暑すぎィ！！！

関東は台風一過で猛暑日に。私のような外回り営業にとってはこの世の地獄です。

でも昨日のビールは最高でした。


「おさわり探偵　小沢里奈3　ライジング」のゲームの続きをプレイしていきます。



ストーリーは今回で完結です。あっという間でしたねぇ。あと少しだけお付き合い下さい。

ダリア警部と共に町内七夕祭の会場へと向かいます。



が、相変わらずパートナーは残念なことに。

あんたプロちゃうんか！？

…まぁ、ダリア警部にはあんまり期待してなかったしこんなもんでしょう。むしろこのパートではかなり働いていると言える(笑)

彼女を置いて先に進もうとすると、またもや道が途切れていて先に進むことができません。

途方にくれていると、ネズミのフライディが登場します。彼は途切れた道を修復する方法を知っているようなのですが…



タダでは働いてくれないみたいです。彼が喜ぶものを持ってくる必要があります。

[8回]

ケーキ屋さんでチーズを、それから元首相の家でコルク抜きを回収します。



それらを組み合わせて穴が開いたチーズを作ります。

普通のチーズでいいじゃんと思われるかもしれません。現に私もそう思いましたが、穴あきチーズがフライディのこだわりなんだそうです。



うん。わりとどうでもいい。

本物のネズミはチーズが苦手らしいですがね。

穴の開いたチーズを渡すと、途切れた道を修復する方法を教えてくれます。



幹に空いた穴の中にあるレバーを引くと道が現れるようです。画像ではわかりにくいかもしれませんが、壁に空いた穴がそれです。

穴は全部で5か所あり、順番にレバーを引く必要があります。フライディの指示通りにレバーを引いていくと途切れた道が復活します。



OK。これで先に進むことが出来ます。


頂上には怪盗モロコシとマッドが待ち構えています。

そして聞いてもいないのに、今回の計画を打ち明けてきます。おしゃべりだなぁ(笑)



今回マッドが考案したのは「七夕飾り式希望強奪システム(夏)」。なんじゃこのネーミングセンス。以下のプロセスを踏むことにより、町の人々の夢と希望を奪う事に成功した模様。

　１．手鏡を経由した光を短冊へと照射
　２．それにより短冊に残された残留思念が増強
　３．精神波動の共鳴現象により、短冊を書いた者の想いを探知し、それを吸収する
　４．成功を祝して乾杯

なるほど、さっぱりわからん。

そして、元総理の家から持ち出した水晶玉は、プロセス3の精神波動のエネルギーを増大させるために使うようです。それにより、完璧に同調していない想いも吸収できるようになるみたい。

相変わらずのイミフ理論ですが、簡単に言うと、水晶玉を使う事で、短冊を書いた人の夢や希望だけではなく、無差別にすべての人の夢や希望を吸い取ることができるようになると。

それによりマッドの野望は果たされ、怪盗モロコシは人々の夢や希望を奪った怪盗として名声を得られると。2人はWin-Win関係を結んでいたというわけですね。

でもそれって、おまえらの夢や希望も危ないんじゃねぇの？

…というツッコミは無粋なのかなぁ(笑)


そんな事を考えていたら、ダリア警部とウィルが頂上へ乱入してきます。



ウィルは弟であるマッドを説得します。

ウィルとマッドは昔は共に医者を目指した仲だったそうで、共に世界一の医者になる夢を抱いていました。そしてマッドは世界で二番目の名医と呼ばれるようになりましたが、それでも救えないものがあると気が付いた時に絶望してしまいました。



そして今回の事件を引き起こしたというわけです。

…軽くシリアスな感じになっていますが、どうせ世界で一番の名医というのはウィルの事で、救えぬ命というのは髪の毛とかいうオチに決まっている(笑)


