本日より新しいゲームを始めていきます。

プレイするゲームは、2009年3月にベルギーのTale of Tales社が発売したWindows、Mac OS向けホラーアドベンチャーゲームである「The Path」です。



The Path　公式サイト
※6/30　リンク先を修正しました

はい、またホラーに手を出してしまいました。

まぁ、今日も迷宮を往くといったらホラーなんて一時期言われていましたからね(言われたとは言っていない)。原点回帰というやつです(適当)。


このゲームは童話赤頭巾をモチーフにした短編ホラーアドベンチャーです。

まずは簡単なストーリーを紹介します。

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ある所に6人の姉妹がいました。



ある日、姉妹達はお母さんに、順々におばあさんの所へお使いに行くようにと頼まれました。

おばあさんは病気で寝たきりなのです。

[10回]

森深い場所にあるおばあさんの家に行く為には、決して道を外れてはいけないと、おかあさんは姉妹達に言いつけました。

森に隠れたオオカミが、少女達が道に迷うのをじっと待っているのです。

けれど、歳若い彼女達が、はたしてその言いつけを守る事ができるでしょうか？

彼女達は森の誘惑に勝てるでしょうか？

彼女達は危険を遠ざける事ができるでしょうか？

彼女達は、遠い昔のおとぎばなしが再び語られるのを防ぐことができるでしょうか？

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ゲームの目的は単純至極。「森の中で病気で寝たきりのおばあちゃんの家に向かう」。たったこれだけです。

しかもおばあちゃんの家への道はまっすぐで子供でも迷うことはありません。

ですが寄り道をする事で、それぞれの年頃の女の子が陥りやすい危険な誘惑（オオカミ）に出会ってしまい、好奇心に負けて、言いつけにそむいて道草をするのを待っているという設定となっています。

「決して道を外れてはいけない」というおかあさんの一言が完全にフラグになっているわけですね。

ですので、このゲームの真の目的は、彼女たちがもし誘惑に負けてオオカミに遭遇してしまうとどのような結末をたどるのかを知ることとなります。


これ以上文章で説明するのもアレなんで、とりあえずプレイをしてみることにしましょう。



ゲームを始めると、赤い家に住まう6姉妹の部屋に通されます。この中の一人を選び、おばあちゃんの家までお使いにやる事となります。

6姉妹にはそれぞれ名前と年齢が設定されています。

左からGinger(13)、Rose(11)、Scarlet(19)、Ruby(15)、Robin(9)、Carmen(17)となります。



テストプレイである今回は一番左端にいるGingerを選択します。なんかパンキッシュな娘だなぁ。

誰か1人を選ぶとゲームのオープニングが始まり、探索パートへと進みます。


こちらが探索パートの画面となります。



このようにいきなり道に放たれます。

この中央の道をまっすぐ進むとおばあちゃんの家に着きます。ですが、左右に広がる森にはなんだか不思議な予感もします。

まっすぐ目的地に向かうか、寄り道をするかは自由です。ゲームには時間制限はなく、倒すべき敵もおらず、謎解きの難易度は低めです。

基本的には自由に歩いてこのゲームの世界を楽しむというのが正しい遊び方なんでしょう。

…しかし、今回はテストプレイですので、寄り道したい衝動を抑えてまっすぐおばあちゃんの家に向かう事にします。


私はXboxコントローラーを使っていますが、キャラクターの操作はキーボード、マウスのみで充分可能です。



左右ボタンで視界を変え、上ボタンで前進するタイプのゲームです。固定視点場面では、バイオハザードのようなラジコン操作となります。

ダッシュも可能なのですが、走ると激しい動悸が始まり、目がかすんで周りがよく見えなくなります。少女たちはか弱いのです。なのでゆっくり歩いていきましょう。


ゆっくり歩いておばあちゃんの家へと向かいます。



左右にある森の雰囲気は幻想的な何かを思わせます。特に画面がノイズまじりになったり、少し滲んだり、歩くポイントでBGMが変わったりし、ゲームの雰囲気を盛り立ててくれます。

プレイステーション4のような美麗なグラフィックではありませんが、こういう独特な雰囲気のゲームの場合はこれでいいような気もしますね。

周りの景色を楽しみながらペタペタと歩いていると、見えてきました。おばあちゃんの家です。



………。



……。





怖っ！！！

こんなところに1人で住んでんじゃねぇよ、ババァ！と悪態の1つもつきたくなるような家の立地です。

しかもこの周りの雰囲気が何とも…。

魔境に繋がっている感がムンムンですね(笑)

ですが、こちらの不安を無視して、キャラクターは門を越えると自動的におばあちゃんの家へと入っていきます。


おばあちゃんの家に入ると、キャラクター視点の画面になり、前に進むしかできなくなります。



どうやら、おばあちゃんの家に来るまでの途中の過程によって家の構造と、室内で起きる出来事は異なってくるようです。

今回は全く寄り道をしていないので、これがデフォルトというわけですね。

家の中では前進しかできないのですが、おばあちゃんまでの距離はやたら長いです。ていうかこの家がめっちゃ広いです。

家の立地条件からしてみても、このおばあちゃんは資産家に違いない！



最後の扉を越えるとおばあちゃんの部屋にたどり着きます。



はい、無事おばあちゃんの所にたどり着くことができました。

めでたしめでたし。

…まぁ、寄り道もしていないとこんな淡泊な感じで終わってしまうというわけですね。


エンディングを見た後にはリザルトが表示されます。



集めたアイテム、アンロックされた部屋、走行距離、オオカミに出会ったか否か、そして最後にランクが表示されます。

…それにしても、おばあちゃんにちゃんと出会えたのにFAILURE(失敗)ってどういう事なんだよ。


というわけでテストプレイは以上です。

次回からガンガン寄り道をしていきたいと思います。

少女達はこの森で何と出会うのか。

The Pathの世界を一緒に楽しみましょう。



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