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にほんブログ村の「今日やったゲーム部門」で1位になってました。
競争率の低い部門を狙ったのは確かですがまさか1位になるとは…。これもひとえに皆様の投票のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。
さて、迷宮クロスブラッドを続けていこうかと思います。今回は創作部分ですので、あらかじめご了承ください。
嵐のような怒号が吹き荒れたその翌日、学園自体はいたって平和そのものだった。
冴子:「あら、ポリー君は今日もお休みかしら。そろそろ出席日数が危ないんじゃなくって。さ、授業を始めますよ。今日は万有引力について…」
競争率の低い部門を狙ったのは確かですがまさか1位になるとは…。これもひとえに皆様の投票のおかげです。この場を借りて御礼申し上げます。
さて、迷宮クロスブラッドを続けていこうかと思います。今回は創作部分ですので、あらかじめご了承ください。
嵐のような怒号が吹き荒れたその翌日、学園自体はいたって平和そのものだった。
冴子:「あら、ポリー君は今日もお休みかしら。そろそろ出席日数が危ないんじゃなくって。さ、授業を始めますよ。今日は万有引力について…」
昼休み、マイラは食堂でばったりと規子に会った。
マイラ:「あ、規子さん、こんにちわ☆規子さんもお昼ですか?」
規子:「あ、マイラさん。そうなの、丁度私もお昼で。よかったら一緒に食べない?」
2人は2人掛けのテーブルに座り、お昼を一緒に食べることにした。
規子:「昨日はよく眠れた?」
マイラ:「色々イラついてたんですけど、気が付いたら寝ちゃってました☆疲れていたんだと思います☆」
規子:「よかった。見たところ大分落ち着いたみたいだし。昨日みたいな事は初めてじゃなかったんだけど、あんなに大規模なのは久しぶりでね。そういえばポリー君は一緒じゃないの?」
マイラ:「午前中来てなかったみたいで、エスバイスで連絡してみたら午後行くって☆昨日、一緒に帰った時一言も話さなかったから心配してたんですけど、連絡はとれたので大丈夫だと思いますよ☆」
規子:「そうなんだ。彼、怪我も酷かったし心配していたんだけど、ホッとしたわ。あ、そうそう、今日の面談の話なんだけど、先にポリー君、マイラさん以外の4人から順番にはじめていく事になったの。だからマイラさんは遅くなっちゃうかもしれないけど大丈夫?」
マイラ:「あたしは大丈夫っすよー☆ポリーと適当に時間潰してますんで☆別に出動要請がでれば行きますし☆」
規子:「ありがとう。ごめんなさいね」
その後は2人は普通の会話に戻り、食事を済ませ各々戻って行った。
それから午後3時過ぎ、授業が終わり生徒達は部活へ行ったり、家へ帰ったりし始めた。マイラは屋上へと向かった。この時間屋上へ向かう生徒、教員は皆無である。
マイラ:「あー、やっぱりここに居たか☆あれ?髪切った?」
ポリー:「…ん…なんだ、マイラか。もう面談か?」
ポリーは屋上で眠っていた。
ポリー:「なんか寝ても寝ても寝たりなくってよぉ。昼過ぎに学校来たんだけど結局ココで爆睡こいちまった」
ポリーは大きなあくびをして、目をこすっていた。本当に眠たそうだ。
マイラ:「仕方ないよ☆昨日は大変だったんだもん☆あたしらの面談は遅くなるってさ☆昨日文句いってた連中が先みたいよ☆」
ポリー:「そっか。オメーはどうすんの?」
マイラ:「何が☆」
ポリー:「今後の話だよ、今後の。もしかしたらこのタイミングでエクスの現場からは離れられるかもしれねぇぜ」
マイラ:「あたしは正直どっちでもいいかな☆ポリーが続けんならあたしも続けるよ☆ポリーこそどうすんのさ☆千載一遇のチャンスなんじゃね☆」
ポリー:「アチラさんの出方次第だな。あぁ、ヤバい、眠い。悪いけど寝るわ。面談、俺の番になったらエスバイスで起こしてくれや」
