今日も迷宮を往くあやかしがたり　第陸難「いつかどこかで見た転職」

今日も迷宮を往く

ゲームプレイ日記を書きつつ、皆様のご機嫌をうかがったり、自己満足に浸ったりするというコンセプト。更新をやめて放置プレイ中。

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2024/12/04 (Wed)

あやかしがたり　第陸難「いつかどこかで見た転職」

あやかしがたりのボタン操作にまだ慣れません。タッチパネルがコマンド形式のRPGをやるのに向いていないんでしょうかね。

そういう意味ではニンテンドーDSは、ゲームハードとしてギリギリの部分のチャレンジだったのかもしれませんね。3DSはチャレンジしすぎた気がしますが…。

では、操作に悪戦苦闘をしつつ、あやかしがたりのゲームの続きをプレイしていきましょう。

さて、ヤタノ神社から、モミジの里へ向かいましょう。道中の敵はあまり強くないです。

トビマル：「よし、モミジの里に着いたな。けっこう活気のあるいい町じゃねぇか。」

シャナ：「ねえ、トビマル。あの人だかりは何かしら？」

トビマル：「わかんねえけど、何か面白そうだ！ちょっと見てこようぜ！？」

[8回]

ヒカル：「あははー、押さないでくれたまえ。ボクのとれんでぃーな着物にシワができてしまうだろー？」

女性達：「キャー！！」

シャナ：「どうも、あの男の人を取り囲んでいる村人が騒いでいるみたいね。」

トビマル：「それじゃ祭りじゃないのか？なーんだ、つまんねぇの。」

ヒカル：「おっと！そこのキミッ！このボクを前に、つまらないとは聞き捨てならないなぁ。このボクを、ボクと知ってのお言葉なのかい？」

トビマル：「いや、知らねえし。だいたい、会ったこともねえ奴の名前を知ってる方がおかしいだろ？」

ヒカル：「ほんとに？ボクを知らないの？このヒノモトの国で、いま一番とれんでぃーなボクの事を！？」

トビマル：「とれんで…なんだって？」

シャナ：「多分、南蛮の言葉だと思うわ。意味までは良くわからないけど、変な人だってのは確かね。」

トビマル：「それで、そのとれんでぃさんが俺たちに何か用なのかよ？」

ヒカル：「のんのん…ボクのナマエはヒ・カ・ル♪ヒノモトの歴史を代表する最っ高の詠い手なのさ！」

トビマル：「へぇー…知ってるか、シャナ？」

シャナ：「残念だけど、私も聞いたことないわ。でも、これだけ人気があるならきっと本当の事なんでしょうね。」

ヒカル：「その通りさ！さすが、美しい人はとれんでぃーをよく理解してくれているね！」

シャナ：「あはは…それはどうも……。」

ヒカル：「おっと！もうこんな時間だ…！とれんでぃーなボクは忙しくてキミ達と遊んでいるヒマはないんだよ。今度ヒマな時にでも、ボクの書いたとれんでぃーな詩を聞かせてあげるから、楽しみに待っていたまえ！では、さよーならー。」

シャナ：「…結局、何だったのかしら？」

トビマル：「分からねぇけど…付き合ったら疲れるって事は確かみてぇだな。」

また、変なキャラの登場です(笑)

話は変わりますが、私は俳句や短歌からうまく風情を感じる事ができません。川柳がまぁギリギリわかるかなぁという程度です。

学校の課題とかで俳句を作れとかあった気がしますが、とても苦手で苦労した記憶があります。

理解もできないのに表現なんてできねぇよなんて、当時は言い訳していました。

詩集とかだったらまだわかりやすいんですけどね。

さて、私の頭の悪さを暴露したところで、海底洞窟へ進みましょう。

トビマル：「ここが海底洞窟か…。もし天井に穴でも開いたら、一気に水が流れ込んでくるに違いねえな。」

シャナ：「ちょっとやめて、トビマル！悪いことを口に出すと、本当に起こるって話を知らないの！？」

トビマル：「そんなの迷信に決まってるだろ？ホント、シャナは怖がりだよな。大丈夫だっての。そんなに簡単に崩れちまうような洞窟ならとっくの昔に埋まっちまってるさ。」

シャナ：「それより、アレを見て。大きな岩が道を塞いでる…。このままじゃ先に進めないわ。」

トビマル：「大丈夫さ。あの程度の岩なら動かせるよ。さぁ、行こうぜ。」

この、海底洞窟が長いんですよ。

しかも敵もワンランク強くなっており、エンカウントも高いので、少しダレます(笑)

そういえば、このゲームですが、戦闘後、敵からのアイテムドロップ率が高いです。パーティーに盗賊がいるからなのかはわかりませんが、回復アイテムとかは買わなくても問題ないくらい手に入ります。

これは地味に助かる仕様ですね。

海底洞窟を抜けると、イナリの村へ到着しました。

この村では、お稲荷様をまつる神社があるそうです、さっそく、立ち寄ってみましょう。

…の前に、稲荷神って何の神様なんでしょうか。

Wikipedia　稲荷神

Wiki先生の項目を載せておきましたので、興味のある方はどうぞ。

さて、トビマル達は神社へと入っていきます。

？？？：「ったく、しけてるわね…別に不作ってワケでもないでしょうに、こんな供え物しか持ってこないなんて。やっぱりアタシに対しての信仰心が薄くなってきている証拠ね…何とかしないと…ブツブツ…。」

