随分と昔に買ったPS版のSRPGツクールを発掘してしまいました。

勢いで買ってしまったのですが、いざ作ろうと思ってやってみるとメモリーカードの容量を丸々1枚分食ってしまうという燃費の悪さに絶望しすぐ止めてしまいました。だって他のゲームのデータも入っていたんだもん。

…と、さぞ容量の問題がクリアになれば素晴らしいSRPGが作れたみたいな書き方をしていますが、実際その問題がクリアされても途中で放り出していたと思います(笑)

風呂敷を広げすぎて自分の首を絞めるというのはツクールシリーズにはよくある事だと思います。


「ファイアーエムブレム　蒼炎の軌跡」のゲームのプレイを続けます。



前回、拠点であるゲバル城をデイン兵に囲まれたところから再開です。

前回も書きましたが、この章のマップは進撃ではなく8ターン防衛となります。ですので、まず拠点近くで敷く陣形を考えます。





敵の侵入経路はこのような3方向からとなります。そしてほぼ同時に進軍してくるので、こちらはどうしても戦力を分散させなくてはいけません。

[10回]

ただでさえ人手が足りないのに更に分散させなくてはいけないのか…。


①の方向からは魔術師と剣士、戦士と多種多様な敵が襲ってきます。進路は2マスあるので、こちらには最低2人は向かわせなければ進路を塞げません。

そして更に①の方向には…





ボス以外での顔グラ有りの敵ユニットがいます。

これは話すなどのアクションでこちら側に寝返ってくれる可能性が高いです。誤ってブッ殺してしまう事のないようにしないと。

ですので、説得役のキャラを必ず①の方向に連れていかなければいけません。その役目は大抵主人公やヒロイン、関連のあるキャラなのですが、今のところヒロインも関連キャラもいないのでおそらくアイクだと予想できます。

ですので、まずアイクは①の方向で確定。

そしてもう1人は、カットしてしまいましたが、先程の拠点コマンドでアイクと支援効果がついたオスカーを向かわせることにします。

そして更に背後から遠距離攻撃ができるセネリオも①の方向へ向かわせます。

というわけで…

チーム①：アイク、オスカー、セネリオ


②の方向からは重歩兵と弓兵が進軍してきます。進路は１マスなのでそこを塞げば相手を渋滞させる事が可能です。

残る前衛キャラはティアマト、ボーレ、ワユの3人。

まずワユは論外。彼女は打たれ弱い上に重歩兵に満足にダメージが与えられません。

ティアマトを配置したいところなのですが、ここはボーレに頑張ってもらう事にします。

理由は相手が重歩兵であること。

重歩兵の武器は槍ですので、斧使いのボーレとは相性がいい。ダメージを与えやすく、受けにくいのは魅力的です。

また、動きものろいので、こちらが遅めのボーレでも追撃をくらいにくいのもポイントです。ボーレは若干防御力に不安が残るのですが、豊富なHPがそれをカバーしてくれるので、追撃さえくらわなければなんとかなるとの判断です。

とはいっても回復をさせなければ持ちこたえられないので、キルロイはボーレ専用の回復役として頑張ってもらいます。





ですが、相手には弓使いがいるため、キルロイはボーレに密着させると非常に危険です。ですが、上の画像のように密着させなければ回復ができません。

手詰まりか…！！？

ファイアーエムブレムでは基本的に行動後のキャラの位置を変えることはできません。

が、他の味方キャラに「体当たり」というコマンドを実行してもらう事で、行動後のキャラの位置を1マスずらすことができます。

というわけでワユをキルロイの隣につけて、キルロイが回復をし終わったら体当たりでボーレとの密着を防いでもらいます。





こちらが体当たり終了後の状態です。

ワユの体当たりによりボーレのすぐ後ろにいた行動後のキルロイを1つ下のマスにずらすことができました。

ボーレ攻撃→キルロイ回復→ワユ体当たりのローテーションで進路を塞ぎ敵の侵入を防ぎます。

チーム②：ボーレ、キルロイ、ワユ


最後、③の方向からは騎馬隊がやってきます。進路は１マスなので自軍最強ユニットであるティアマトを向かわせます。

騎馬ユニットは、移動ポイントが残っていれば攻撃後も移動ができるという特性があります。

もちろん敵もそれを使ってくるのでヒットアンドアウェイ戦法を使われると、歩行ユニットで道を塞ぐ場合、こちらから進軍ができないという不利が生じます。防衛戦とはいえ、こちらから仕掛けられないのは圧倒的不利です。

しかし、こちらも騎馬ユニットであれば話は別です。こちらもヒットアンドアウェイ戦法を使い、攻撃後に道を塞ぐポイントに戻れば万事OKです。

きずぐすりさえ持たせておけば、基本彼女1人でなんとかなります。

この章でのティアマトさんの頼もしさは異常。

チーム③：ティアマト


これにて防衛の陣形は完成。あとは8ターン凌ぐだけです。

今回の敵将はこちらのカムラさん。





髪型がダンディーなおじさまです。

おそらく今回もうまくやれば倒すことはできると思います。8ターン目までに彼に近づければいいのですが。


一番最初にカタが付くのはチーム①です。

5ターン目で旅の魔導士イレースをきっちり回収。





彼女は章の初めでグレイル傭兵団と契約を結んだ商人の仲間で、はぐれてしまったところをデイン兵に見つかり、クリミア軍と間違われないために攻撃に参加していたとの事。

これでチーム①は4人になるので、他の2チームより早く自由に動けるようになるため、敵の援軍がくるまで他のチームのフォローに回る事ができるようになります。


チーム②は思惑通り敵を渋滞させる事ができました。チーム①がフリーになるまでひたすら我慢の連続です。



弓兵の一撃ぐらいならキルロイも耐えることができるので、最悪1回は行動をミスっても平気です。

全く攻撃に参加できないワユも体当たりでの貢献が光ります。ワユが居てよかったと思ったのは、そのビジュアル以外では初めてのことです(笑)

…ひたすらワユに体当たりされるキルロイは怒っているのか。それとも喜んでいるのか。

気になるところだ。

ちなみに私なら間違いなく後者かと(笑)


ちなみにチーム③は5ターン目にしてこの状況。

6人いた敵騎馬隊もあっという間にこの惨状。





強い！強すぎる！

エーススラッガーの名に恥じぬ戦いっぷりにアイクプレイングマネージャもニッコリ。


終盤のターンになると敵将のカムラも進軍してきます。





暗くて見えにくいですが狙われているのはセネリオです。

うまく利用すればカムラを倒せると思うのですが、今回は倒しきれませんでした。残念。


8ターンが経過するとイベントが始まります。

追い詰められたアイク達ですが、そこへ…。





ガリア兵が助けに来てくれました。おせーよ。

ガリア兵は周りの雑兵を一瞬で全滅させ…





そしてあっさりとカムラも葬ってしまいます。

なんかダッコーワといい、防衛戦の敵将はあまりいい死に方をしないなぁ(笑)

きちんと倒してあげればよかったよ。これは前回も言ったっけ。


カムラ将軍のご冥福を心からお祈り申し上げます。



ち～ん。


次回はイベントの続きとなります。

またイベントの紹介だけ終わってしまうかも。



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