そういうとポリーはまた眠り始めた。
マイラは辞めるとは言わなかったポリーを少し意外に感じた。
空が夕焼けの色に染まって来たころに、マイラのエスバイスが鳴った。
マイラ:「はい☆」
規子:「マイラさんですか?面談の時間が来たので司令部に来てもらえますか?」
マイラはポリーに自分の面談の番が来た事をメールで伝えると、司令部へと向かった。司令部では海斗、シズナ、規子の3人が丸テーブルに座って待っていた。
海斗:「お待たせしました。このテーブルに座って下さい」
マイラは3人と同じテーブルに腰かけた。一呼吸置いて、海斗が話し始めた。
海斗:「まず昨日はお疲れ様でした。僕らもみっともない姿を見せてしまった事をお詫びします。面談の順番なのですが、ポリーさんとマイラさんは小隊の中心人物だったので、最後の方にさせてもらいました」
マイラ:「あはは…あたしもつい熱くなっちゃって…スイマセン☆」
シズナ:「昨日のマイラちゃんは悪くないと思うけどね」
規子:「シズナさん、そういう話はこの場ではしない約束だったでしょ」
シズナ:「あ…つい…。ごめんなさい」
海斗:「まず結論から話しましょう。今回僕らが用意させていただいた道は2つです。このままエクス隊員を続けるか、それともここで綺麗さっぱり辞めるかのどちらかです。これまで4名面談して3名が辞める選択を、1名は回答保留となっていまして今日中に決断をしてもらう約束になっています」
マイラ:「辞めるっていったってそう簡単に辞められないんじゃないの☆」
海斗:「そうです。このまま辞めた場合は今後の行動にかなりの制限がつきます。しかし、それでは通常の学園生活には戻れませんので、医療ラボでCPO、エクスに関する情報をすべて記憶削除処理を実施します」
マイラ:「えぇっ!何それ、すっごいサイコじゃない?」
規子:「そういう記憶を消すためのスペルコードがあるんです。でもそんな危険なコードはいつでも使えるわけではなく当然ブロックされています。今回は事情を説明して、CPOの本部に稟議申請をしたところ使用が決裁されたので特別に使えるようになっています。もちろん人体に影響はありません」
シズナ:「実際昨日文句を言っていた3人はすでに処理済みよ。今頃記憶を消された状態で学園の保健室でスヤスヤ寝てるんじゃないかしら」
マイラ:「えええ!じゃあもうあの3人はエクスじゃないって事?」
海斗:「はい。我々もコードライズ適合者を失うのは痛かったのですが、今回はやむを得ずというところです。もちろん神埼局長、それに兄さんの許可も得ています」
マイラ:「はぁ…急展開でビックリするわぁ…☆」
シズナ:「えーっと、そこでマイラちゃんに意思決定をしてもらう前にこちらから話をさせてもらっていいかしら。私達としてはポリー隊のメンバーにはできるだけ残って欲しいわ。それはつまりあなた達を必要としているっていう事。すごい勢いで活躍しているし、何より私達が追っている黒騎士に一番近いっていうのが大きいわ。それは同時にまた危険な現場に行かなければいけないという事なんだけど、それだけ期待も大きいという事なの。それを踏まえてマイラちゃんの率直な意見を聞きたいわ」
マイラ:「あたしは…実はもう結論が出ていて…☆」
司令部の3人はゴクリと唾を飲み込んだ。
マイラ:「ポリーが続けるなら私も続けます☆決意が中途半端って言われるかもしれないけど、やっぱポリーあってのポリー隊だし、かといって他の隊とうまくやれる自信がないんだよね☆ポリーが辞めるっていうならあたしの記憶もサクっと消しちゃって下さい☆海斗君もシズナちゃんも規子さんもみんないい人だからそうなったら辛いけどさ…」
海斗:「……わかりました。ポリーさん次第というわけですね。了解です。マイラさんとの面談はこれで終了です。ふぅ、でもポリーさんの説得が一番難しい気がしますね」
規子:「前から辞めたい辞めたいって言ってたしね」
