今日も迷宮を往く GHOST TRICK　59th TRICK　「3つのチカラがあわせれば」

今日も迷宮を往く

ゲームプレイ日記を書きつつ、皆様のご機嫌をうかがったり、自己満足に浸ったりするというコンセプト。更新をやめて放置プレイ中。

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2024/11/21 (Thu)

GHOST TRICK　59th TRICK　「3つのチカラがあわせれば」

思いのほか早かった。

前回、GHOST TRICKをクリアしたら事故って最初からプレイするハメになった話をしましたが、ここ数日の短期集中プレイで再び最終章に戻ってくることができました。やったああああ！

1年以上かけてプレイしてきたゲームだったので、序盤の話をすっかり忘れていました。これからまとめも書かなくてはいけませんので、今回の再プレイはいいおさらいになりました。

ではさっそく最終章の続きからプレイしていきます。

前回も書いたように、リンネやヨミエル、ジョード刑事を動かすのは難しいので、アシタール(隕石)の軌道をズラす方向で考えなければいけません。軌道上に何か妨害できるものを置くとしましょう。

えーっと、妨害できるものは…と…。

あった。

そういえばアシタール公園にはコイツがありました。公園のシンボルである<<ミノくん>>です。これだけデカければアシタールの妨害ができるでしょう。偶然、同じカタチをしたモノが周りにたくさんあるのでトリカエる事により移動もできそうです。

[2回]

というわけで、色々アヤツってトリカエた結果こうなります。

その衝撃でグニャグニャになっています。電灯もさぞビックリしている事でしょう。

ジョード：「おおお。見ろ！ポールがヘシ折れたぞ。」

ミサイル：「でも！"ポッキリ"行かないのは、サスガです！」

ジョード：「なんというか、"キセキ"のバランスで立ってるぞ。すこしのあいだなら…このまま、もちそうだ！」

シセル：「(…たしか、さっき見た<<アシタール>>は…この電灯の上を通って直進した！)」

ジョード：「そこに、この<<ミノくん>>がドッシリと待ち構えれば…。」

シセル：「…<<運命>>は変わるはずだ…ッ！」

キイイィィィィン…

ドォォオオオオオン！！！

ガチィィィーーン！！！

シセル：「よし！これでどうだッ！」

ミサイル：「見てください！インセキの"軌道"が…すこし、変わりますッ！」

ジョード：「そして…カレの"運命"は大きく、変わるハズだ！」

ヨミエル：「いや…待て。<<アシタール>>をよく見ろ。軌道が変わった、その"先"…そこには、なにがある？」

シセル：「その"先"だと…ま、まさか…！」

シセル：「ジョード刑事ッ！<<アシタール>>がアシを撃ち抜いた…ッ！」

ジョード：「な。なんてコトだ…！」

…しかし…

<<運命のイタズラ>>は

これだけでは、終わらない。

ジョード：「…おろせ…。」

シセル：「な、なんだ。ジョード刑事？」

ジョード：「銃を下ろすんだ…はやくッ！そのままでは…カレを、撃ってしまう！」

シセル：「(…それが、刑事の"本能"なのか…痛みにフルえながらも…銃口は、ブレていない！)」

ジョード：「銃をおろせッ！」

ズガァン！

ジョード：「撃ってしまった…やはり…これがオレの"運命"だったのか。最後は…オレが、この手でアイツのイノチを、奪う…！」

ミサイル：「そうはさせませんッ！」

シセル：「み…ミサイル！(弾丸が…止まっている！)」

ミサイル：「…ボク、今。"たま"にいます！さあ…はやく！コイツを<<トリカエ>>しましょうッ！」

ジョード：「な…なんだとッ！そんなコトが…。」

シセル：「ジョード刑事。アンタに"引き金"を引かせたのは…インセキだ。このままアンタを<<殺人者>>には、させない！(刑事さんの"思い込み"を打ち砕くためにも…この"弾丸"は止めなければならない！"弾丸"と同じカタチ…どこかにあるハズだッ！)」

さて、クライマックスに向けて熱い展開になってきました。

しかし、弾丸と同じカタチの物なんてどんな都合よく見つかるはずが…

あった。

ものすごいコジツケのような気もしますが、リンネの焼いていたイモがここで役に立ちます。これイモが少しでも崩れていたらアウトだったんだよな…ギリギリすぎるだろ…。

それにしても弾丸とヤキイモと取り替えても、弾丸のスピードでヤキイモが突っ込んでくるので痛い事には変わりはなさそうですね。下手すれば死にそう(笑)

ではトリカエてみましょう。

すると、ヨミエルは吹っ飛び、後ろの電灯の突起に突き刺さります。リンネはその衝撃で人質から解放されますがそのまま気を失ってしまいます。

シセル：「な…なんというコトだ…弾丸は止めたものの…あのオトコは…助けられなかったか！」

ヨミエル：「…いや。そんなコトはない。背中に、なにかが刺さる運命は、変わらなかったが…あそこにいるオレは…なんとか"生きている"ぜ。」

ジョード：「な…なんだとッ！」

ヨミエル：「大丈夫、死んではいない。…キゼツしているだけだ！」

シセル：「<<死>>の運命は変わったが…しかし！あれでは…あまりにイタイタしい…！」

ヨミエル：「いや。じゅうぶんさ。イノチさえあれば…な。」

…このとき…

私たちは、見逃していた。

狂いだした運命の歯車が…まだ。

ニブく周りつづけていたことに。

ジョード(過去)：「あぶないッ！逃げるんだ！く…くそッ！あ。足が…動かない…ッ！」

ミサイル：「ああ！電灯にぶつかったショックで！も。もう…ダメです！間に合いませんッ！リンネ様ッ！」

シセル：「ま…まだだ！あきらめるワケには…！」

ミサイル：「でも！もう<<トリカエ>>できるものが…ありません！」

ヨミエル：「今回は、あきらめて…また、他の方法を探したらどうだ？あの子を死なせてしまっても。"亡骸"にとりつけば…何度でも、<<死>>の4分間を"やりなおす"コトができる。」

