前置きも思いつかないので、さっさと「快速天使」のゲームのプレイをしていきます。





一応、今回が最終回となりますので、このゲームのまとめも書きますよ。


社長ドルチェ＝ムールからまだ事件は終わっていないと告げられる夏実。





この事件の真相を突き止めるため、あの場所へと向かいます。

もうどこへ行くかはわかりますよね。

…え？わからない？

わからない人はこの快速天使の記事を最初から読んでみて下さい。ついでに、迷宮クロスブラッドの記事も全部読んでみて下さい。あ、ついでに邪聖剣ネクロマ(以下略)

そうやってPVを稼ごうったってそうはいかねぇぜ！

[33回]

■AREA 14

まんまと利用された事に気が付いた夏実は直接はづき鉄道のはづき会長の下へと殴り込みます。

命(タマ)ぁ、獲ったる！！！





しかし、夏実の乱入にも動じずしらばっくれるはづき会長。

そう、権力者って奴はいつもそうだ！…まぁ、ゲームのお約束でもありますよね(笑)

ここで怪盗ドルチェ＝ムールが乱入して、はづき会長の悪事を暴きます。





こんごう重工の市場を手に入れるためにわざと情報を流して設計図を奪うように仕向けた事、はづき製フレイ機関の設計図が、実はまだ未完成だった事…。

結局、オープニングの水軍の新造重要艦の競合入札ははづき鉄道が落札したのですが、それに必要なフレイ機関がまだ完成していなかったという理解でいいのかな。この辺りは裏付けがないので断定はできません。

そして、ライバルのこんごう重工の悪名を流すために、わざと宅配物を奪うように仕向けて、自らの地位を盤石なものにしようとしていたと。


「ぐぬぬ…」となったはづき会長は





なんと、私設軍隊をブチ込んできます。

このゲームの権力者はいろいろおかしい(笑)

まぁ、「はづき」も「こんごう」も似た者同士だったって事ですよね。


ここでいきなり画面がブラックアウト。

人の争う声が聞こえ、明るくなった時には…。





なにか変な生き物がいます。

いきなりはづき会長を飲み込んで大きくなります。





そして三度登場、魔法使いの少年。

またおまえか。

…ていうかですねぇ、コイツはストーリー上、別に重要な役割を果たしていないくせに出すぎなんですよね。なので単なるウザったい奴という印象しか持てません。

マリアンヌちゃんとやらの封印を解いてパワーアップさせたようです。

しかしマリアンヌちゃんは暴走し、魔法使いの少年、そしてドルチェ＝ムールをも飲み込みます。





ぱくりんちょ。


そして……。




………。




……。








ファッ！？

なんやこの超展開は…たまげたなぁ…。

なんか次元も超えたような気がしますが気のせいでしょうか。


…というわけで唐突に現れたラスボスマリアンヌちゃんとの決戦です。





弱点は鼻の先の部分で、ジャンプ攻撃をする必要があります。

攻撃方法は以下の行動がランダムに選択されるみたいです。

　・目から光線
　・口から3WAYミサイル　※連続で来やすい
　・口から黒いスパーク
　・口からひし形爆弾を吐きだす
　・舌を伸ばして捕食
　・尻尾攻撃

全て避け斬るのは困難なので、必殺技で相殺するか、パンチを当てて相殺するかで防ぐ必要があります。さすがに舌伸ばしはパンチでも防げませんが…。

最後の戦いなので必殺技も全部使い切って一気にケリをつけてしまいます。





はい、倒すとこのようにまるでロックマンのような爆死をします。ティウンティウン。





そして、飲み込まれた人たちも無事戻ってきます。よかったよかった。


その後、軍警察の調査により『こんごう重工』や『はづき鉄道』の行ってきた妨害工作・武器密輸・違法研究・私設軍隊の所有、政府官僚との癒着。その他、買収・乗っ取り・裏談合などの違法行為が次々と発覚。

『こんごう重工』と『はづき鉄道』は解体され、その施設と子会社の大部分は国の管理下に置かれることとなった。

一方、有限会社はづき宅配便は…。





『はづき鉄道』の財産整理に当たって、十分な利益の上がっていなかった『はづき宅配便』は出資を打ち切られ事実上の倒産となった。

華鈴社長は会社設立にあたって、個人的に親会社に借金をしていたため、今も借金の返済に追われている。

そして…。


エピローグの前にこのゲームのまとめを簡単に書いていきます。


■操作面

難しい操作もなく2Dアクションをやった事がある人ならとっつきやすいと思います。

最近のアクションゲームは3Dが多いせいか、やたらアクションが増えて覚えるのも一苦労だったりするのですが、ほぼ全ての行動をボタン1つで出来るというのはやはり魅力的です。

ただ1点、ジャンプのタイミングが少し遅いように思えます。ボタンを押してからほんの少しだけラグがあるようで、よくジャンプに失敗して目の前の穴に落下したりします。まぁ、これも慣れてしまえば問題にならなくなりますけど。

他は快適ですね。不満点はありませんでした。


■システム

快速天使の名に恥じぬスピード感あふれる動きも評価点です。

勿論、早い動きに慣れるには、ステージ構成を覚えたり、ジャンプの間合いなどを覚える必要がありますが、それはどのアクションゲームでも同じ事だと思います。

コンティニューにペナルティもないのですぐに再挑戦が可能。正直、難易度もそれほど高くないので数回コンティニューすれば突破口が見えてきます。

一昔前の死んで覚えるタイプのゲームを思い出してしまいました。

その辺りを意識して作られたのかなぁと感じています。


■ストーリー

90年代の寒いノリが好きな人は気に入ると思います。それは同時に今見ると結構キツイという事も示しています。

こういうノリを経て、今のゲームやアニメがあると思うと感慨深い物がありますね。

ただ、このゲームのストーリーはオマケみたいなものなので、無理にストーリーを楽しもうと思わなくてもいいかなとも感じます。


アクションゲームが好きな私の評価はかなり高いです。若干作りは荒いですが面白かったです。

そして、ゲームはグラフィックが全てじゃないという事を再認識させてくれました。

易しすぎず、難しすぎずのバランスがとれており、たまにプレイしたくなる気分にさせる良作だと思います。

ちなみにですが、私は夏実、あやね、はるなの3人でクリア済みです。若干ストーリー展開が変わりますが、落ち着くところは基本的には一緒です。

PSのゲームアーカイブスで617円でダウンロードできますので、興味のある方はやってみて下さい。アクションゲーム好きならオススメの作品です。


さて、ここからエピローグとなります。

一応、恒例のネタバレ注意報を出しておきますので、見る方はご注意を。















はい、ちーずっ！！！

借金の山もなんのその。華鈴社長…じゃなかった、華鈴店長と新たに宅配中華クレープ屋を旗揚げし、今も元気に借金返済にあたっています！

七転び八起き！

どんな苦難にも屈しない華鈴店長って、やっぱカッコイーッ！！



…ってまぁ、これだけなんですけどね(笑)


一応クリア特典として、







雇われた男と、ドルチェ＝ムールがプレイヤーキャラとして使用できるようになります。

そして相変わらず絵のバランスがおかしい(笑)

雇われた男のギターっぽいアイテムは小さすぎだろう。これで何をしようというのか。

そしてドルチェ＝ムールの無駄にセクシーな衣装。尻丸出しの意味はなんなのだろうか。


この快速天使というゲーム。まだまだ奥は深そうですね。

これまでお付き合いいただきありがとうございました。




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