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さて迷宮クロスブラッドですがようやく先に進めました!このゲームはレベル上げに時間がかかるな…。そういえばWizardryもそうだったけか。
さてついに天羽…もとい、ジル・ド・レイとの決戦です。全体攻撃プラス状態異常攻撃は汚いと思いますね。でも、それくらい強くなくちゃ面白くないですよね。
それでもなんとか倒せたのはよかったと思います。これでブログ更新が止まったらどうしようとけっこうマジで考えていたものですから。
ジル・ド・レイと戦い始めてどれくらいたっただろうか。
激しい攻撃音や爆発音が激しく鳴り響いていたのが少し前の事。
今は奇妙な静けさにつつまれている。
千代田坑道のスペースにはジル・ド・レイが激しく巨体を揺らしていた。
一方ポリーも出血が激しい状態であったがポリー隊では唯一立っていた。その右腕にはXブラッドが握られている。
ポリー:「…次の一撃で決めてやるぜぇ」
さてついに天羽…もとい、ジル・ド・レイとの決戦です。全体攻撃プラス状態異常攻撃は汚いと思いますね。でも、それくらい強くなくちゃ面白くないですよね。
それでもなんとか倒せたのはよかったと思います。これでブログ更新が止まったらどうしようとけっこうマジで考えていたものですから。
ジル・ド・レイと戦い始めてどれくらいたっただろうか。
激しい攻撃音や爆発音が激しく鳴り響いていたのが少し前の事。
今は奇妙な静けさにつつまれている。
千代田坑道のスペースにはジル・ド・レイが激しく巨体を揺らしていた。
一方ポリーも出血が激しい状態であったがポリー隊では唯一立っていた。その右腕にはXブラッドが握られている。
ポリー:「…次の一撃で決めてやるぜぇ」
ジル・ド・レイ:「愚者メ…マダ動ケルノカ…オノレッ…!」
アーミィは既に全身を強く打って気絶していた。また、マイラもジル・ド・レイの大きな腕に掴まれ、そのまま地面に叩きつけられて気絶していた。
ポリーも満身創痍ながら、気絶したマイラの右腕からXブラッドを奪い取り、ジル・ド・レイと対峙していた。そしてポリーはXブラッドを構えた。
ジル・ド・レイもその巨体にたくさんの傷を負っていた。その息遣いには余裕がなかった。Xブラッドを構えたポリーを見て、先に動き出した。
ジル・ド・レイ:「滅セヨ!ジェノサイドブレス!」
強烈な息吹がポリーを襲った。ポリーの身体から鮮血が飛び散る。
ポリー:「ぐぉあああああああ!!!」
その息吹の勢いに押されたのか、ポリーは大きな悲鳴を上げXブラッドを手放してしまった。
ポリー:「…っ…しまった…!」
ジル・ド・レイ:「ソノパワー…モライウケルッ!」
そしてポリーの身体に異変が生じていく。まるで力が奪われていくかのように身体がしぼみ、ポリーの姿は老人のようになり地面に伏した。
規子:「ポリーさん!ポリーさん!応答して!いやああぁぁぁぁああ!」
海斗:「まさか!そんなバカな!急老症がこんな時に…!Xブラッドを手放してしまったから!?…いや、もしかしてアレは…!」
ジル・ド・レイは老体化したポリーの元へと歩み寄って行く。
ジル・ド・レイ:「死ニ損ナイカラハ…アマリパワーヲ吸収デキナカッタカ…?ダガ…コウナッテハ…貴様ノ…負ケダ…!直接コノ手デ…残リノ生命エネルギーヲ…吸イ取ッテクレルッ…!」
ジル・ド・レイがポリーの身体を掴もうと右腕を伸ばしたしたその時…
ジル・ド・レイ:「ギャオオオォォォォオオオオオ!」
