待望の夏休みがやってきました。

あっという間に終わってしまうものではありますが、有ると無しでは大違いです。ガッツリ羽を伸ばしたいと思います。

ゲームばっかりしないようにしたいですね(笑)


ライトクルセイダーのゲームのプレイが前回終了しましたので、今回は恒例のゲームのまとめとエンディングを紹介していきます。



久しぶりの連投ですが一気に突っ走ってしまいます。どうか最後までお付き合いください。

まずはゲームのまとめから書いていこうと思います。


■操作面

メガドライブの作品ですので使うアクションボタンは3つしかありません。ですので最近のゲームよりかは単純で覚えやすいと言えるでしょう。

ですが、クォータービュー視点で3Dにしているせいか、ジャンプの目測が図りにくかったり、足場の高さがわかりにくかったり、どうしても斜め移動が必要になるため歩きにくかったりと、そこは慣れが必要になります。

今でこそ3Dアクションなんてのは普通なのですが、当時クォータービュー3Dアクションが主流にならず、2Dアクションが長らく主流だった理由がよくわかりますね。

移動とかジャンプはヌルヌル動くのでそこでのストレスはあまり感じませんでした。

[33回]

■システム

ゼルダの伝説のように謎解きがメインのアクションゲームとなります。

地下迷宮を歩きまわる事になるのですが、オートマッピング機能が付いていたのは個人的にかなりポイントが高いです。自分の行っていない部屋がすぐわかるようになっているのは非常に親切でした。行き詰った時に行ったことのない部屋を目指せばいいというのはわかりやすくてよかったです。

また回復アイテムを自動的に使ってくれるシステムも悪くないなと思いました。回復アイテムさえあればうっかり死ぬようなことはありません。また結構ライフにゆとりがある時期に回復をしてくれるので、回復アイテムを補充するタイミングがわかりやすかったです。

武器、防具を装備することで成長するシステムを採用しており、装備の有る無しでは目に見えて違っては来るのですが、数値化してどれくらい強くなったのかがわかればもっといいのになと感じました。これはネクロネシアと同じ不満点ですね。

魔法はエレメントを組み合わせることで使用できるのですが、性能差がはっきりしており使える魔法はかなり限られます。全体攻撃ができる最強魔法ジャッジメント以外は、メインウェポンにする機会はありませんでした。ですが貴重な遠距離攻撃の手段なので使い道がないわけではないんですがね。

肝心の謎解きなのですが、程よい難易度であったと感じています。基本的にトライアンドエラーを繰り返せば活路が見いだせます。一部、ヒントが少なすぎると思った仕掛けもありましたが理不尽なものでは無かったです。

個人的に不便に感じたのは、スタートボタンで装備や魔法、マップ画面を確認できる所謂コマンド画面へ移行するのですが、それのキャンセルボタンがスタートボタンである事です。こういうのってBボタンを押せばキャンセルされてアクション画面に戻りそうなもんじゃないですか。ですが、このゲームでは画面キャンセルもスタートボタンになっており、Bボタンキャンセルができない事に少しストレスを感じました、まぁ、些細な事ではあります(笑)


■ストーリー

王道といえば王道なストーリー展開ではあります。

ですが、終盤のプレイ記事を見ていただければわかる通り、ガッカリした事は否めません。

物語の終盤に明らかにするべき大事な真実のインパクトが弱すぎる、言い換えるならばしょぼすぎるのです。

ゲームシナリオにとって、主人公側の動機も重要ですが、それより重要なのが悪役の動機だと思っています。このゲームはそれが弱すぎる。

ですが、海外のゲーマーはゲームが面白ければストーリーはあまり気にしない方が多いみたいなので、海外向けゲームと考えれば標準的なのかなぁと考えることもできますね。


ストーリー展開に若干不満は感じたものの、謎解きのレベルや巨大モンスターの強さなども程よく、ゲーム自体の完成度はかなり高いと思います。

既にセガサターンがリリースされたメガドライブ末期の作品ではありますが、メガドライブでここまでできるという技術の集大成を示したゲームといえるのではないでしょうか。

地味なゲームではありましたが、非常に楽しませてくれました。





さて、ここからエンディングとなります。

恒例のネタバレ注意報を出しておきます。エンディングを見たくない人はブラウザバックをお願いいたします。


ブラッドロークに捕らわれていた人々はデビッドの活躍により全員救出されました。



街には賑わいが戻ってきました。



姫も無事戻って来て、王族の人々も喜んでいます。

国全体が喜びに沸く中、姫が王様に尋ねます。



そう。神隠し事件を解決し、暗黒神ハスターを撃破し国を救った勇者の姿がないのです。

しかしその頃既にデビッドはひっそりと街を出ようとしていたのです。



迷宮で一緒だった男が彼に尋ねます。














こう言い残し、デビッドはひっそりと自分の国へと帰っていきました。



グリーンロッドの人々は国を救った勇者デビッド・ランダーの名を忘れる事はないでしょう。

永遠に。





結局、デビッドは休暇で来たはずなのに、すぐに事件に巻き込まれて休む間もなく自分の国に帰っていきましたね(笑)

でも英雄になってしまったら色々付き合わされてそれこそ休む暇なんてないのかもしれないのでこれでよかったのかな。

自分の国でゆっくり休んでくれ。


これにてライトクルセイダーの記事は終了となります。

長い間お付き合いいただき本当にありがとうございました。



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