タイトルロゴが少しデカかったので少し小さくしました。





これで冒頭を圧迫するスペースが少し狭まったはず。

う～ん、でもまぁあれですね。

誤差だよ！誤差！

さて、本日紹介するゲームは「ワインと毒とゴブレット」です。





箱のイラストを見れば何をするゲームかなんとなく想像がつくのではないでしょうか。

[4回]

ゲーム内容を簡単に説明すると、貴族の一員となり、権力争いに勝利するために、標的の貴族に毒を飲ませて得点を獲得するという物騒なものとなります。

こちらがコンポーネントとなるトークンとゴブレット。

ゴブレットは全部で6つ。ゴブレットの底にマイカラーとなるコースターをつけます。








使用するのは人数分となるので、4人プレイの場合、使用するゴブレットは4つとなります。その場合、使うカラーも4色となります。

使用するトークンは原則的に3種類。





　赤　：　ワイン　：　効果なし
　黒　：　毒　：　相手を毒殺する効果があるが、解毒剤と相殺される
　白　：　解毒剤　：　文字通り。毒を中和する。


コイツを自分や相手のゴブレットに入れていくわけですね。

最終的に乾杯した時に自分の手元にあるグラスを飲み(中身を確認)、その時に毒が入っていた人は死亡、ただし解毒剤は1つにつき1つの毒を消してくれるので、正確には毒の数>解毒剤の数だった時にお陀仏となります。


自分のターンでできる事は以下の6種。


①回転





　時計か半時計周りに全てのグラスを1個分移動させる



②入れ替え





　自分の手元にあるグラスと他のプレイヤーのグラスの位置を変えます



③覗く





　自分の手元のグラスの中を覗く



④注ぐ





　自分の衝立の中にあるトークン1つを取り好きなグラスに入れる
　※この時何のトークンを入れたか他の人に分からない様にする…が、あえて見せ付けるのも作戦



⑤パス





　何もしない



⑥乾杯





　このアクションは2回分行動を行ったことになる特殊行動。
　自分の衝立の中にワインのトークンが1つもない状態で選ぶ事が可能。
　誰かが乾杯をしたらその人の手番は即座に終わり、残りの人は1アクションだけ(通常の手番と違い1アクションしかできない)を順番に実施。最後乾杯をした人が、1アクションを行ったら実際に全員で乾杯をして中に入っているトークンを確認します。


更にアクセントとして、キャラクターカード(全21枚)というものがあります。





ゲームの最初に全員に1枚ずつ配り、キャラクターによって能力があり貰ったカードの効果を得る事ができるようになります。

それぞれ尖った能力があるので、うまく使えば場面を有利に運べるというわけです。

ルールは以上です。

こういうコンセプトがしっかりしているゲームは覚えやすくていいですね。

スッと入っていけるゲームというのは大人数いるときに非常に重宝します。


大人数でやる記憶力ゲームなのですが、終盤は何か何やらもうわからなくなります(笑)

あれ？あのゴブレットに…毒いくつ入れたっけ？…解毒剤は…あれ？…あれれ？

その情報を整理するためにゴブレットを除いたり、逆に錯乱するために入れ替えたりするわけですね。

人数が増えれば増えるほどドラマが生まれますので、個人的には4人以上でやるのがオススメ。3人だと味気ないです。


私は最大5人でプレイしたのですが、これ以外と生き残れます(笑)

保守的な人が多いと特にそうなります。

ひたすら攻める人だらけなら死者もたくさん出るのでしょうね。





「グェー！死んだンゴォ！！！」


乾杯をしてトークンを調べる時のドキドキ感がいいですね。

自分の計算どおりのゴブレットを掴んで生き残っても、予期せぬトークン構成で毒殺されても面白いと感じられます。

用意するのに若干面倒だったりと、もう少し練る所があるゲームだとは思いますが、今のままでの十分盛り上がれるパーティーゲームだと思います。





さぁ、あなたもレッツ乾杯！





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