ジル・ド・レイが地鳴りのような叫び声をあげた。なんとポリーに伸ばした右腕が付け根から綺麗に切断されてしまっていた。それは明らかにXブラッドの太刀筋だった。
ポリー:「ククク…クハハハハハ…ハーッハッハッハッ!」
ポリーがジル・ド・レイの後ろで、Xブラッドを掲げながら老人の姿で大声で上げて笑っていた。そして間髪いれずに、ジル・ド・レイの背中から心臓部を狙ってXブラッドで挿しぬいた。
ジル・ド・レイ:「ガアアァァァァアアアアア!」
ポリー:「技に…おぼれたか…?それとも貴様も余裕が無かったのかな…?こんな単純な手にひっかかるなんてよぉ。」
ポリーの顔は老人の顔から元の顔に戻っていた。
ジル・ド・レイ:「貴様…ソノ顔ハ…!」
ポリー:「単純さ。老人の姿になるコードをウチのブレーンに作ってもらってな。それを発動させただけさ。ただ老人の姿になるコードだったんだが、マヌケな貴様にはそれで十分だったみてぇだな。腕を伸ばす動作が隙だらけで助かったぜ」
ジル・ド・レイの姿がみるみる黒騎士の姿に戻って行った。
ポリー:「終わりなのはテメェだよ。辞世の句でも考えな」
ジル・ド・レイ:「…我ハ不滅…貴様ラヲ…道連レニ…」
海斗:「周囲に熱源多数ッ!まっ、間にあわない!皆さん伏せてっ!」
ポリー:「例の爆弾かっ…!!」
黒騎士の身体から大きな爆発が起こった。千代田坑道はその爆風で激しく揺れた。
規子:「トレース情報を確認!ポリー隊に異形化の兆候なし!だ、大丈夫です!ブラッドボムの影響は確認されません!」
ジル・ド・レイ:「フ……フ、ハハハハハ…愚者ヨ……生キ延ビタカ……ダガ…我ハ……不滅…カ……感ジルゾ……モウ一人……ノ我ガ……今、目覚メ………」
ポリー:「もう一人…だと…?」
横たわる黒騎士の瞳から光が失せ…それは天羽の姿を取り戻していった。
天羽:「約束は…守ったよ……忘れないで……下さい……僕らの…いた事を…あなた達は……僕らの希……」
不意に天羽の声は途切れた。焼けただれたその手は、炭化した一枚の写真を握りしめていた…。
そこに空斗が現れた。既にマイラとアーミィの応急処置は終えていて、2人ともよろめきながらも立っていた。
空斗:「御苦労、ポリー隊。例のコードがうまく役にたったようだな。今、炸裂したブラッドボム……どうやら肝心のブラッドコードが抜いてあったらしい。この辺で見つけた他のも、同じように無力化されていた……。いや、俺がやったんじゃないぜ。解体しようとした時には、もうそうなってた。もしかすると、天羽の野郎が……」
空斗とポリーたちは、数歩先に横たわる天羽の亡骸を見つめた…。
空斗:「これで……終わりだな。こちら空斗だ。天羽ヴェルンの死亡を確認……。発見した限り、ブラッドボムはすべて最初から無力化されていた。……シズナの位置は特定できたか?」
海斗:「はい、先ほど。ブラッド適合異常を起こしていて、完全に行動不能です」
空斗:「XPDに救助要請を出しとけ。俺は天羽の遺体を回収して帰る。こいつのブラッドコードには、まだ謎が多いからな…」
海斗:「了解しました。こちらはラボの準備を整えておきます。ブラッドボムの汚染が無いか、改めて検査したいですから」
空斗:「ああ、頼んだぞ。これで本作戦を終了する…。……交信終わり、オーバー」
空斗がアーミィを抱え、ポリーがマイラを抱える形で千代田坑道を出た。その間、マイラがポリーにニコニコして話しかけていた。
マイラ:「よかった…ポリーが無事で…☆やっと終わったんだね☆」
ポリー:「だといいがな」
マイラ:「…なにその返事?嬉しくないの?ポリー?」
ポリー:「なんかもう一人いるらしいぜ」
マイラ:「なにそれ?意味わかんないし☆」
