今日は蒸し暑かったですね。この時期の地下鉄は地獄です。ニンテンドーDSを胸ポッケに入れて退避させてたら汗で湿ってビックリです。


さて極限脱出　9時間9人9の部屋のプレイ日記です。




四葉：「じゃあ行ってくるね。」

[5回]

紫：「行ってきます。」



淳平：「あぁ、気をつけてな。」


かくして4人はエレベーターに乗り込み、ボトムデッキへと下って行きます。頼むから無事でいてくれ。後に残されたのは、淳平、一宮、八代の3人。まず動いたのは一宮でした。




一宮：「八代、ちょっと付き合ってもらえないかな？」



八代：「付き合う？交際したいってこと？残念だけど、私、子持ちなのよね。それでもいい？」


そういう意味じゃねーだろJK。しかもちょっと乗り気だし。

ていうか子持ちだったのかよ！！！

そっちの方がビックリだわ。


一宮：「そういう意味ではないんだが、一緒に…来てもらいたいんだ。」

八代：「やーねー、真に受けないでよ。…で、どこに行くの…？」

一宮：「ちょっとな、見せたいものがあって…。」

淳平：「おいおい、待てよ…。俺はのけ者か？」

一宮：「いや、そういうわけじゃないさ。八代に見せたら、君にも拝ませてやる。」

淳平：「本当か？」

一宮：「ああ、本当だとも。」


一宮はニッコリと笑いながら言います。…このオヤジ…何をたくらんでいる…。そして八代と一宮は2人でどっかに行ってしまいます。八代は無防備すぎないか？2人きりになるのは危険だぞ！

やがてなんの前触れもなく、エレベーターのドアがふいに開きます。

中から姿を現したのは、四葉…四葉だけ！


淳平：「他の3人は…？どうしたんだ…？」


淳平は四葉の顔を覗き込むようにして尋ねます。


四葉：「一宮と八代は…？どこ…？」

淳平：「あの2人なら大階段の方に行ったよ。…てか、それよりも紫とサンタとセブンはどうしたんだよ…！なんで一緒じゃないんだ…！」

四葉：「教えて…欲しい…？」


四葉の口元がニヤリと緩みます。


淳平：「あ、ああ…。」

四葉：「そう…それじゃあ…教えてあげる…。これ…。」


四葉はパーカーのポケットからなにかを取り出すと、それを淳平の足元に向かって無造作に放り投げます。それはもう嫌というほど見なれた、バングルでした。数は3つ…。

き…貴様…まさかっ…！


淳平：「あぁぁ…。ああぁぁ…。ああぁぁぁぁ…。」


弱弱しく声をもらしながら、淳平はひざからガクリと崩れ落ちます。


淳平：「そんな…そんな…嘘だ…。嘘だ…。嘘だ…。」


淳平の目の前にはデタラメに転がった3つのバングル…その文字盤は、【3】、【7】、そして【6】。




ゼロ：「最後に【バングルをはずす方法】について教えよう。それはふたつしかない。ひとつは……、そしてもうひとつは…心拍数がゼロになること。外に出るか、嵌めている人間の心臓が停止すれば、バングルは自動的に外れるようになっている。」




淳平：「どうして…。なぜ…。」

四葉：「私はただ、お兄ちゃんの【仇】を取っただけ…。お兄ちゃんは【3】の扉の奥に放り込まれて殺された。その扉を開くには、お兄ちゃん以外に、少なくともあとふたりは必要…。じゃあ…そのふたりって誰…？組み合わせ的に考えれば、サンタとセブンしかいないんだよ。だから、ふたりを殺したの。」


なんとまぁあっさりと…。最後の最後に復讐の機会が回ってきたというわけですね。


淳平：「何故！何故ッ！だったらどうして紫まで殺した！」

四葉：「ふたりをかばおうとしたから。邪魔だったの。だから一緒に殺したの。」

淳平：「そんな…。そんな…。」


絶望に打ちひしがれる淳平にさらに四葉は続けます。




四葉：「ねぇ、淳平…。」


そこには不気味な笑みを浮かべた四葉が立っています。こりゃあキチガイの顔ですわ。くちもとはゆるんでいるのに、目は笑っていない。ふたつの瞳も死んでいます。


四葉：「行こっ？」


左手をこっちに差し向けてきます。


四葉：「ふたりで脱出しようよ。この船を出るの。」

淳平：「な、何を言っている！ナンバリングドアを開くには…。」

四葉：「うん、そうだね。さっきも言ったとおり、最低でも3人は必要。でも…これさえあれば…。」


四葉はもうひとつバングルをパーカーから落とします。【0】のバングル。やはり四葉が船長室で拾っていたのは船長の【0】のバングルでした。




四葉：「ね？わかったでしょ？【0】のバングルがあるから大丈夫なんだよ。私と、淳平の、ふたりだけで、【9】の扉を開けるの。だから…ね？行こっ？ほーらー！早くぅー！」


四葉はさらに手を前に差し出してきます。淳平は改めて四葉の顔を見上げます。淳平の精神状態もおかしくなります。四葉の顔が…だんだん鬼神のように、そして慈愛に満ちた聖母のように見えてきて…。


四葉：「淳平…？」


淳平は何かに魅了されたように四葉の手に自身の手を伸ばし、手を重ねた、

次の瞬間！

四葉が右手に隠し持っていた斧で淳平は顔を砕かれます。


淳平：「ぐっーーーーーーーがぁぁぁぁぁぁあああああぁぁぁぁぁぁあああ！！！」


七転八倒もむなしく、淳平の身体から力が失せて行きます。全身の感覚がマヒしていき、意識はどこか遠くへと…。

ぼんやりと霞ゆく視界の彼方…。遠ざかっていく四葉の後ろ姿が見えた。




四葉：「ありがとう。それじゃこれ…借りてくね？」


そこに残されたのは何かに追いすがろうとするかつて淳平と呼ばれた躯のみ…。

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というわけ1周目にふさわしいBAD ENDを迎えました。

まさか【9】の扉を拝む前に死ぬとはね。

でもいきなりGOOD ENDだったら面白くもなんともない！

おそらくこの後、一宮、八代も四葉に殺されたものと思われます。まぁ、八代は一宮によって既に殺されている可能性も否定できませんがね。

淳平が殺された理由も含めなのですが、四葉は自分以外の誰かがゼロだと考えていたので、ニルスが死んだ元凶であるゼロを生かしておかないだろうというのが自分の考えです。

ていうかこのBAD ENDは終盤にあからさまにおかしい四葉からマークを外した淳平の大チョンボです。負けるべくして負けたと言っても過言ではないでしょう。淳平…お前のせいでたくさん死んだぞ…。。。

さて2周目ですが、再度四葉マークで話を進めて行こうと思いますが、彼女の兄であるニルスに接触しようと思います。【4】の扉と【5】の扉の分岐で、ニルスと同じチームになるようにしようと思います。ていうかニルスとの接触ポイントはそこしかないんでね。

というわけでまだまだこのゲームのプレイ日記は続けて行こうと思います。

ではまた次回。



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