シズナ:「私は何度も喧嘩したからなぁ」
司令部の3人はどっと溜息をついた。
マイラ:「あのー、あたしも説得に協力しよっか☆」
海斗:「お気づかいありがとうございます。折角ですがこれは僕らがきちんとやらなければいけない事ですので」
シズナ:「そうそう。ほら、私達がマイラちゃんを人質にとっていると思われちゃうかもしれないしね」
規子:「仮に記憶削除をする場合は今日になるから、ポリー君の面談が終わるまで学園で待っていてもらえないかしら」
マイラ:「あ、はい☆了解です☆」
マイラが司令部から出ていき、10分程経つと、ついにポリーが司令部に現れた。
海斗:「お待たせしました。このテーブルに座って下さい。」
ポリーが席に着くと、海斗は話し始めた。
海斗:「まず昨日はお疲れ様でした。僕らもみっともない姿を見せてしまった事をお詫びします。面談の順番なのですが、ポリーさんは小隊の中心人物だったので、最後にさせてもらいました。怪我はその後大丈夫ですか」
ポリー:「あぁ、順調に痛ぇ。時間かかりそうだな。左腕の火傷は得に」
海斗:「まず結論から話しましょう。今回僕らが用意させていただいた道は2つです。このままエクス隊員を続けるか、それともここで綺麗さっぱり辞めるかのどちらかです。これまで5名面談して3名が辞める選択を、2名は回答保留となっていまして今日中に決断をしてもらう約束になっています」
ポリー:「回答保留というのは?」
海斗:「条件付きでエクス隊員を続けると回答した人をそういうカテゴリーに分けています。その条件を我々が満たす事ができなかったらエクスを辞める形になっています」
ポリー:「ふーん。まぁ辞めた連中の想像はつくし、マイラに関して言えばその条件もなんとなくわかるわ」
シズナ:「えーっと、そこでポリーに意思決定をしてもらう前にこちらから話をさせて…」
ポリー:「その必要はない。俺は続ける」
シズナ:「えっ!?」
司令部の3人はポリーの発言に耳を疑い目を丸くして固まった。
ポリー:「テメぇら、何だそのツラは。辞めてほしいんなら辞めてやってもいーんだぜ」
海斗:「あっ、いえ…。その、出てきた発言が意外だったものですから…。ずっと辞めたいと言っていたわけですし…」
ポリー:「勘違いすんなよ。俺はあの黒い木偶の坊に2回も逃げられて頭にきているだけだ。ブチのめしてスクラップにするまでは辞められねぇ。辞めるのはその後っていう事だけだ」
シズナ:「辞めたいけどこのタイミングじゃないって事ね。でも良かったわ。昨日はポリーがすごく責められてて心配してたんだから」
ポリー:「ほぉー、俺を心配?それはそれはどういう心変わりで。いつもはゴミ虫を見るような眼で俺を見てる癖に」
シズナ:「それを私に言わせるわけ?ていうか私ってそんなに目つき悪いかな?そんな風にみた覚えはないんだけど」
ポリー:「うわっ、天然かよ!タチ悪ぃ!」
シズナ:「何ですってぇ!」
規子:「まぁまぁ…落ち着いて。それにしてもよかったです。何とか3人残ってくれることになりました。とりあえず2人をここに呼びましょう」
ポリー:「は?3人?マイラはわかるけど、あと1人はどういうこった?」
海斗:「マイラさんの条件はポリーさんがエクスに残る事でした」
ポリー:「それは分かる。そうだろうと思ってたからな」
海斗:「もう1人、アーミィさんの条件はポリーさんとマイラさんがエクスに残る事が条件だったんです」
ポリー:「アーミィ?あぁ、あのいっつも音楽聞いてて、昨日もダンマリ決め込んでいたあの暗い女か。ぶっちゃけ喋った事なんてねーぞ」
シズナ:「私も話し込んだのは今日が初めてだったんだけど、結構信頼してるみたいよ、2人の事」
アーミィ:「その通り!」
アーミィとマイラが指令室に戻って来た。
マイラ:「よかったー☆でも、ポリーの性格なら続けると思ってたよ☆」
シズナ:「えーっと、じゃあポリー隊はひとまず3名で再結成。隊員の補充はこれから考えるとして、引き続きよろしくね」
