今日も迷宮を往く迷宮クロスブラッド　プレイ日記61　「明かされた真実とは　その1」

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ゲームプレイ日記を書きつつ、皆様のご機嫌をうかがったり、自己満足に浸ったりするというコンセプト。更新をやめて放置プレイ中。

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2024/12/04 (Wed)

迷宮クロスブラッド　プレイ日記61　「明かされた真実とは　その1」

迷宮クロスブラッドのプレイ中にいきなりノートPCがフリーズして超あせりました。

ゲームのセーブデータが生きてて本当によかった。本当に。

まぁダンジョンは再度探索を余儀なくされたのですが、今後もフリーズが頻発するようならば色々と対策を考えなければいけません。

まぁ、どうでもいい話ですよね。

シズナの言っていた御門遂門の循環層は水中になる。水流が激しく何度も身体を流されながら、とある個室で床にハッチがあるのを発見した。シズナが言っていた封鎖されたいたハッチとはこの事に違いない。ポリーは床のハッチをこじ開けた。

次の瞬間、開けたハッチの方に水が一気に流れ出し、ポリー、マイラ、アーミィは水と一緒に流された。流された先はシズナの言っていた千代田大本営で間違いなさそうだ。

アーミィ：「ゲホッ！ゲホッ！ちょっとこれはシャレにならないわね」

[2回]

マイラ：「あー、死ぬかと思ったよ☆死んだひいじいちゃんが手を振ってたのが見えたよ、マジで☆」

ポリー：「やめろ、縁起でもねぇな」

その時シズナから通信が入った。

シズナ：「こちらシズナ。進入に成功したみたいね。けっこう大変だったでしょ？」

ポリー：「思ったよりスリルがあってだな…まぁちょっとびっくりした」

シズナ：「悪いけどここからが本番よ。ここから西に迂回しながら南を目指してちょうだい。約束の場所は1階層下にあるわ。私も今向かってるから、何かあったら連絡ちょうだい。それじゃ」

ポリー：「了解した」

ポリー隊が千代田大本営を進んでいると、自動販売機があるのを発見した。

アーミィ：「旧式の自販機だけどまだ動いてるわね。ここが旧CPO本部っていうのは本当みたいね。でなきゃこんな所に自販機置く必要ないもの。電気も通っているみたいだし…」

マイラ：「まだ中に入っているやつ飲めるのかなぁ☆」

アーミィ：「動いているって事は大丈夫じゃないの？必要なかったら電源きってるでしょ。まぁ、こんな所はエクスとXPDくらいしか来ないだろーけど」

ポリー：「それにしてもここは先が長そうだな」

道中手配異形に襲われたりするアクシデントがあるも、一行は先に進んでいく。少し広い通路に出たところでアーミィがポリーの耳元で小声で言った。

アーミィ：「小隊長…後を付けられているの気が付いてる？」

ポリー：「あぁ気が付いてるぜ」

マイラも話に入ってきた。

マイラ：「マジ？どーする？ポリー☆」

ポリー：「捕まえようとしてるんならとっくに捕まえられててもおかしくねーだろ。連中は俺達の行く先に興味があんのさ」

マイラ：「それってマズいんじゃないの？シズナちゃんとの合流はあくまでも秘密って事で…」

ポリー：「そこまでを見越しての事だと思うがね。言ってただろ？もう後戻りはできない、ヤバい作業をするって」

アーミィ：「成程、だとすると追手は身内の可能性があるわね。エクスかXPD隊員ってところかしら。最悪天羽って可能性もあるけど」

ポリー：「まぁでも、追われているってわかっていていい気はしねぇ。ちょっとジラしてやっか。尾行にゃ忍耐が必要だって事を教えてやらねーとな」

マイラ：「性格悪いねー☆そりゃ私もいい気はしないけどさ☆」

ポリー：「とゆーわけで、マイラ！アーミィとさっきの自販機でジュース買ってこい。小休止しようぜ」

アーミィはため息をつきながらも…

アーミィ：「…まぁ、それもいいわね。行きましょマイラ。私たちが消耗してるのは確かだし」

ポリー：「ほら金。奢ってやんよ。ほら行った行った」

お金を受け取るとマイラとアーミィはさっきの自販機に向かった。ポリーは煙草に火を付けてゆっくりと吸い始めた。一度、大きく煙をはくとシズナに通信を入れた。

ポリー：「シズナちゃんか？ちっと手配異形が出てきちまってよ。ちょっと頑張っちまったから少し休んでから行く。少し遅れるわ」

シズナ：「ちょ、ちょっと…大丈夫？」

ポリー：「問題なし」

ポリーは尾行されている事をあえて言わなかった。別に行ったところでこの合流が中止になるとも思わなかったし、もしかしたら自分達に何も知らされないままシズナの身柄が確保されることの方がポリーにとっては痛手だった。この休憩は本当に尾行している者へのただの嫌がらせだった。

マイラ：「買ってきたよ☆普通にジュースが出てきたよ☆」

マイラとアーミィが自販機から帰ってきた。

アーミィ：「尾行…間違いないわね。私達が残してきた足跡も消えてるなんてありえないわ」

ポリー：「別に向こう側も尾行をあからさまに隠しているわけじゃねーって事か。まぁ、もう少しゆっくりしていこーぜ。俺達が急ぐ必要はねぇ。ゆっくり待っててもらいましょ。シズナちゃんにも尾行してる連中にも」

