今日も迷宮を往くあやかしがたり　第弐拾伍難「冥界の中心で愛を叫ぶ」

今日も迷宮を往く

ゲームプレイ日記を書きつつ、皆様のご機嫌をうかがったり、自己満足に浸ったりするというコンセプト。更新をやめて放置プレイ中。

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2024/11/21 (Thu)

あやかしがたり　第弐拾伍難「冥界の中心で愛を叫ぶ」

さて、今週は個人的に勝負の週なのですが、勝負の日が水曜日に決定しました。はっきり言ってゲームどころではないのですが、ここにきて溜めておいた記事が役に立ってくれそうです。

それではさっそくゲームの話に移りたいと思います。

あやかしがたりのゲームの続きをプレイしていきたいと思います。今回を含めて2回で記事をまとめたいと思います。

さてさてヨモツヒラサカでのマガツ戦となります。一応ネタバレ注意報を出しておきますね。

ここであやかしがたり2回目の連戦となります。まず、第一段階のマガツがヨモツシコメを2体ひきつれて現れます。

魍魎の声、天津剣舞、黄泉の手招き、真言"黙"、大天臨の礼術とまぁ色々と仕掛けてきます。強いのですが、このバトルではあまり魔力とアイテムを消費しないほうがいいです。時間をかけて色々と節約して戦うよう心がけていきます。

[7回]

マガツ：「おおおおおおおおおッ！体が…我の体があああぁぁーーッ！」

トビマル：「…それが、本当のお前の姿か。ヨモツヒラサカで体が腐るのは神様だって一緒だったみたいだな。」

マガツ：「お、おのれ…見たな…？この我の醜い姿を見たなぁッ！？殺してやる…殺してやる…ッ！！この醜い姿を映す、その両の眼をえぐり出して喰らってやるッ！」

トビマル：「そうは行くかよッ！倒されるのはテメエの方だッ！」

ここで本当のラストバトルである、第二段階のマガツとの戦闘となります。お供は変わらずヨモツシコメなのですが、ステータスがかなり上がっています。

恐怖の咆哮、黄泉の手招き、魂抜き、天津剣舞、大破壊、真言"殺"とエゲツない事を連発してきます。特に大破壊、真言"殺"を乱発されてしまうと、なす術なく全滅する事があります。

しかし、この戦闘がラストバトルなので、アイテムの使い惜しみをしないで、ガンガン投入していきましょう。

あと、防御に回ると形勢がかなり苦しくなります。とにかく少しずつでもいいので、マガツの体力を削っていきましょう。

お供であるヨモツシコメを倒せば、展開はかなり楽になります。

そして、ついにマガツを倒しました。やった！

30分くらい戦い続けていました。長かったー。

さて、ここからがエンディングとなりますので、再度ネタバレ注意報を出しておきます。

トビマル：「くらえええええッーー！！」

トビマル：「マガツ！もう観念しやがれ！お前は、オレには勝てねえんだ！」

マガツ：「ぐぬぬ…おのれ…お前との戦いで力を使いすぎてしまった…！こんな調子では、もはや元の姿へ戻ることなど叶うまい…口惜しいがシャナの体は諦めるしかないか…。トビマル…最後に教えてほしい。そのお前の強さはなんだ？なぜ、それほどまでに強いのだ？」

トビマル：「そんなもんは知らねえよ。俺はただ、シャナを取り戻したい一心で必至に戦っただけだからな。」

マガツ：「そうか、自身にもわからぬか。いいだろう…お前の一途な心に免じて、シャナは返してやろう。」

トビマル：「シャナ…やっと、取り戻した。もう、絶対に放さねえからな！」

マガツ：「トビマルよ…宿願を果たせて何よりだったな。だが、お前はシャナを取り戻した事を公開するだろう。そして、シャナを絶望させるのだ。」

トビマル：「なんだと？」

シャナ：「あ、ああああああああああーーッ！痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイっ！」

トビマル：「シャナ！？大丈夫か！！しっかりしろ、シャナ！」

シャナ：「トビマル…痛い……助けて……体が、体中が痛いの……。」

トビマル：「…シャナ…お前、その顔…。」

シャナ：「顔…？私の顔…これが…いや、いやあああああ！！」

トビマル：「な、なんだよこれ…どういうことだ！？」

マガツ：「あはははは！おろかな人間め！このヨモツヒラサカがどんな場所か忘れていたのではあるまいな！？まかる返しの玉があれば平気だと？それがシャナの傍にあったのはいつからだ？今までヨモツヒラサカにいた間、呪いは確実にシャナを蝕んでいた！それを守っていたのは我だったのだ！ところが、我を拒んだがためにそのありさまだ！せっかくの美貌が台無しだな！」

トビマル：「テメエ、マガツ…ッ！！」

マガツ：「おっと、勘違いをするな。我とシャナのつながりを絶ったのは、トビマル、お前ではないか。」

トビマル：「それじゃ、シャナがこうなったのは全部、オレのせいだってのか…？」

マガツ：「さあ、愛した者が醜く崩れ行く姿を見た気分はどうだ？ほら、遠慮は要らんぞ？眼を逸らしても良いのだ！悲鳴を上げて逃げ帰るがいいッ！！」

トビマル：「……シャナ…。」

シャナ：「いや…来ないで…私を見ないで…トビマル…お願いだから…私を置いて、帰って……ッ！」

うーん、ただで返してくれるとは思いませんでしたが、こういう展開になるとは…。

直接的な表現はありませんが、おそらく醜女になってしまったのかと思われます。

愛する人の姿が代わってもあなたは愛し続けることはできますか！？

そして、トビマルの答えは…！？

トビマル：「…なに言ってやがる。何のために苦労してここまで来たと思ってるんだ？本当、ひでえ姿になっちまったな。…こんなんじゃ、俺以外に嫁の貰い手なんかねえぞ？」

シャナ：「……え？」

トビマル：「どうする、シャナ？満足に好きな女も守れないようなヤツだけど…嫁になってくれるか？」

シャナ：「で、でも…私はこんななのよ？本当に…それでもいいの？」

トビマル：「別に、俺はお前の顔だけが好きだったワケじゃねえもん。だから全然、問題ねぇよ。姿を他の奴に見られたくねえって言うなら、俺がここに住んでやる。…それならいいだろ？」

