極限脱出　9時間9人9の部屋のゲームプレイ日記です。

今日は前置きなしに行っちゃいましょー。

サクサクっとね。




サンタ：「な？言ったとおりになったろ？」

[10回]

この銃…見覚えがありますよね？2周目エンドでは一宮が使っていました。【6】の扉の先の貨物室の棺に入っていた銃です。



極限脱出　9時間9人9の部屋　23ゲーム目　「一宮の秘密」

サンタは【9】の扉に自分のバングルと紫のバングルを押し当てます。




サンタ：「さてと…。それじゃあ命令に従ってもらおうか。一宮、八代、喜べ。選ばれたのはおまえら2人だ。はやく認証しろ。」


しかし2人は動きません。動けないという表現の方が正しいのかもしれません。


サンタ：「そうか…。弾を無駄にはしたくなかったんだが…。」


そういうとサンタは床に向かって発砲します。いわゆる威嚇射撃というやつですかね。




四葉：「どうして…？なんでサンタが…。だってサンタは…私達の…仲間だったはずで…。」

サンタ：「あ？」

四葉：「クローバーのリーフワード知ったんでしょ？」


サンタは一瞬ピクリと頬を反応させますが…


サンタ：「何の事だがわからねぇなぁ。ガダガダ言ってんじゃねぇよ糞ガキが！テメェの糞みたいな脳みそを糞みたいにぶちまけてやろうか！？」


成程、あくまでもしらを切る気か。

サンタは再度、一宮と八代の方を見ます。


サンタ：「オラ、なにやってんだよ、ジジイ、ババア。さっさとこっちにきて認証しろや。それともあれか？モウロクして耳が遠くなってんのか？」


淳平は考えます。今最優先に考えるのは紫の身の安全。

そしてサンタの言う通りにすれば、紫は二重の意味で助かる可能性があります。ひとつはこの場での身の安全、そしてもうひとつは船からの脱出ということです。




淳平：「頼む。行ってやってくれ…。」



一宮：「え…？」



八代：「そんな…。」



紫：「淳平くん…！なに言ってるんですか…！ここに取り残されたら、淳平くんは…！」

淳平：「言ってる場合かよ。俺達は何とかしてみせる、なあセブン？」



セブン：「お、おうよ！任せとけ！」

四葉：「私のことも、心配しなくて平気だから…。まだやらなきゃいけないことが、残ってるし…。」


淳平は一宮と八代の背中を押し、【9】の扉へと向かわせます。


サンタ：「おいおい、この期に及んで何をためらう必要があるんだ？俺は本気だぜ？この女を殺したって別にかまわねえんだ。REDは生体認証を使ってるわけじゃねえからな。バングルさえありゃあ十分なんだよ。」

一宮：「わかったよ…。」


一宮と八代はREDで認証を行い、レバーをおろします。2人に扉をくぐらせると、サンタは紫を放り込み、自身も扉の先へと抜けます。


サンタ：「じゃあな。」


四葉、淳平、セブンの3人は【礼拝堂】に取り残されてしまいます。

しばらくの沈黙の後に…


セブン：「んで？どうするよ淳平？」

淳平：「どうするも何も…。」


そんな会話をしていると、突如けたたましい音が鳴り響きます。なにかを激しくたたく音。あくらかに人為的な音…。そしてこの音は彼の生存を決定づける歓喜の音…。

用意されていた2つの【9】の扉…。

四葉、淳平、セブンの数字根の合計は7…。

そして生きている彼のバングルナンバーは…。

謀られている。確実に。


音は案の定、棺から聞こえてきます。しかし、問題になるのは【暗証番号の入力デバイス】です。2周目の時のように閃きのきっかけが今回はありません。

どうすればいい…どうすれば…？この番号を知るためにはどうすればいい？

刹那…！


【真実は去り、真実は去り、真実は去った】
【ああ、真実は今、弓手の闇に眠っている】


淳平の頭の中に直接とある声が響いてきます。

淳平、ニュータイプに覚醒か！？


…と冗談はさておき、これはかつて実験で試されたテレパシーのようなものなのでしょうか。

とにかく、これで閃きのきっかけが出来ました。あとは2周目と同じように暗証番号を入力するだけです。暗証番号を入力して棺を開けると…。


四葉：「お…お兄ちゃん…！！！」



ニルス：「ああ、その声は四葉か。心配をかけてすまなかったね。」


ニルス、二度目の復活です。


ニルス：「淳平くんに、それからセブンもいるのか。他のみんなはどうしたんだい？」

四葉：「お兄ちゃん！！！」




有無を言わさず、四葉がニルスに抱きつき、泣きじゃくります。


ニルス：「おいおいどうしたんだい？まるでぼくが死んでしまったみたいな泣き方じゃないか。」

四葉：「まるでじゃないよ！ほんとに死んじゃったって思ったんだから！」


そうだぞ！それでこっちは一度斧で頭かち割られてんだぞ！！！

しかし、これで役者は揃いました。先へ進みましょう。


…と、いいたい所ですが、ひとつ考え事をしておきたいと思います。

一連のサンタの行動にはいくつか謎がありますが、今回は、『なぜ選ばれたのが一宮と八代なのか。』という部分にスポットを当てたいと思います。

まず、一宮が選ばれたのは決していい意味でという訳ではなさそうです。2周目のエンドと3周目のストーリーをみる限り、彼はニルスをはじめ人に恨まれています。四葉がサンタは仲間だろうと言った事から、サンタもニルスと同様、一宮を恨んでいる可能性は十分に考えられる事です。

そして八代。彼女は未だまだ謎の多い女性です。単なる数字根合わせで選ばれた可能性も否定できませんが、しかし、彼女は【形状形成場仮説】と【相貌失認症】の事を知っています。9年前の実験を加害者、被害者グループの2つにわけるならば、もしかしたら彼女は、ニルス、四葉とは逆で、一宮と同様、加害者側の関係者なのかもしれないですね。


ここで再度、登場人物を整理してみると、

①：加害者グループ

一宮・八代(推測)・9番の男(推測)

9番の男は一宮の事を知っていて友好的な接触を試みています。そして都合が悪かったので一宮に消されています。となると、9番の男は加害者グループに属すると考えておきます。八代に関しては、本人に加害者グループである自覚はないのかもしれません。


②：被害者グループ

ニルス・サンタ(推測)・四葉

9年前の実験の被験者達です。サンタの妹の死期と、四葉の証言からサンタは被害者グループの方でしょう。


③：あんた達なんなのグループ

淳平・紫・セブン

この3人については未だ【ノナリーゲーム】に呼ばれた理由すらわかっていません。紫は何か意味がありげなのですが、淳平とセブンについてはさっぱりわかりません。


最後に現状を整理します。


Ａ：先行チーム




Ｂ：後攻チーム



さて、ここからの展開に期待しましょう。



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