アーミィ:「というわけだからポリー隊長またヨロシク!」
ポリー:「…思ってたより明るいんだな」
マイラ:「なんかすっごい人見知りなんだけど、なれるとお喋りみたいだよ☆」
ポリー:「あ、そう…。まぁ…よろしくな…」
ありがちな紆余曲折を経てポリー隊は再結成と。
まぁゲーム自身は6人パーティーでやってますけど。
それとはまた無関係って話でwww
【今日も迷宮を往く 迷宮クロスブラッド カテゴリー】
次の記事 : 迷宮クロスブラッド プレイ日記42 「情報サルベージ訓練Ⅱ」
前の記事 : 迷宮クロスブラッド プレイ日記40 「失踪事件再リサーチ その7」
初回記事 : 迷宮クロスブラッドを購入する
初回プレイ記事 : 迷宮クロスブラッド プレイ日記1 「ポリー、無理やりエクス隊に入れられる」
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マイラ:「あ、規子さん、こんにちわ☆規子さんもお昼ですか?」
規子:「あ、マイラさん。そうなの、丁度私もお昼で。よかったら一緒に食べない?」
2人は2人掛けのテーブルに座り、お昼を一緒に食べることにした。
規子:「昨日はよく眠れた?」
マイラ:「色々イラついてたんですけど、気が付いたら寝ちゃってました☆疲れていたんだと思います☆」
規子:「よかった。見たところ大分落ち着いたみたいだし。昨日みたいな事は初めてじゃなかったんだけど、あんなに大規模なのは久しぶりでね。そういえばポリー君は一緒じゃないの?」
マイラ:「午前中来てなかったみたいで、エスバイスで連絡してみたら午後行くって☆昨日、一緒に帰った時一言も話さなかったから心配してたんですけど、連絡はとれたので大丈夫だと思いますよ☆」
規子:「そうなんだ。彼、怪我も酷かったし心配していたんだけど、ホッとしたわ。あ、そうそう、今日の面談の話なんだけど、先にポリー君、マイラさん以外の4人から順番にはじめていく事になったの。だからマイラさんは遅くなっちゃうかもしれないけど大丈夫?」
マイラ:「あたしは大丈夫っすよー☆ポリーと適当に時間潰してますんで☆別に出動要請がでれば行きますし☆」
規子:「ありがとう。ごめんなさいね」
その後は2人は普通の会話に戻り、食事を済ませ各々戻って行った。
それから午後3時過ぎ、授業が終わり生徒達は部活へ行ったり、家へ帰ったりし始めた。マイラは屋上へと向かった。この時間屋上へ向かう生徒、教員は皆無である。
マイラ:「あー、やっぱりここに居たか☆あれ?髪切った?」
ポリー:「…ん…なんだ、マイラか。もう面談か?」
ポリーは屋上で眠っていた。
ポリー:「なんか寝ても寝ても寝たりなくってよぉ。昼過ぎに学校来たんだけど結局ココで爆睡こいちまった」
ポリーは大きなあくびをして、目をこすっていた。本当に眠たそうだ。
マイラ:「仕方ないよ☆昨日は大変だったんだもん☆あたしらの面談は遅くなるってさ☆昨日文句いってた連中が先みたいよ☆」
ポリー:「そっか。オメーはどうすんの?」
マイラ:「何が☆」
ポリー:「今後の話だよ、今後の。もしかしたらこのタイミングでエクスの現場からは離れられるかもしれねぇぜ」
マイラ:「あたしは正直どっちでもいいかな☆ポリーが続けんならあたしも続けるよ☆ポリーこそどうすんのさ☆千載一遇のチャンスなんじゃね☆」
ポリー:「アチラさんの出方次第だな。あぁ、ヤバい、眠い。悪いけど寝るわ。面談、俺の番になったらエスバイスで起こしてくれや」
そういうとポリーはまた眠り始めた。
マイラは辞めるとは言わなかったポリーを少し意外に感じた。
空が夕焼けの色に染まって来たころに、マイラのエスバイスが鳴った。
マイラ:「はい☆」
規子:「マイラさんですか?面談の時間が来たので司令部に来てもらえますか?」
マイラはポリーに自分の面談の番が来た事をメールで伝えると、司令部へと向かった。司令部では海斗、シズナ、規子の3人が丸テーブルに座って待っていた。
