ああ、そういえばこのゲームは今年初めてかぁ。

長い間プレイをしてきたGHOST TRICKですが、今月中に終わるかな(笑)



さて、ゲームの続きをしていきます。終盤のはずなんですけどね。



今回から新章をプレイしていきます。夜明けは近い。。。

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直立した潜水艦は、今もなお。

ゆっくりと…そして
カクジツに、沈みつづけている。

<<世界の果て>>をたどる、
それは…長いながい、航海。

[4回]

<<闇>>と<<海>>に追い詰められた
リンネ刑事と、小さなレディ。

最後の瞬間。ふたりを
救い出した"それ"が…今。

静かに、ふたりを見下ろしていた。



アタマの中に浮かぶ、
あまりに巨大な疑問符が、ヒトツ。

…コイツ、ナニモノだ…？

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一瞬、長い間存在を忘れ去られているクネリかと思ったのですが、



ん？コイツは…。。。



なんだ、おまえか。わかりにくいかもしれませんが、シセル(本体)です。

あ、そうか。コイツのカラダはジョード刑事と一緒に打ち上げられてしまったため、ここには無いんでした。だから色んな物を操って形を作っているというワケですね。



さて、ここでようやく長い間謎だったシセルの正体について情報を得ることができそうです。

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目の前のオトコは、私ではない。
ふたたび"真実"は遠ざかる…

いや。逆だった。

ココロがザワめいている。
…なにかを思い出しそうな予感…。

私は、このオトコを知っている…？

"カタチ"を失った私は
…ついに、1歩…

"真実"に近づくのを感じた。

シセル(本体)：「…やられたな。この潜水艦は、もうオシマイだ。機関室は、大破。艦体にはアナがあいて…今も、沈んでいる。オレはどうやら裏切られたようだ。…オレがアマかっただけだが。ヤツらは、"ほしいモノ"をすでに、手に入れちまった。」



シセル：「<<アシタール>>のカケラ…か。」

シセル(本体)：「まさか…ヤツら、そこまでたどりついていたとはな。」



リンネ：「もしかして。<<チカラ>>の正体…のコト？」

シセル(本体)：「あのインセキの放射線は、生命体に2つの"影響"を与える。<<チカラ>>…そして…<<時間>>そいつが"キーワード"さ。」

リンネ：「よかったら…聞かせてくれる？あなたの"ハナシ"を。」

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…正体についての話じゃねぇじゃねぇかよ。。。

私の思い違いでした、うーん、残念。この場面でまだおあずけを食らうのかぁ。

とりあえず、聞けた情報を整理してみます。


■<<チカラ>>について

<<トリツク>>、<<アヤツル>>、<<トリカエ>>など、<<チカラ>>の源はインセキの放射線によるものだそうです。それは人によって個人差があり、時間が経つにつれて変化をしていきます。

<<チカラ>>を得るために必要なことは、インセキの放射線をあびながら"死ぬ"ことです。思えば、シセル本体も、ミサイルもアシタール公園で死んでいます。

あ、そういえば主人公であるシセルはどこで死んだんでしょうか？最初の遺体が本人ではなかったのならそのギモンが立ち上がってきます。


■<<ジカン>>について

その死より4分前に戻ることができるのも、インセキが持つ<<チカラ>>の1つです。詳しく言うと、<<死>>の瞬間を再生しようとする性質があるという事です。

シセル本体が死ねない体になったカラクリは、体内に残ったインセキがシセル本体の身体を"再生"しつづけているという事になります。言い換えるならば、シセル本体の身体は、<<死>>と<<生>>が瞬間的に繰り返されているともいえます。シセル本体を司法解剖できなかった理由もこれで説明がつきます。

10年前、インセキで身体を貫かれた時点で生命活動は停止しており、<<死>>の瞬間のまま、体内の時間は"止まっている"という事ですね。なので、シセル本体は歳もとらず、髪も伸びないという事になります。


■復讐について

ここで繰り返されますが、シセル本体の目的の1つは、自分の人生を狂わせたニンゲンへの復讐です。それで、外国に取引を持ちかけ、誘拐事件まで起こしました。

しかし彼らは、シセル本体への協力とはベツの思惑で動いていた部分もあったわけです。それは、アシタールに関わる人間の抹殺でした。狙われた人物をおさらいしてみますと、ジョード刑事、カバネラ警部、管理人室のオジイサン、リンネ…そして今回はシセル本体というわけです。