ポリー:「…そうだな」
ポリー達は外にでると不破刑事が待っていた。
不破:「よう、やったな。こっちも地下で爆発が起きたが、ブラッドボムの被害は出ていない。指の皮一枚って所だが、なんとかしのげたようだ。……しばらく、ゆっくり休め。当分、顔を合わす機会が無い事を互いに祈ろう」
隊員たちは救急車両でCPO司令部へと向かった。
CPO司令部では規子が待っていた。
規子:「あ、皆さん…。お帰りなさい!無事で何よりです」
海斗:「ええ、本当に…。お疲れ様でした。それでは一応、報告をお願いします」
ポリー:「あぁ、海斗が片手間で作ってくれたコードが最終的に決定打だ。ジル・ド・レイは地獄に叩き落とした。天羽は…さぁどこへ行ったかな?」
その後、空斗が状況を海斗に共有した。
海斗:「なるほど、ではブラッドボムは…」
空斗:「ああ、肝心のブラッドコードが、最初から外されてたのさ。あの状態では起爆しても異形化を起こす事はできない」
海斗:「そうですか…。しかし、分かりません。一体どうして、ブラッドボムは無力化されていたのでしょう」
空斗:「世の中には、数式では解けない謎もあるって事じゃねぇか?ったく、おかげで俺の単独行動はムダ足になっちまったぜ」
海斗:「結果は同じなんですから、いいじゃないですか。回収した天羽の遺体ですが、遺留品と共に解析を始めています。あれだけのデータがあれば、急老症の治療方法もきっと…。そうだ、ところで皆さん。どこにも異常はありませんか?」
ポリー:「赤い狂犬舐めんなや」
ポリーは右手の親指をグッと上げて笑った。
海斗:「そうですか、ならいいんですけど…ってボロボロじゃないですか!」
空斗:「さっさとラボに行って来い。ジル・ド・レイとの戦いで汚染された可能性もあるんだぜ。シズナの奴も検査したんだろうな?」
海斗:「彼女はそれどころじゃありませんよ。ブラッドの適応障害が突発したらしく、まだICUで…」
規子:「あ、あの、失礼します。首相官邸から、空斗隊長に出頭命令が来ていますけど…」
海斗:「総理が…?まぁ仕方ありませんね。東京でテロが起きたわけですし」
空斗:「海斗、そっちはお前に任せ……」
海斗:「今回はさすがに無理ですよ。現場の最高責任者として、ちゃんと総理に説明して下さい。それとも、あの処分保留の一見をバラして欲しいんですか?」
空斗:「チッ、脅迫かよ…。…なら5分だ。それ以上は付き合わねえからな」
海斗:「それ、首相に面会してからカウントスタートですよ。では、規子さん…。皆さんを頼みます」
規子:「はい、ラボの検査にご案内すればいいんですね?」
海斗:「お願いします」
空斗:「おい、さっさと行くぞ!」
海斗:「では、これで失礼します」
ポリー達はICUにつれてこられた。
規子:「それでは、これから検査を行います。リラックスして下さい。眠っている間に全て終わりますから」
ポリー:「あぁ…寝かせてもうらうわ…。さすがに…疲れた…」
ポリー達は深い眠りについた…。
やがて……。どこからか、人の声が聞こえてきた…。
誰かの声:「…度……一度やって下……!!」
誰かの声:「ポリー…!しっか……て……ッ!!」
その声は、必死に語りかけて来る…。
誰かの声:「チャージ…!離れてッ!」
規子:「心拍戻りましたッ!意識レベル上昇、覚醒しますッ!」
海斗:「皆さん!大丈夫ですかッ!」
ポリー:「うるせぇな。起きた瞬間大声出しやがって…」
海斗:「その話は後です。皆さんは、検査のための睡眠中に何者かによって酸素供給を断たれ……今まで心停止状態にあったんです。もし僕が資料を撮りに戻らなければ、きっとそのまま…。」
