今日も迷宮を往く迷宮クロスブラッド　プレイ日記38　「失踪事件再リサーチ　その5」

今日も迷宮を往く

ゲームプレイ日記を書きつつ、皆様のご機嫌をうかがったり、自己満足に浸ったりするというコンセプト。更新をやめて放置プレイ中。

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2024/11/23 (Sat)

迷宮クロスブラッド　プレイ日記38　「失踪事件再リサーチ　その5」

みつどもえ増量中のDVD2巻を見ていて思ったのですが、1期と比べてなんか作画が残念な気がするのは気のせいでしょうか。

DVD、BRが売れていないという事は完全に戦略ミスなんじゃないかなぁと思います。勿体ない。

話が完全にそれましたが迷宮クロスブラッドを進めていきます。

なんだか銀座で色々とありそうです。

銀座に着いた時は既に夕刻で、空は少し赤みがかかっていた。まだ約束の場所にみはるは来ていない。ポリー達は少し早く来てしまったようだった。

ポリー：「しゃあねぇ、待つか。俺、喫煙スポットがないか探してくるわ。マイラ、俺の制服の上着預かってくれねーか。探偵の姉さんが来たらエスバイス鳴らしてくれよ」

※探偵の姉さん

マイラ：「銀座にはさすがに喫煙スポットないんじゃね☆」

マイラの言う事を気にも留めず、上着をマイラに押しつけポリーは喫煙スポットを探しに行った。

マイラ：「まったく☆我慢できないのかね☆」

マイラの横ではポリー隊の男子2人と女子1人がお喋りをしている。もう1人の女子は音楽を聴いているのか、ヘッドホンをしたまま一人で佇んでおり、会話には入っていないようだ。

[2回]

ポリー隊男子1：「俺達ってやっぱエクスん中でも期待の星なのかな。他の隊の連中から話聞いたらなんか、お前らはいいよなー活躍できてとか言って、羨ましがられたぜ」

ポリー隊女子1：「私、規子さんから聞いたんだけど、私達Lvキャップの解放もすごいスピード出世なんでしょ。きっとそうだって」

ポリー隊男子2：「このまま黒騎士なんて倒しちゃったらもしかしたら幹部候補とかになっちゃんじゃねーの？国の秘密機関とかだったら将来も安泰な気ぃするしさ」

ポリー隊男子1：「安泰な将来かぁ。こればっかりはあのDQNのポリーに感謝しなくちゃな。最初はおっかねー奴とチームを組むことになったと思ってたけど、なんだかんだで今のウチらの評価はポリーの活躍がデカいっしょ。まぁウチの隊はポリー隊って呼ばれてるくらいだからね…」

ポリー隊男子2：「いーじゃん、ポリーにゃこれまで世間様に迷惑掛けた分もっと頑張ってもらってよ。そして俺達も出世万歳みたいな感じで。別に俺達だって命はってんだしよ。DQNも少しは社会貢献できていいんじゃねぇ」

ポリー隊女子1：「ちょっと調子にのりすぎじゃない？でももっと上に行けたらいいよねー」

マイラは彼らの会話を聞こえないふりをして実は聞いていた。いや、喋っている本人達は聞こえない程度の声量で話していたつもりが、マイラには聞こえてしまっていたと言った方が正しいかもしれない。

マイラ：(またあんな話して…ああいう話は大概ポリーがいない時にするんだから☆そりゃ、本人目の前にしてあんな事言えないだろうけどさ☆)

マイラは彼らの発言に少し腹を立てたが、

マイラ：(ひっぱたいてやろうかと思ったけどやめた☆ポリーに余計な事するなって怒られそうだし☆)

とあっさりと気持ちを切り替えた。もう1人の女子は相変わらず音楽を聴きながら自分の世界に入っているのか、体で少しリズムを刻んでいた。

マイラがボーっと待っていると、ポリーと一緒に探偵の台みはるがやって来た。

ポリー：「悪いマイラ、待たせたな。喫煙スポット探してたらばったり探偵の姉さんと会ってよ。ラッキーだったぜ」

みはる：「ゴメンね、遅くなって。大体の事は桜庭君と、ここに来る途中にこのポリー君に聞いたわ。天羽ヴェルンの事よね」

マイラ：「あ、一応写真…」

マイラは制服の上着をポリーに返すと、みはるに天羽の写真を見せた。

みはる：「そうそう、彼よ。実はさっきこの辺りで見かけたのよね。まぁ尾行するのに失敗しちゃっただけなんだけど。そこでポリー君とばったりと。桜庭君の話で興味を持って、私も個人的に調査してたのよ」

ポリー：「調査して何かわかったんか？」

みはる：「調べてみると確かに彼の行動は怪しい点が多いわ。特に前にあった女子高生の事件では関与も疑われている…。まだ遠くへ行っていないと思うの。手分けして探してみましょう。私もできれば一度彼に話を聞いてみたいもの」