トビマル：「おい、お前！そんなところに乗っかってて罰が当たっても知らねぇぞ！」

？？？：「はーん、何言ってるんだか。アタシにバチなんて…って、あれ？ひょっとして、アンタ…アタシの姿が見えるの！？」

トビマル：「あったりめえだろ！それよりも、早く降りろっての！祭壇が壊れたら大変だろ！」

？？？：「やーね、壊れたりするワケないじゃない。なんたって、アタシを祭るために作られたモノなんだから。何を隠そう、このアタシこそがイナリ神社の氏神であるイナリノカミ大明神なのよ♪」

トビマル：「ウソつけ。そんな偉い神様が、餅を片手にブー垂れてるハズがねえだろ！」

イナリノカミ：「…悪かったわね。でも、神様だってグチぐらい言ったりするわよ…ったく…。いいわ、どうしても信じられないってんなら、神の力を見せてあげる！」

トビマル：「うわッ！なんだ…？財布が急に重くなった…！？」

イナリノカミ：「ふふん♪どお、驚いた？これがアタシの神通力、仕事と豊作を司る神の力の一端よ？」

トビマル：「わ、わかった。信じるよ。驚いた。」

イナリノカミ：「信じてくれて結構。それじゃ、元に戻さなきゃね♪」

トビマル：「あ、ああああああ！なんてことしやがる！せっかくの金が…！…ま、まぁ、間違いなく、アンタは神様だな。」

イナリノカミ：「それにしても、アタシの姿を見た人間なんて、かれこれ50年ぶりねぇ。アンタ、アタシに協力しなさい！いいわね！」

トビマル：「協力ってなんだよ？」

イナリノカミ：「簡単よ。アタシの新しい神通力をその身をもってヒノモト中の人たちに宣伝してもらいたいの。その名も「転職の術」！持って生まれた職業を、自由に変更することができる力よ！」

トビマル：「…それって、凄いのか？」

イナリノカミ：「もっちろん！なんたって、以前に習得した術技を覚えたままで別の職業になれるのよ？たとえば陰陽師が剣士になれば、術も技も使いたい放題の万能戦士になれるのよ！」

トビマル：「なるほどな。そりゃ凄ぇや！」

イナリノカミ：「その代わり、転職した人は段を1からやり直すことになるわ。全部の仲間を一度に転職させたせいで、妖魔に勝てなくなったってアタシは責任を持たないからね？ちなみに、転職の術を受けられるのは、段を20まで高めた人に限られるから注意するのよ。」

トビマル：「了解だ。それなりに計画性が必要ってことだな。よし、ものは試しだ！さっそく俺にも、転職の術をかけてみてくれよ！」

イナリノカミ：「もちろんいいわよ？そーーーーれ！！」

トビマル：「…おい、何も変わってねーぞ！」

イナリノカミ：「…おかしいわね。どうも、アナタみたいに特別な職業には効かないみたい。」

トビマル：「なんじゃそりゃ！」

イナリノカミ：「転職できないのはアンタだけ！他の仲間なら、間違いなく転職できるわ！絶対よ！」

トビマル：「まあ、信じてやるよ。それじゃ、仲間の誰かが転職したいって時にまた来ることにするぜ。」

…どこかで体験したようなシステムのような気がしますが、気のせいという事にしておきましょうか(笑)

まだ誰も転職はさせていません。正直まだメリットないんですよね。なので、しばらくは既存の職業でみんな頑張ってもらう事にしましょう。

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©2009 KEMCO/MAGITEC.

2011/11/30 (Wed) あやかしがたり Comment(1)

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転職といえば…

ダーマの神殿ですね。
ドラクエIIIがまたやりたくなって来ました。

ファイナルファンタジーも以前はジョブシステムがありましたが、あの頃の方がシステムも骨太で難易度も高かったし、なんだかんだで楽しんでいた気がします。
最近は絵の比重が大きくなり過ぎてしまって残念な感じに…。

制限が創造性を高めるという某サイトの記事を読んだんですが、
ハードの能力が貧弱だった時代の方がアイデアも面白かったというのは皮肉ですね。

vyrus_empire URL 2011/11/30(Wed)03:39:35 編集

vyrus_empire　さんへ

そうです。ダーマの神殿のパク…いや、インスパイアされてできたシステムです。そういえば、WiiでドラゴンクエストⅠ・Ⅱ・Ⅲが発売されたんですよね。今更な気がしますが。

「制限が創造性を高める」

多分、その記事、私も読んでいます。当時は、足りない機械容量はアイデアで埋め込んだ時代だったんですね。スーパーマリオブラザーズの創作時の話とかは非常に興味深かったです。

今は、キャラ絵や、声優だけでゲームっぽい物を作っている比率が増えている気がします。嘆かわしい事です。

そんな中でもやはり面白い物は売れて、つまらない物は売れ残るうちはまだ大丈夫な気がします。

--------------
SNG

【2011/12/01 00:33】

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