ポリー:「ふっ…永眠してたって事かよ…。」
マイラ:「マジで!?」
アーミィはまだボーッとしたまま額を抱えていた。
規子:「し、信じられない…。なんで?ど、どうしてこんな事を…!?」
海斗:「規子さん…落ち着いて…。…端的に、事実だけ話します。水無瀬シズナが…失踪しました。そして日輪旧校舎に、何者かが進入した形跡があります。言いたい事は、もう分かったでしょう。…至急、追撃して下さい。2人目を…覚醒させてはなりません」
マイラ:「え?え?シズナちゃんがどーしたのさ☆」
マイラとアーミィは現状を把握できずにいた。しかしポリーは違った。
すべてを理解した。
ポリー:「…成程、もう1人か…」
【今日も迷宮を往く 迷宮クロスブラッド カテゴリー】
次の記事 : 迷宮クロスブラッド プレイ日記87 「決別」
前の記事 : 迷宮クロスブラッド プレイ日記85 「偉大なるポリー隊」
初回記事 : 迷宮クロスブラッドを購入する
初回プレイ記事 : 迷宮クロスブラッド プレイ日記1 「ポリー、無理やりエクス隊に入れられる」
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アーミィは既に全身を強く打って気絶していた。また、マイラもジル・ド・レイの大きな腕に掴まれ、そのまま地面に叩きつけられて気絶していた。
ポリーも満身創痍ながら、気絶したマイラの右腕からXブラッドを奪い取り、ジル・ド・レイと対峙していた。そしてポリーはXブラッドを構えた。
ジル・ド・レイもその巨体にたくさんの傷を負っていた。その息遣いには余裕がなかった。Xブラッドを構えたポリーを見て、先に動き出した。
ジル・ド・レイ:「滅セヨ!ジェノサイドブレス!」
強烈な息吹がポリーを襲った。ポリーの身体から鮮血が飛び散る。
ポリー:「ぐぉあああああああ!!!」
その息吹の勢いに押されたのか、ポリーは大きな悲鳴を上げXブラッドを手放してしまった。
ポリー:「…っ…しまった…!」
ジル・ド・レイ:「ソノパワー…モライウケルッ!」
そしてポリーの身体に異変が生じていく。まるで力が奪われていくかのように身体がしぼみ、ポリーの姿は老人のようになり地面に伏した。
規子:「ポリーさん!ポリーさん!応答して!いやああぁぁぁぁああ!」
海斗:「まさか!そんなバカな!急老症がこんな時に…!Xブラッドを手放してしまったから!?…いや、もしかしてアレは…!」
ジル・ド・レイは老体化したポリーの元へと歩み寄って行く。
ジル・ド・レイ:「死ニ損ナイカラハ…アマリパワーヲ吸収デキナカッタカ…?ダガ…コウナッテハ…貴様ノ…負ケダ…!直接コノ手デ…残リノ生命エネルギーヲ…吸イ取ッテクレルッ…!」
ジル・ド・レイがポリーの身体を掴もうと右腕を伸ばしたしたその時…
ジル・ド・レイ:「ギャオオオォォォォオオオオオ!」
ジル・ド・レイが地鳴りのような叫び声をあげた。なんとポリーに伸ばした右腕が付け根から綺麗に切断されてしまっていた。それは明らかにXブラッドの太刀筋だった。
ポリー:「ククク…クハハハハハ…ハーッハッハッハッ!」
ポリーがジル・ド・レイの後ろで、Xブラッドを掲げながら老人の姿で大声で上げて笑っていた。そして間髪いれずに、ジル・ド・レイの背中から心臓部を狙ってXブラッドで挿しぬいた。
ジル・ド・レイ:「ガアアァァァァアアアアア!」
ポリー:「技に…おぼれたか…?それとも貴様も余裕が無かったのかな…?こんな単純な手にひっかかるなんてよぉ。」
ポリーの顔は老人の顔から元の顔に戻っていた。
ジル・ド・レイ:「貴様…ソノ顔ハ…!」
