俺屍2の発売日と重なり、完全に空気っぽくなっているこの「MURDERED　魂の呼ぶ声」。他のゲームブログさんも俺屍2を扱っている方がやっぱり多いみたい。

でもこのゲームも俺屍2と同じくらい、いや、それ以上に面白いゲームに違いないっ(震え声)。



前回、苦難のインストールを終えましたので、今回から「MURDERED　魂の呼ぶ声」のゲームプレイを始めていきます。

このゲームの画像サイズは全体的に大き目ですのでサムネイル表示のままですと見にくい事が多いと思います。画像をクリックしていただけるとオリジナルサイズで表示されます。

皆様にはお手数をおかけしますがよろしくお願いいたします。


ゲームの最初の舞台はマサチューセッツ州セイラム。

今この街には連続殺人鬼が出現しており連日報道を賑わせています。



殺人現場には必ず鐘の形をした絵が残されており、警察は犯人を「ベル・キラー」と呼んでいます。しかし事件の捜査には進展が見られず、残された鐘の絵の意味するところも全くわかっていません。

主人公であるセイラム市警の刑事ロナン・オコナーもベル・キラーを追っていました。

そしてリーガル・アパートの4階の部屋にてベル・キラーと対峙することになります。

しかし…。

[9回]

ロナン・オコナーは返り討ちに会い、その人生を終えてしまいます。

そしてこれがこの物語の幕開けとなるのです。


窓から叩き落とされた瞬間、ロナンの走馬灯が始まり、彼がどんな一生を過ごしてきたのかがなんとなくわかるようになっています。

簡単に整理すると…。

　・若い頃はかなりヤンチャをして逮捕歴もあり
　・人生の節目にタトゥーを彫る趣味があるらしく全身はタトゥーだらけ
　・ジュリアという女性と結婚したが既に死別している
　・刑事になったのはジュリアとの死別後(？)
　・走馬灯はベル・キラーと対峙した場面まで
　・なのでどうやって殺されたかはわからない

こんな感じです。

外国が舞台の主人公はやたらタトゥーを彫りたがるのはなんなんでしょうね。外国ではDQN＝タトゥーみたいな法則があるのでしょうか。実際ロナンも若かりし頃はDQNだったみたいだし。


4階の高さから叩き落とされたロナンでしたが、走馬灯を見た後に意識を戻します。



意識が戻った事に自分でも驚いている様子。そりゃそうだろ。

ロナンはすぐさまベル・キラーを追おうとしますが、その時見てはいけないものを見てしまいます。




「そ…そんな…。待て…ちょっと待ってくれ…！」


そこには横たわる自分の身体が。そしてロナンは瞬時に今の自分が霊体である事を察します。自分の身体に触れると本体が少し反応します。


「まだ生きてる。大丈夫だ。まだ…体に戻れば、きっと、目を覚ますはずだ」


しかし、自分の身体に戻ろうとしていると、目の前に…



超タイミング悪くベル・キラーが登場します。

そしてロナンが持っていた銃を手に取り…。



あっ…(察し)

ぎゃあああ！やめてええええええ！



………。



……。





ズガンズガンズガンズガン！　おぉ…もう…

ベル・キラーの熱い死体蹴りにより、ロナンの本体は完全に息絶えてしまいます。

本体が撃たれた事で、霊体の身体にも痛々しい弾傷が生じます。



そして本体が死んだ影響かロナンの霊体から色が失われモノクロになってしまいます。

…よく見ると弾傷は7つありますね。

ロナンの身体に7つの傷…。



完全に北斗の拳です。本当にありがとうございました。


変異は更に続きます。なんと周りの風景からも色が失われてしまいます。



そして颯爽と立ち去るベル・キラー。言われなくてもスタコラサッサだぜぇ。いきなり苦しみだしてしまったロナンはヤツの背中を見守る事しかできませんでした。


直後、ロナンの意識が光に包まれ…



いきなり別世界へと飛ばされます。なんだここは？

光の射す方へ歩いていくと…。



そこには既に亡くなったはずの妻ジュリアの姿が！

あっ…まさかっ…ここはもしかしてっ…！




「ロナン！」

「ジュリア！また君に逢えるなんて…！ここは一体どこなんだ！？」

「ここは橋の向こう側よ」

「橋？なんのことだ？」

「あなたはとらわれてる…『橋』の上にいる状態と言ってもいいわ。いずれにせよそこは危ない。いい？あなたは橋を渡らないといけないの。だから先へ進むのよ」

「先へ…？キミはそこにいるのか…？」

「私はいいから、あなたは人生でやり残したことがある。時間がないわ。考えて！解決できていないことは？」

「わからない」

「何か必ずあるはず！行くのよ！」

「いやだ…君が俺のもとを去って俺は…」

「私にはまた会えるわ。自分の身を守って」

「待ってくれ！ジュリア！俺を置いていくなっ！」


ここでまた現実世界へと引き戻されます。

ジュリアは「ロナンは橋の上に居る」といっていましたね。三途の川を渡す橋の上といったイメージでしょうか。そしてジュリアはその先…すなわち三途の川を渡った先といったところでしょうか。

ジュリアの言った事を要約すると「成仏するために未練を断ち切れ」と言われた気がします。


現実世界ではようやくロナンの遺体を誰かが発見してくれたみたいです。



しかし、発見者に語り掛けても全く反応してくれません。

どうするべきが迷い辺りを見回してみると…



何者かが裏の路地へと入っていきます。どうやら少女のようです。ロナンはすかさず少女を追いかけます。

そして裏路地の公園のような場所で少女と対峙します。




「おい！どうして逃げた！？」

「飽きたの。新入りの世話はもうたくさん。悪く思わないで」

「壁をすり抜けるわ物は呼び出すわ…君はずいぶん慣れた様子だな。この場所の仕組みを知っているんだろ？」

「仕組み？この『場所』を理解するのは簡単よ。『才能』に気付けば出られるかもしれないわね」


何者かはわかりませんが少女は道先案内人のようです。

そして脱出方法も知っている様子。

まずは少女から情報収集をすることにしましょう。



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