「時の継承者 ファンタシースターⅢ」のゲームをプレイしていきます。



前回、運命の選択を迫られた場面から再開です。

特にリクエストもなかったので、今回はマーリナを嫁に選びアイン編を進めていきます。そもそも嫁にするために取り返しにいったんだもんね。初志貫徹で行きたいと思います。



うむ。綺麗な嫁だ。

キャラクターデザインについて気になったので調べてみたら、せがわまさき氏が参加していたようです。これには個人的にビックリ。パッケージイラストは同氏が担当したもののようです。



せがわまさき氏といえば「バジリスク　～甲賀忍法帖～」「Y十M　～柳生忍法帖～」といった作品が有名ですね。パチスロで初めて知ったという人も多いのでは。

蛇足ですが、「バジリスク　～甲賀忍法帖～」は実写映画化もされていますがファンからは無かったことにされています。私も見たのですが速攻記憶から消しました。実写映画なんて無かった(笑)

嫁を選ぶとイベントが始まります。

[9回]

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「私はマーリナのために、故郷と王位継承権を捨てよう」

「では、その代わりに私の国と私の全てを捧げます」





かくして、ケイン・サ・リークは、長い旅の後、失われた恋人のマーリナを得た。

ケインは、マーリナの国シールの王ケイン・ル・シールとなり、
アインという名の王子が二人の間に生まれた。

十数年の平和な時が過ぎた。

しかし、その平和がいま…



これは、ケインとマーリナの息子、アイン・ル・シールの物語である。

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ちょっと待て！

女のためにあっさりと故郷と王位継承権捨てちゃったよ！！！

しかも女の方はあっさりと国あげちゃったよ！！！

ゲームの序盤に両親に牢獄へブチ込まれた事がそんなに気に食わなかったのでしょうか。

ていうかこれドラゴンクエスト7の「種返せ」の某王子の展開と似てますよね。あのゲームと違うのは主人公がそれをやっちゃう所だけです。ケインの故郷リークの人々はその身勝手な行動を絶対恨んでいると思います。

…ていうか、ドラクエでやった事をことごとく先にやってるなぁ、このゲームは(笑)


ともあれ、これで無事第二世代へと突入しました。

アインの章はシールの国から始まります。



兵士が慌てて王座に飛び込んでくる場面からスタートです。

話の内容は、どこからともなくロボットの大軍団が攻めてきたこと、その軍団はオラキオの旗を掲げていること、シューソランのライル王から救援の要請がきていることの3つです。非常によろしくない事態が起こっているようです。




「私の息子アインよ…恐れていたことが、起こってしまった…。私は、旅で、この世の中には、いくつもの世界がある事を知った…。そして、いつか別の世界の者たちが、攻めてくるのではと、心配していた…。アインよ！私はこの国を守る！おまえは、ミュー、シーレンと、国を出よ！そして、『永遠の平和の世界』サテライトを探すのだ」


髭似合ってないなぁ…。

歳を取った描写＝髭というよくあるパターンですね。ちなみに母親であるマーリナは顔グラが変わっていません。こいつ魔女じゃね！？

そして、永遠の平和の世界サテライトというキーワードが出て来ました。エデンの園みたいなニュアンスなんでしょうかね。

全く手がかりがないのに探せというのは乱暴な気もしますが、アインはこの命令により旅立つことになります。



こちらがアインの初期ステータスとなります。

げっ！にっしょくのよろいとあんさつしゃのハリが無くなっているっ！！！

普通に装備は引き継ぎでいいじゃんよ…。

ちょっとガッカリです。

また、脳筋だった父親と違いアインはテクニックが使えます。回復魔法が使えるのがかなりデカいと思います。これも英才教育の賜物でしょう、きっと。


まずは南にあるシューソランへと向かいます。



シューソランといえばライルが統治している国なので、挨拶に立ち寄ります。





ライルはケインと比べていい歳の取り方をしているような気がする。

シューソランはロボット軍団との激戦区らしく、ライルは片目を失い体も傷だらけになってしまっているようです。また国民から竜の騎士と呼ばれているという話も聞けます。

王座の近くにはライルの娘ラン・ラ・ミラーがいます。



あぁ、これはおそらく嫁候補ですね。間違いない。


続いてすぐ南にあるアゴエへと向かいます。



アゴエはシューソランに比べロボット軍団による被害は少ない模様。オラキオの民の国だからかな。

アゴエ王からは、ケインの故郷リーク王国はロボットではなくモンスター軍団に攻撃されているという話を聞けます。

オラキオのロボット軍団、ライアのモンスター軍団という構図が出来ているようですが、そいつらがどこから現れるのかが全く分かっていない状態のようですね。


船に乗ってライスルへと向かいます。



ライスルの人々に話を聞いていると衝撃的な情報が！





なんですと！？

船に乗っている間、誰ともすれ違わなかったのに！

…なんていうツッコミは無しにして、急いで来た道を引き返す一行。


しかし、一歩遅かったのか、既にシューソランとシールは無人となっていました。

まさか全滅してしまったのかと思っていると、シールの城下町に人の姿が。急いで話を聞いてみると…。





国民は砂漠の世界に脱出してしまったとの事。

ここに戻ってくるときに誰ともすれ違(以下略)

そういえばお父様は旅立ちの時に「私はこの国を守る(ｷﾘｯ」とか言ってませんでしたっけ。いきなり国民と他の世界に亡命とかっていうのはちょっとアレなんじゃないですかね…。


というわけで次の目的地は砂漠の国です。まずはハサタカを目指します。

ロボット軍団が攻めてきているという設定のせいか、アイン編では現れる敵がロボットになっています。





相変わらずのデザインセンスで一安心ですね！

アインのレベルがまだ低いのと、パーティーが3人になっているせいかかなり厳しい戦いを強いられます。敵のグラブト連発にかなりイラッとします。回復アイテム大量買い込み作戦で強引に進んでいきます。

ボロボロになりながらも近未来的な洞窟を越えてハサタカに到着。







ここでの情報によると、シールからの難民は西の洞窟（シーレンがいた所）へ逃げていったとのこと。

他にも、東のフロトラーンという場所からサテライトに行く方法があるとか、そのためには力のトパーズというアイテムが必要とか、その力のトパーズはリナがいるサテラの国に代々伝わっているなど、かなり有益な情報を得ることができます。


情報をゲットした一行は西の洞窟へ。



まさかまたここを攻略するハメになるとは。3人だとかなりキツいので回復アイテムを買い込んでおきます。

最深部にはケイン達が待っています。



一緒に逃げてきたライルも居ますが、彼は重症を負い動けない状態になっています。父親であるケインからも彼の話を聞いてやってくれとお願いされるので聞いてあげましょう。




「アイン…竜の騎士と呼ばれた俺が、このザマだ。頼む、アイン！東の世界へ攫われた俺の娘を救ってくれ！俺では、東の世界へのカギを手に居れるのが精一杯だった…。その箱の中の『りゅうのなみだ』と呼ばれている真珠がそのカギだ。頼む！ランを…俺の娘を救ってくれ！」


また女が攫われたのか。

「あやかしがたり」を思い出させるくらい女が攫われるゲームだな(笑)

しかし、大事な嫁候補として無視するわけにもいきませんし、何より東にはサテライトの手がかりがたくさんありそうです。

ここはライルの意思を汲みましょう。オヤジの代では助けてもらったしね。まぁ、いきなり襲い掛かられたこともあったけどさ(笑)



宝箱からりゅうのなみだを回収して、いよいよ未知の世界である東へと向かいます。

アインにとってここからが真の旅立ちとなるのです。



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