シャナ：「あ、あああ…トビマル………大好き……。」

マガツ：「バカな…なぜそのように抱ける？受け入れられるはずが無い…ありえぬ、ありえぬことだ！崩れた顔を見て、爛れた肌に触れて…その上で、どうしてお前は幸せそうに微笑むことができるのだ！？」

トビマル：「そんなの当たりめえだろ。どんな姿になろうと、シャナはシャナなんだからな。好きなヤツを胸に抱いて幸せにならない訳がねえだろ。そんなことも知らねえのか？」

マガツ：「そうか…本当に愛されていれば、どのような姿になったとしても恐れられることなどなかったのだな…はは…あはははははっ…そうか、そうだったのか……。」

トビマル：「どうしたんだ、マガツのヤツ…。」

シャナ：「マガツ…あなたに、いったい何があったの？」

マガツ：「……あの方は……会いに来て下さったのだ。」

シャナ：「え？」

マガツ：「本当は…会いに来て下さったのだ。人間に封じられ、咽び泣く我をあの方は助け出しに来て下さった。しかし…黄泉の国の大気に触れて変わり果てた我が姿を見て…あの方は、我を化け物と罵ったのだ。逃げ去っていくあの方の背中を見送ることが、どれだけ辛かったか、どれだけ、悲しかったか…！」

シャナ：「そう…そんなことが…。」

マガツ：「それでも…それでも、我は信じていたのだ！元の姿を取り戻せば…あの方はまた微笑みかけてくれると…でも、どうやら…それは我が勝手に思い込んでいただけらしい…なんという愚鈍さだろうか。シャナよ…我は、お前が羨ましい。それだけの愛を持っている。人間という存在は、我には眩しい。あの方が、トビマルのようであれば我はどれだけ救われただろう…結局、我はただ悲しくて…それを紛らわすために、何かを恨まずにはいられなかっただけなのだな…。」

トビマル：「自分が悪かったって、ちゃんと理解したみてえだな。だったら、もう悪さはしねえか？」

マガツ：「ああ…我が恨みは晴れた。よって、マガツという怨念はこの世から消え去るだろう。そして我は罪を償うために、永遠にこの黄泉の地で眠ることにしよう。」

マガツ：「我の持つ最後の力…命を芽吹かせる創造神としての力を使ったのだ。これで、シャナの肉体は完全に元に戻っただろう。」

トビマル：「マガツ…いや、イザナミ。その……ありがとうよ。」

マガツ：「礼などは不要だ。我は、我の慰めとして幸福になる存在が欲しいだけなのだからな。いつまでも、仲睦まじくあれ。我はこの地より、お前達の幸福を眺めて自身を慰めるとしよう。」

良かった。ハッピーエンドの流れに行きそうですね。

またバットエンドでさらに続きがあるなんてオチは本当に勘弁して欲しいですな。

マガツもあきらめた事ですし、後は帰るだけ…。。。

シャナ：「待って！あなた、本当にこんな所でずっと一人きりになるつもり？そんなの、自分をどんどん惨めに感じるようになっていくだけだわ。きっと、あなたは寂しかったのよ。だから何かを恨む事で、それを誤魔化していたんだわ。だから、私の中にいらっしゃい。私の中で、人として生きてみて？」

マガツ：「バカな……お前は我を受け入れるというのか？お前の父を狂わせ、お前の母を手にかけたこの我を！？」

シャナ：「…両親のことを恨んでいないといえば嘘になるわ。でも、私はあなたにたすけられたこともあるのよ？」

トビマル：「そうだな…ヘイアンの都で苦労に攫われてなきゃ、セイメイさんに生贄にされちまってたかも知れねえ。それに、ヤタノ神社でじっちゃんにまた会うことが出来たのだってお前のおかげだったんだからな。」

マガツ：「違う…それはすべて、お前達を利用しようとしただけだ！お前達のためではない！」

シャナ：「それでも、私たちは救われたの。だから、私はあなたを受け入れる。私とあなたなら、この体の中で共存することができると思うの。」

トビマル：「一緒に暮らしてみようぜ？こんな所に一人でいるよりも、きっと楽しいはずだからよ。」

マガツ：「なんという信じがたい…愚かさだ…なんという…なんという…！…本当に見せてくれるのか？あの方が愛した人間の姿を…人の営みを、我は知りたい！」

トビマル：「ああ、もちろんだ！」

ちょっと待て！

すごい超展開の気がするんですが。

大丈夫なのかよ(笑)

ヨモツヒラサカでのエンディングはここで終了となり、スタッフロールが流れます。

次回、後日談を紹介してゲームのまとめを書いて、最終回としたいと思います。

最後までお付き合いくださいませ。

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©2009 KEMCO/MAGITEC.

2012/05/08 (Tue) あやかしがたり Comment(0)

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