ポリーはその後、タバコを4本吸った。

そしてポリー隊は千代田大本営を再び進みだした。連絡区から封鎖区へ。そして、帝国陸軍第九機関本部とかかれたプレートが貼ってある扉の前に到着した。扉はすっかり錆びついているが、誰かが開けた形跡があった。おそらくシズナがもう来ているのだろう。

錆びついた扉を開けると、怪しげな実験室のような部屋に出た。暗い室内には重苦しい機会の唸りが響いている。

マイラ：「へぇー、雰囲気あるねぇ☆」

シズナ：「遅かったわね。でも無事来てくれてよかった。旧CPO司令部…通称千代田大本営にようこそ」

アーミィ：「ずいぶんと古そうな施設ね」

シズナ：「戦時中、極秘裏に建設された基地で、CPO発足時の司令部らしいわ。とはいっても、ここはそのラボだけど」

ポリー：「施設の事はどうでもいい。ここに呼んだ理由を話してもらおう」

シズナ：「もう結果は出てる。データの整理も終わってるわ」

ポリー：「じゃ、御高説願おうか」

そう言うとポリーはラボの古びた椅子に腰掛け腕を組んだ。マイラとアーミィも椅子に座った所で、シズナは話を始めた。

シズナ：「始まりはすべてあの学校だった…」

シズナは語る。日輪旧校舎がただの学校ではなく、1950年代に建てられたブラッドコードの実験機関だった事。今のエクスを支えているブラッドの研究を、たくさんの被験者を使ってしていた事。そしてその研究が1960年代半ばにばったりと打ち切られた事…。

そしてシズナは近くにあったブラウン管に、古びた張り紙の絵を映した。

張り紙：「<<臨海学校のお知…せ>>…月2…日より…海岸…」

シズナ：「覚えてるでしょ？この張り紙？」

ポリー：「あぁ、思えばあそこで俺達はお前に出会ったんだからな」

シズナ：「そう。旧校舎にあった臨海学校の掲示。60年代半ば、機関は新型ブラッドコードの実験を行ってた。…そこで事件は起こった…」

シズナは続ける。

新型の実験学級で自我を失い暴走する者が現れ、最後は完全に異形として覚醒してしまい、学内で密かに処理された。この異常を発言した実験体は『人間の生命力を吸収』したという記憶が残っている。この力を危険と見た機関は実験体の廃棄を決定。問題の実験学級は、7月のとある日に臨海学校へ出発し、そして二度と戻ることは無かった。クラス全員で海水浴を楽しんだその後、宿舎が全焼。CPOは無事実験学級の処理に成功した。

衝撃の事実に、アイラとアーミィは同様の色を隠せない。ただポリーは口を開かなかったが冷静だった。

シズナ：「証拠は私のエスバイスの中にある。火事の報道に対する捏造工作までちゃんと残ってたわ。二十数名の子供たちが焼死したのに、報道では宿舎は無人だったって…」

シズナは感情のままにエスバイスを足元に叩きつけた。

マイラ：「ちょ…ちょっと落ち着こうよ…☆」

マイラがシズナを収めにいくもシズナは感情的に吐き捨てた。

シズナ：「これが陰謀でなくて何よッ！CPOは私達をッ…！」

そこで不意に扉を開ける音がした。

空斗：「そこまでだ」

姿を現したのは空斗だった。XPD隊員を数人ひきつれている。そして無表情のまま喋り始めた。

空斗：「水無瀬シズナ。貴様の行動は我々の服務規定、及びCPO特別法に違反するものだ。直ちに外部記憶装置をこちらに渡し、XPDに同行しろ」

シズナ：「思ったより…早かったですね…」

空斗：「海斗の奴が監視してたのさ。お前の行動に不審な点があったとかでな…。本当はもっと早く来れる予定だったんだがな」

空斗はちらっとポリーを見た。ポリーはそれを見てニヤリと笑った。

空斗：「まぁいい。まずはあの女3人を連行しろ」

シズナ、マイラ、アーミィの3人はXPDに連行されていった。そしてラボには空斗とポリーの2名だけになった。そしてポリーが皮肉交じりに笑いながら言った。

ポリー：「ククク…尾行ご苦労さん。意外に忍耐強かったじゃねーか。しびれをきらして飛びかかってくれば面白かったのによ。それにしても盗聴、監視、尾行とは相変わらず御立派な組織な事だ。まぁ今回はやむを得ずって所だろーがよ」

空斗：「…貴様…舐めたマネを…」

空斗はそう言うとポリーの右頬を思い切り殴りつけた。ポリーは椅子から転げ落ち、地面に尻もちをついた。

空斗：「次はこの程度では済まさ…」

ポリー：「アホがぁ！」

空斗がそう言い終わる前にポリーは空斗の眼前に間合いを詰め、思いっきり空斗の眉間に向かって頭突きをした。

ポリー：「出歯亀野郎がなんだって？説得力ねーんだよ、マヌケ」

空斗は眉間を手で押さえてフラついたが、その後特に何もやり返してこなかった。

空斗：「連行する。両手を上げて俺の前を歩け。わかってる。間抜けなのはお互い様だろうが」

ポリーもそこからはおとなしく両手を挙げて投降し、CPO司令部に連行され、その後事情聴取を受けることになった。

ついに明らかになった真実…ということですが、正直想定の範囲内でした。

さてこの真実と天羽はどのように結びついてくるのでしょうか。

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2011/06/13 (Mon) 迷宮クロスブラッド Comment(0)

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