シセル：「…いや、それでは…ダメだ！たしかに、<<死>>のジジツは消えるだろう。しかし…そのキオクは、残るのだ。ココロの"キズ"として…この、私の目の前で…そんなコトは、ゆるさない！」

ミサイル：「で、でも！できるワケ、ないですよ…もう。ボクとシセルさんが<<チカラ>>を合わせても…。」

ヨミエル：「…いや、できるかもしれない。ここには"オレ"がいる。オレの<<チカラ>>が残っている。きっとまだたたかえる。死との<<運命>>にな。」

おお、やっぱりヨミエルにも出番があって安心しました。ここで何もせずにというのはちょっと寂しいですからね。

まずはシセルで噴水のポンプをアヤツり、まだ焼けていない方のイモを水圧で<<ミノくん>>の方へと飛ばします。

それからミサイルのチカラで、飛ばしたイモと<<ミノくん>>をトリカエます。

すると…。

ミサイル：「で…でも！そんなコトをしても、ケッキョク。いずれアイツはリンネ様の上に…！」

ヨミエル：「…だいじょうぶだ。」

ミサイル：「わ…わかりました！<<トリカエ>>しますッ！」

ジョード：「やはり…これ以上どうにもならないのかッ！こんな状況で、数秒の時間をかせいだところで…！」

ヨミエル：「いや、その数秒が欲しかったのさ。最後に…この、オレだ。オレの<<チカラ>>…もう、わかっているな？…イノチあるものを<<アヤツル>>ことができる。」

シセル：「あ…あああッ！まさか…！」

ヨミエル：「そうだ…これから、あの子を助ける。キゼツした"オレ自身"の身体を、あやつって…！」

熱い展開だ…！

最後はヨミエルが自らを操りリンネを救出します。そしてヨミエルは<<ミノくん>>の下敷きに…。目の前の事が信じられず呆然とするジョード刑事。

結局、ヨミエルは…。。。

(過去軸)

ジョード：「気がついたかい？」

リンネ：「…おじさん！おじさん！おヒザ…だいじょうぶ？」

ジョード：「あ…ああ。ちょっとハデにカスっただけだ。…直撃しなくて助かったよ。キミこそ、ケガがなくてよかった。」

リンネ：「…おじさんが助けてくれたんだね。」

ジョード：「…オレは、自分のシゴトをしただけだ。助けてくれたのは…そう、神様、だな。」

リンネ：「おじさんの…おシゴト…。」

ジョード：「"刑事"ってヤツだ。…おじょうちゃん。警察にデンワしてくれないか。おじさんより、キミのほうがはやく、呼べそうだ。」

リンネ：「で。でも…おじさんが…。」

ジョード：「コイツは、がんばった子にあげる、刑事のバッジだよ。」

リンネ：「けいじ…さん…？やったあ！」

ジョード：「さあ、頼んだよ。ちいさな刑事クン。」

ジョード：「…キミ…生きてるか？」

ヨミエル：「ああ。…アイニク、な。」

ジョード：「今、助けを呼んでいる。もうすこし、がんばってくれ。…どうして、あんなムチャなコトをしたんだ？」

ヨミエル：「…正直なトコロ。オレにも、よくわからない。気がついたら、身体が勝手に動いていたんだ。まるで、ダレかに"操られた"ように。」

ジョード：「…そうか。」

ヨミエル：「でも…勝手にうごいてくれて…ホントに、よかった。」

リンネ：「あの。あそこにね。ネコちゃんが…たおれてたの。」

ジョード：「ああ…そういえば。さっきのらネコくんがウロチョロしていたっけ。」

リンネ：「ぐったりしているの。…だいじょうぶ…？」

ジョード：「さあ…わからんな。気を失っているみたいだが。見たところ、ケガ…もないようだし…ヘンだな。」

リンネ：「ネコちゃん…カワイソウだね。」

ジョード：「そうだな。…ウチでメンドウを見てやるか。おい、子ネコくん。…オレといっしょに帰るか？」

(現在軸)

ヨミエル：「どうやら…これで、アイツの"運命"も大きく変わったようだな。」

シセル：「"アイツ"…？」

ヨミエル：「ああ、そうだ。もちろん、あの子ネコ…シセルのことさ。」

シセル：「し…"シセル"だって…？」

…アタマの中で、
"その名前"がコダマする…

…"シセル"それは
この"私自身"の名前…

ヨミエル：「…この、10年間…おまえは、孤独なオレの…たっだひとりの"相棒"だったのさ。」

これにてプレイは完了です！ここから一気にエンディングへと突入します。

もう少しだけ続きます。

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2013/01/24 (Thu) GHOST TRICK Comment(0)

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