ポリー:「単純さ。老人の姿になるコードをウチのブレーンに作ってもらってな。それを発動させただけさ。ただ老人の姿になるコードだったんだが、マヌケな貴様にはそれで十分だったみてぇだな。腕を伸ばす動作が隙だらけで助かったぜ」
ジル・ド・レイの姿がみるみる黒騎士の姿に戻って行った。
ポリー:「終わりなのはテメェだよ。辞世の句でも考えな」
ジル・ド・レイ:「…我ハ不滅…貴様ラヲ…道連レニ…」
海斗:「周囲に熱源多数ッ!まっ、間にあわない!皆さん伏せてっ!」
ポリー:「例の爆弾かっ…!!」
黒騎士の身体から大きな爆発が起こった。千代田坑道はその爆風で激しく揺れた。
規子:「トレース情報を確認!ポリー隊に異形化の兆候なし!だ、大丈夫です!ブラッドボムの影響は確認されません!」
ジル・ド・レイ:「フ……フ、ハハハハハ…愚者ヨ……生キ延ビタカ……ダガ…我ハ……不滅…カ……感ジルゾ……モウ一人……ノ我ガ……今、目覚メ………」
ポリー:「もう一人…だと…?」
横たわる黒騎士の瞳から光が失せ…それは天羽の姿を取り戻していった。
天羽:「約束は…守ったよ……忘れないで……下さい……僕らの…いた事を…あなた達は……僕らの希……」
不意に天羽の声は途切れた。焼けただれたその手は、炭化した一枚の写真を握りしめていた…。
そこに空斗が現れた。既にマイラとアーミィの応急処置は終えていて、2人ともよろめきながらも立っていた。
空斗:「御苦労、ポリー隊。例のコードがうまく役にたったようだな。今、炸裂したブラッドボム……どうやら肝心のブラッドコードが抜いてあったらしい。この辺で見つけた他のも、同じように無力化されていた……。いや、俺がやったんじゃないぜ。解体しようとした時には、もうそうなってた。もしかすると、天羽の野郎が……」
空斗とポリーたちは、数歩先に横たわる天羽の亡骸を見つめた…。
空斗:「これで……終わりだな。こちら空斗だ。天羽ヴェルンの死亡を確認……。発見した限り、ブラッドボムはすべて最初から無力化されていた。……シズナの位置は特定できたか?」
海斗:「はい、先ほど。ブラッド適合異常を起こしていて、完全に行動不能です」
空斗:「XPDに救助要請を出しとけ。俺は天羽の遺体を回収して帰る。こいつのブラッドコードには、まだ謎が多いからな…」
海斗:「了解しました。こちらはラボの準備を整えておきます。ブラッドボムの汚染が無いか、改めて検査したいですから」
空斗:「ああ、頼んだぞ。これで本作戦を終了する…。……交信終わり、オーバー」
空斗がアーミィを抱え、ポリーがマイラを抱える形で千代田坑道を出た。その間、マイラがポリーにニコニコして話しかけていた。
マイラ:「よかった…ポリーが無事で…☆やっと終わったんだね☆」
ポリー:「だといいがな」
マイラ:「…なにその返事?嬉しくないの?ポリー?」
ポリー:「なんかもう一人いるらしいぜ」
マイラ:「なにそれ?意味わかんないし☆」
ポリー:「…そうだな」
ポリー達は外にでると不破刑事が待っていた。
不破:「よう、やったな。こっちも地下で爆発が起きたが、ブラッドボムの被害は出ていない。指の皮一枚って所だが、なんとかしのげたようだ。……しばらく、ゆっくり休め。当分、顔を合わす機会が無い事を互いに祈ろう」
隊員たちは救急車両でCPO司令部へと向かった。
CPO司令部では規子が待っていた。
規子:「あ、皆さん…。お帰りなさい!無事で何よりです」
海斗:「ええ、本当に…。お疲れ様でした。それでは一応、報告をお願いします」