海斗:「お待たせしました。このテーブルに座って下さい」
マイラは3人と同じテーブルに腰かけた。一呼吸置いて、海斗が話し始めた。
海斗:「まず昨日はお疲れ様でした。僕らもみっともない姿を見せてしまった事をお詫びします。面談の順番なのですが、ポリーさんとマイラさんは小隊の中心人物だったので、最後の方にさせてもらいました」
マイラ:「あはは…あたしもつい熱くなっちゃって…スイマセン☆」
シズナ:「昨日のマイラちゃんは悪くないと思うけどね」
規子:「シズナさん、そういう話はこの場ではしない約束だったでしょ」
シズナ:「あ…つい…。ごめんなさい」
海斗:「まず結論から話しましょう。今回僕らが用意させていただいた道は2つです。このままエクス隊員を続けるか、それともここで綺麗さっぱり辞めるかのどちらかです。これまで4名面談して3名が辞める選択を、1名は回答保留となっていまして今日中に決断をしてもらう約束になっています」
マイラ:「辞めるっていったってそう簡単に辞められないんじゃないの☆」
海斗:「そうです。このまま辞めた場合は今後の行動にかなりの制限がつきます。しかし、それでは通常の学園生活には戻れませんので、医療ラボでCPO、エクスに関する情報をすべて記憶削除処理を実施します」
マイラ:「えぇっ!何それ、すっごいサイコじゃない?」
規子:「そういう記憶を消すためのスペルコードがあるんです。でもそんな危険なコードはいつでも使えるわけではなく当然ブロックされています。今回は事情を説明して、CPOの本部に稟議申請をしたところ使用が決裁されたので特別に使えるようになっています。もちろん人体に影響はありません」
シズナ:「実際昨日文句を言っていた3人はすでに処理済みよ。今頃記憶を消された状態で学園の保健室でスヤスヤ寝てるんじゃないかしら」
マイラ:「えええ!じゃあもうあの3人はエクスじゃないって事?」
海斗:「はい。我々もコードライズ適合者を失うのは痛かったのですが、今回はやむを得ずというところです。もちろん神埼局長、それに兄さんの許可も得ています」
マイラ:「はぁ…急展開でビックリするわぁ…☆」
シズナ:「えーっと、そこでマイラちゃんに意思決定をしてもらう前にこちらから話をさせてもらっていいかしら。私達としてはポリー隊のメンバーにはできるだけ残って欲しいわ。それはつまりあなた達を必要としているっていう事。すごい勢いで活躍しているし、何より私達が追っている黒騎士に一番近いっていうのが大きいわ。それは同時にまた危険な現場に行かなければいけないという事なんだけど、それだけ期待も大きいという事なの。それを踏まえてマイラちゃんの率直な意見を聞きたいわ」
マイラ:「あたしは…実はもう結論が出ていて…☆」
司令部の3人はゴクリと唾を飲み込んだ。
マイラ:「ポリーが続けるなら私も続けます☆決意が中途半端って言われるかもしれないけど、やっぱポリーあってのポリー隊だし、かといって他の隊とうまくやれる自信がないんだよね☆ポリーが辞めるっていうならあたしの記憶もサクっと消しちゃって下さい☆海斗君もシズナちゃんも規子さんもみんないい人だからそうなったら辛いけどさ…」
海斗:「……わかりました。ポリーさん次第というわけですね。了解です。マイラさんとの面談はこれで終了です。ふぅ、でもポリーさんの説得が一番難しい気がしますね」
規子:「前から辞めたい辞めたいって言ってたしね」
シズナ:「私は何度も喧嘩したからなぁ」
司令部の3人はどっと溜息をついた。
マイラ:「あのー、あたしも説得に協力しよっか☆」
海斗:「お気づかいありがとうございます。折角ですがこれは僕らがきちんとやらなければいけない事ですので」
シズナ:「そうそう。ほら、私達がマイラちゃんを人質にとっていると思われちゃうかもしれないしね」