マッドはついに水晶玉を使ってシステムを起動させます。



そして短冊を書いていない里奈とダリア警部もついに影響を受けてしまいます。




「あれ？力が…抜けてく…」



「わたしが…怪盗モロコシの気を引くから…。そのスキに…エネルギー増幅装置を…」

「うん…がんばる…」



「おっと、待ちたまえ！なにをするつもりか知らないが、邪魔をさせてもらうよ」

「ちょっと！どうして私を無視するのよ～！」

「………コレ…予告状なのに…犯行後に届いた…」

「ぬおっ！なにもこんなところで！ええい、返したまえ！うーむ…どうやって、これを処分するべきか」

「ちゃ～んす…」


ダリア警部の扱いはここまでくると不憫のような気がしてきました(笑)

怪盗モロコシに犯行後に届いた予告状を見せつけ、精神攻撃をすることでエネルギー増幅装置をつけるスキができます。



うむ、やはり精神攻撃は基本ですな。

マッドと怪盗モロコシが水晶玉に駆け寄るも時すでに遅しっ！

水晶玉はエネルギー増幅装置により、「七夕飾り式希望強奪システム(夏)」と一緒に木端微塵に爆発します。

そして、町の人々の夢と希望も、持ち主の所に帰っていきます。


「おいしいお菓子ができますように…」

「毎日バナナだといいな」

「我々にはもっと多くの有給休暇が必要なのだ」

「クリスマスツリーにも短冊を飾りたい」

「占いが当たるかも　10点」

「サスペンスドラマが終わりそうになるあたりのCMが少なくなると嬉しいね」

「早く冬になるのよ！雪もいっぱい降りまくれー！」

「来年は短冊も有料化だ！」

「おじょうさまが立派な探偵になられるまで、ずっと見届けるのでございます」

「弟よ。高い志を取り戻し、立派な医者になってくれ」


みなさん、どれが誰のお願い事かわかりましたか？

ゲームをプレイしているとなんとなく理解できるようになります。


爆発によって頂上からふっとばされてしまった里奈ですが、



突如、颯爽と現れたメカなめこによってその命を救われます。

再び現れたメカなめこですが、それを動かしていたのは…



なんと舘史郎でした。

よかった、彼にまた出番があって(笑)




「いやあ間に合ってよかった。こんな大事件にかかわれなかったら、世界一の探偵として恥ずかしいからね。おっと、礼には及ばないさ。ヒーローとして当然のことをしたまでだからね」



「助けてくれたのは…このこ…」

「何を言うんだ。メカなめこ改を操作していたのは、この僕なんだよ」

「でも…なんで…？」

「僕はだた居眠りしていたわけじゃないんだよ。きみとカヨばあの話をしっかり聞いていたのさ」

「夢と希望を奪われたのに…平気なの…？」

「そもそも僕はこの街の住人じゃないからね。あの七夕飾りに、ぼくの短冊は飾られていなかったのさ」

「でもずっと居眠りを…」

「メカなめこ改の改造で徹夜したからね。それで眠かっただけだよ。今は絶好調さ」



「WAHAHAHAHAHA！お取込み中すまないが、おさわり探偵くん。できれば、私を助けてくれないか。マントが枝に引っかかってしまってねぇ」

「いけ、メカなめこ改！世界の平和を守るんだ！垂直上昇！急速旋回！ぎゅいーん！ばばばばば～ん！」

「頼むよ。おさわり探偵くん。君とわたしの仲じゃないか。WAHAHAHAHAHA！」

「はぁ…」


…待てよ。それだと第二話のメカなめこ事件はコイツが関与していたのか？

はっきりとはわかりませんが、その説が濃厚ではないかと思います。あの時のメカなめこの暴走はまだ改造途中に起こった事なのでは。

ともあれ、事件は無事解決しました。「最終話　希望」も終了です。


メインシナリオはこれで全て終了となります。

シナリオクリア後にはスタッフロールが流れます。この時に流れる歌がまたシブくて雰囲気に合っていて最高なんですよ。文章では紹介できないのが残念です。

あとは、このゲームのまとめと、クリア後のおたのしみ要素を紹介したいと思います。

次回、おさわり探偵　小沢里奈3　ライジング、最終回となります。

お楽しみに。



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