiリモコンを振る動作が多いので咄嗟に行動できるかが生き残りのカギになりそうです。


チュートリアルが終わるとプロローグの続きが始まります。



本を読んでいるミシェルを見つめるレイ。

好きな子を眺めたくなっちゃう気持ちはわかりますね。見られている方はわかるといいますがそれでも見てしまう事は私もたまーにあります。


ミシェル：「読みたいの？レイ？この本には、あなたの嫌いな虫のことしか書いていないわよ？」

レイ：「ミシェル、ちょっと話があるんだ。散歩でもしないか？」

マイク：「なんだよ、オレはノケモノか？」

レイ：「大事な話なんだ。ちょっとくらい、構わないよな？」

マイク：「それがそうもいかない。オレもミシェルには、大事な話があってな。」

ミシェル：「二人ともどうしたのよ？なんなの？大事な話って。」



マイク：「オレは散歩なんかしなくても、ここで話せるから先に言うぞ。オレと付き合ってくれ、ミシェル。」

レイ：「！！？」

マイク：「好きなんだ、ミシェル。」


うおおおおおお！出し抜き、キターー(゜∀゜)ーー！！！

レイ涙目(笑)

さすが、プレイボーイ！さすが、ワイルド枠！

こういう事をサラッと言える事にはちょっと感心してしまいます。


レイ：「お…お前、突然、何を言っているんだよ？」

ミシェル：「マイク……友達として言うけどそういう冗談は言わない方がいいわ。」

マイク：「冗談なんかじゃない。オレは本気だ。」

レイ：「だってお前は、レイチャムと付き合っているじゃないか？」

マイク：「彼女とは、先日別れた。だから、ミシェル、オレと付き合ってくれ。」

ミシェル：「ちょ…ちょっと待ってよ。突然そんな事言われても…。」

レイ：「そうだぞ、マイク！時と場所を考えろ！」

マイク：「じゃあお前なら、いつどこで告白するんだ？」

レイ：「うっ…うるさいっ！」

マイク：「返事は今すぐじゃなくていい。一晩、ゆっくり考えてくれ。」

ミシェル：「……ごめん…私…ちょっとその辺を歩いて来るわ…。」

レイ：「なら、オレも行くよ。一人は危険だ。」

ミシェル：「ここからそんなに離れないから大丈夫よ。混乱した頭を冷やしたいの。すぐ戻ってくるわ。」


レイ必死すぎ(笑)まぁ、気持ちはわからんでもないですがね。

それにしてもマイクやるなぁ。さっきレイに探りを入れたのも計算ずくって事ですよね。


レイ：「マイク、これはどういうコトだよ？一体絶対、どういうツモリだ？」

マイク：「オレは本気だ。親友のお前でも、ミシェルを譲る訳にはいかない。レイ。恋愛は、早い者勝ちだ。」

レイ：「エラそうに言ってんじゃねー！」

マイク：「オレは今からミシェルを追いかける。こんな島に1人にしといたら危ないからな。ミシェルは、オレの事で悩んでいる。オレが行かないでどうするよ。じゃあな…。」

レイ：「ああ、クソ…夢なら覚めてくれ……。」


がっくりするレイ。



しかしこの先、もっとがっくりする現実が待ち受けている事に知る由もなかったのである。

次回よりアクションを進めていきます。

お楽しみに。



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