マイラ：「じゃあ、これから別行動って事でいいの？」

みはる：「そうよ。それじゃ見つけたら電話するわね」

みはるはそう言い残すと、銀座の街に消えていった。

マイラ：「行っちゃった…。ポリー、私達はどうしようか☆」

ポリー：「そうだな…。とりあえずは…」

ふとポリーが脇に目をそらすと街頭に立つ天羽の姿を見つけた。天羽は手に持った写真のような物をじっと見つめている。

ポリー：「とりあえずは事情聴取でいいだろ。あれを見ろ。見つけた、奴だ」

マイラ：「えぇっ☆あっ！本当だ！スゴいタイミング！」

ポリー達が近づくと、ようやく天羽はこちらに気がつき言い訳をするように口を開いた。

天羽：「子供のころを思い出していたんですよ。僕がもう、二度と帰れない場所の事を…。…それで、僕に何か御用ですか？」

ポリー：「何を見てボヤいてんだ」

天羽：「今言ったじゃないですか…。早く用事を言って下さい。僕には時間がないんですから」

ポリー：「あぁ？んだテメー、コミュ障か？言葉は言っても伝わらなくちゃ只の雑音だろーが、ボケ。まぁいい、急いでんなら端的に聞いてやる。オメー女子高生失踪事件の時に現場の星条ビルに居たらしいじゃねーか。何してた？」

天羽：「そう…ですか…。それで僕が逮捕されれうなら『彼』がそう望んでいるんでしょう」

ポリー：「そーかい、逮捕されるような事をしたって事かい。その『彼』ってのはどこのどいつだ」

天羽：「ずっと戦えと言われて来たけどもう間に合わない。僕は『彼』には勝てない」

ポリー：「なんだそりゃ」

マイラ：「全然質問の答えになってないじゃん☆」

こちらの声など耳に入らない様子で天羽は熱っぽく喋り続けた。

天羽：「『彼』はこの世界を支配し、真実を突きとめるつもりなんだ。僕にそれを拒む力はない。だってそれが正しいんですから。あなた達の必死の戦いもこの世界では何の価値もない。こんな世界、守る事ないんだ…」

ポリー：「(少し見方を変えてみるか…)成程、お前の言う通りかもしれねぇ」

天羽：「ほら見て下さいよ。誰も僕らの事なんて見ようとしない。お、おかしいよ…。こんなくだらないもののために…みんな…みんな死んだなんてッ！」

空斗：「黙れッ！」

その時、どこからともなく空斗が現れ、天羽の胸倉を突き上げた！さすがにこの行動は周囲の目を引いたのか、周辺に人が集まって来た。

ポリー：「ったくしゃあねーなぁ。目立ってどーすんだバカ隊長。こんな時に内なる声を受信しなくてもいいだろーが…」

そう言うとポリーはニラミを利かせた顔で叫んだ。

ポリー：「テメーラ！見せモンじゃねーんだよ！散れオラッ！殺されっぞ！」

ポリーが叫ぶと、皆一斉に視線をそらし集まって来た人々は散って行った。

空斗：「黙って見てればつけ上がりやがって…。おい！俺の質問に答えろ！『彼』ってのは黒騎士の事だな？だったら奴は貴様の何なんだ！答えろ！」

天羽：「離して…下さい…、痛い…じゃないですか…」

空斗：「答える気になったか！？」

天羽：「何を言わせたいんですか。『彼』が何物かはあなた達がよく知っているはずなのに…」

空斗：「何？」

空斗が一瞬みせた隙を天羽は見逃さず、胸倉をつかんでいた腕を振り払った。

天羽：「忠告しておきますけど僕に手を出さない方がいいですよ。『彼』が黙っていないと思う…」

ポリー：「ダセぇ。早くもテメーのバック頼みかよ」

天羽：「こんな場所をアビスのような地獄には変えたくないでしょう」

空斗：「…脅しかよ。こっちもな、貴様をバラして東京湾に沈めてもいいんだぜ？」

天羽：「それも悪くないですよ。海に帰れるのなら…僕はそれでも…」

その時、隊員達のエスバイスが警報を発した。

空斗：「異形反応！？…空かッ！チッ、こんな場所で…」

ポリー：「阿呆か！これ以上ない絶好のタイミングで鳴っただろーが！見ろ！今の一瞬で逃げられちまった！」

気がつくと天羽は姿を消していた。

そして空には巨大な異形が出現して周囲はパニックに陥っていた。

空斗：「おい、赤毛猿！お前らは天羽を追え。こっちは俺が処理してやる」

ポリー：「そうさせてもらうぜ！つまんねー所でくたばんなよバカ隊長！行くぞ、マイラ！」

マイラ：「た、隊長、ヨロシクー☆」

ポリー達が駆けていくのを確認し、空斗はコードライズした。

空斗：「雑魚がッ！消し飛べッ！」

ポリー達は手分けして天羽を探した。そこに規子から通信が入った。

規子：「こちら司令部より規子！ポリー君、聞こえますか？地下鉄エクス線内に何者かが侵入したようです！エクス隊員に該当者なし。至急、地下鉄エクス線内の捜索をお願いします！」

ポリー：「こっから一番近いアビスにご登場か。規子さん！俺達は今バラけちまっている！皆に地下鉄エクス線に集合するよう言ってくれ！」

規子：「了解！急ぎます！」

現れたのはおそらく黒騎士でしょう。

じゃあその黒騎士は天羽なのか？

それを確認するためにも地下鉄エクス線に向かいましょう。

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2011/05/09 (Mon) 迷宮クロスブラッド Comment(0)

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