規子:「仮に記憶削除をする場合は今日になるから、ポリー君の面談が終わるまで学園で待っていてもらえないかしら」
マイラ:「あ、はい☆了解です☆」
マイラが司令部から出ていき、10分程経つと、ついにポリーが司令部に現れた。
海斗:「お待たせしました。このテーブルに座って下さい。」
ポリーが席に着くと、海斗は話し始めた。
海斗:「まず昨日はお疲れ様でした。僕らもみっともない姿を見せてしまった事をお詫びします。面談の順番なのですが、ポリーさんは小隊の中心人物だったので、最後にさせてもらいました。怪我はその後大丈夫ですか」
ポリー:「あぁ、順調に痛ぇ。時間かかりそうだな。左腕の火傷は得に」
海斗:「まず結論から話しましょう。今回僕らが用意させていただいた道は2つです。このままエクス隊員を続けるか、それともここで綺麗さっぱり辞めるかのどちらかです。これまで5名面談して3名が辞める選択を、2名は回答保留となっていまして今日中に決断をしてもらう約束になっています」
ポリー:「回答保留というのは?」
海斗:「条件付きでエクス隊員を続けると回答した人をそういうカテゴリーに分けています。その条件を我々が満たす事ができなかったらエクスを辞める形になっています」
ポリー:「ふーん。まぁ辞めた連中の想像はつくし、マイラに関して言えばその条件もなんとなくわかるわ」
シズナ:「えーっと、そこでポリーに意思決定をしてもらう前にこちらから話をさせて…」
ポリー:「その必要はない。俺は続ける」
シズナ:「えっ!?」
司令部の3人はポリーの発言に耳を疑い目を丸くして固まった。
ポリー:「テメぇら、何だそのツラは。辞めてほしいんなら辞めてやってもいーんだぜ」
海斗:「あっ、いえ…。その、出てきた発言が意外だったものですから…。ずっと辞めたいと言っていたわけですし…」
ポリー:「勘違いすんなよ。俺はあの黒い木偶の坊に2回も逃げられて頭にきているだけだ。ブチのめしてスクラップにするまでは辞められねぇ。辞めるのはその後っていう事だけだ」
シズナ:「辞めたいけどこのタイミングじゃないって事ね。でも良かったわ。昨日はポリーがすごく責められてて心配してたんだから」
ポリー:「ほぉー、俺を心配?それはそれはどういう心変わりで。いつもはゴミ虫を見るような眼で俺を見てる癖に」
シズナ:「それを私に言わせるわけ?ていうか私ってそんなに目つき悪いかな?そんな風にみた覚えはないんだけど」
ポリー:「うわっ、天然かよ!タチ悪ぃ!」
シズナ:「何ですってぇ!」
規子:「まぁまぁ…落ち着いて。それにしてもよかったです。何とか3人残ってくれることになりました。とりあえず2人をここに呼びましょう」
ポリー:「は?3人?マイラはわかるけど、あと1人はどういうこった?」
海斗:「マイラさんの条件はポリーさんがエクスに残る事でした」
ポリー:「それは分かる。そうだろうと思ってたからな」
海斗:「もう1人、アーミィさんの条件はポリーさんとマイラさんがエクスに残る事が条件だったんです」
ポリー:「アーミィ?あぁ、あのいっつも音楽聞いてて、昨日もダンマリ決め込んでいたあの暗い女か。ぶっちゃけ喋った事なんてねーぞ」
シズナ:「私も話し込んだのは今日が初めてだったんだけど、結構信頼してるみたいよ、2人の事」
アーミィ:「その通り!」
アーミィとマイラが指令室に戻って来た。
マイラ:「よかったー☆でも、ポリーの性格なら続けると思ってたよ☆」
シズナ:「えーっと、じゃあポリー隊はひとまず3名で再結成。隊員の補充はこれから考えるとして、引き続きよろしくね」
アーミィ:「というわけだからポリー隊長またヨロシク!」
ポリー:「…思ってたより明るいんだな」
マイラ:「なんかすっごい人見知りなんだけど、なれるとお喋りみたいだよ☆」
ポリー:「あ、そう…。まぁ…よろしくな…」
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