リンネが狙われた理由は、ジョード刑事の事件の真相解明のため独自に調査を行っていたリンネが、アシタールにたどり着くのは時間の問題だと判断されたからでした。

シセル本体がリンネ殺害のために仕組んだ罠が、このゲームで起こった一番最初の殺人事件です。



シセル本体はリンネをアヤツリ、自身を撃たせます。あのゴミ処理場には監視カメラがしかけてあったため、これによりリンネは殺人犯として追われることになります。

しかし、ここでシセル本体が予期していなかった誤算が起こります。



1つは外国側が送り込んだ刺客。もう1つはトリツキ、アヤツル者であるシセルの登場。最後の1つはシセル本体の身体が消えてしまった事でした。ここで消えたといっているのは、カバネラ警部が遺体を運び込んだことを指します。


ふむふむ、ここでようやく一番最初の事件に結びつくわけか。1年以上かかったぞ(笑)

これでシセル本体の話は終わりです。後は、沈み行く潜水艦と運命を共にするだけ…。。。

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シセル：「そういえば…"妙"だな…気になることがある。ヤツらは…なぜ。わざわざ<<司令室>>を切り離したのだ？<<アシタール>>を奪って、脱出。…それだけで、よかったはずだ。わざわざ、アンタの"カラダ"を放り出す理由がない。」

シセル(本体)：「た、確かにそうだが。そんなの…今更、どうでもいいコトだろう。そもそも、その<<司令室>>が、どこに飛ばされちまったか…どうせ、オレたちにはわからないんだからな。」

リンネ：「ああああああっ！それなら、わかるじゃない！」



リンネ：「ジョードさんがいる"場所"…コイツが教えてくれるわ！」

シセル：「それは…あの、白い警部氏の"プレゼント"…か！」

リンネ：「そう！ジョードさんが『持っておいてくれ』って。<<司令室>>には…このヒトの"ヌケガラ"があるんでしょ？それならば…これで。セイカクな位置がわかるわ！」

シセル：「しかし、位置がわかったとしても。どうやって、そこへ行く？」



ミサイル：「それならボクたちでなんとかしてみせますよ！ですよね、リンネ様？」

リンネ：「そ。そう…それがあった。"ミサイル"よ！…とにかく。まだ。あきらめるのは、はやいわ！」

シセル：「…どうやら。最後の望みはジョード刑事…ということか。」

リンネ：「行きましょう！今は…前へ進むのよ！」

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リンネの思い付きとは、この潜水艦に残った魚雷を司令室の位置に向かって発射することです。



シセルとミサイルが残った魚雷にトリツキ、司令室の近くまで魚雷が着いたらすかさず、司令室の別のコアにトリツク作戦です。

リンネとカノンにとっては、最後の希望を外部へと打ち込む、本当にイチかバチかの作戦です。

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リンネ：「…準備は完了よ。…ねえ。」

シセル：「なんだろうか？」

リンネ：「あなたが"だれ"なのか…ケッキョク、わからなかったね。でも、そんなの、どうでもいい。…今夜。あなたに会えて、よかった。本当に…ありがとう。」

シセル：「それは…おたがいさまだ。リンネ刑事。」



カノン：「しせるちゃん。ミサイル。また会おうね…きっとだよ！」

シセル：「ああ、ヤクソクだ。…小さなレディ。」

ミサイル：「モチロンですッ！」

リンネ：「あなたのコト…忘れない。これから、なにがあっても。」

シセル：「それじゃ、行ってくる。」

リンネ：「…ええ。たのんだわよ…相棒！」

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ついに希望を乗せた魚雷が切り離された司令室に向かって発射されます。





無事、司令室にたどり着いたシセルたちですが…。

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シセル：「ジョード刑事！」

ミサイル：「この、ユカイなお面の大男のシワザですかッ！ボク！お面にカミついてやりますともッ！」

シセル：「やめておいたほうがいい。歯が折れる。(<<司令室>>は、すでに動力を失って、沈んでいる…この、仮面のオトコ。どうするつもりなのか…。)」

ミサイル：「さあッ！刑事さんとお話しましょうともッ！」

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