ポリー:「あぁ、海斗が片手間で作ってくれたコードが最終的に決定打だ。ジル・ド・レイは地獄に叩き落とした。天羽は…さぁどこへ行ったかな?」
その後、空斗が状況を海斗に共有した。
海斗:「なるほど、ではブラッドボムは…」
空斗:「ああ、肝心のブラッドコードが、最初から外されてたのさ。あの状態では起爆しても異形化を起こす事はできない」
海斗:「そうですか…。しかし、分かりません。一体どうして、ブラッドボムは無力化されていたのでしょう」
空斗:「世の中には、数式では解けない謎もあるって事じゃねぇか?ったく、おかげで俺の単独行動はムダ足になっちまったぜ」
海斗:「結果は同じなんですから、いいじゃないですか。回収した天羽の遺体ですが、遺留品と共に解析を始めています。あれだけのデータがあれば、急老症の治療方法もきっと…。そうだ、ところで皆さん。どこにも異常はありませんか?」
ポリー:「赤い狂犬舐めんなや」
ポリーは右手の親指をグッと上げて笑った。
海斗:「そうですか、ならいいんですけど…ってボロボロじゃないですか!」
空斗:「さっさとラボに行って来い。ジル・ド・レイとの戦いで汚染された可能性もあるんだぜ。シズナの奴も検査したんだろうな?」
海斗:「彼女はそれどころじゃありませんよ。ブラッドの適応障害が突発したらしく、まだICUで…」
規子:「あ、あの、失礼します。首相官邸から、空斗隊長に出頭命令が来ていますけど…」
海斗:「総理が…?まぁ仕方ありませんね。東京でテロが起きたわけですし」
空斗:「海斗、そっちはお前に任せ……」
海斗:「今回はさすがに無理ですよ。現場の最高責任者として、ちゃんと総理に説明して下さい。それとも、あの処分保留の一見をバラして欲しいんですか?」
空斗:「チッ、脅迫かよ…。…なら5分だ。それ以上は付き合わねえからな」
海斗:「それ、首相に面会してからカウントスタートですよ。では、規子さん…。皆さんを頼みます」
規子:「はい、ラボの検査にご案内すればいいんですね?」
海斗:「お願いします」
空斗:「おい、さっさと行くぞ!」
海斗:「では、これで失礼します」
ポリー達はICUにつれてこられた。
規子:「それでは、これから検査を行います。リラックスして下さい。眠っている間に全て終わりますから」
ポリー:「あぁ…寝かせてもうらうわ…。さすがに…疲れた…」
ポリー達は深い眠りについた…。
やがて……。どこからか、人の声が聞こえてきた…。
誰かの声:「…度……一度やって下……!!」
誰かの声:「ポリー…!しっか……て……ッ!!」
その声は、必死に語りかけて来る…。
誰かの声:「チャージ…!離れてッ!」
規子:「心拍戻りましたッ!意識レベル上昇、覚醒しますッ!」
海斗:「皆さん!大丈夫ですかッ!」
ポリー:「うるせぇな。起きた瞬間大声出しやがって…」
海斗:「その話は後です。皆さんは、検査のための睡眠中に何者かによって酸素供給を断たれ……今まで心停止状態にあったんです。もし僕が資料を撮りに戻らなければ、きっとそのまま…。」
ポリー:「ふっ…永眠してたって事かよ…。」
マイラ:「マジで!?」
アーミィはまだボーッとしたまま額を抱えていた。
規子:「し、信じられない…。なんで?ど、どうしてこんな事を…!?」
海斗:「規子さん…落ち着いて…。…端的に、事実だけ話します。水無瀬シズナが…失踪しました。そして日輪旧校舎に、何者かが進入した形跡があります。言いたい事は、もう分かったでしょう。…至急、追撃して下さい。2人目を…覚醒させてはなりません」
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