本日から復帰します。

が、その前に皆さんに大事なお知らせがあります。

これまで長くこの「今日も迷宮を往く」を続けてきましたが、もうじき3周年を迎えるにあたり、心機一転頑張ろうという事で、ブログ名を「萌えにゃんエクストリーム」に変更しようかと思います。

「今日も迷宮を往く」改め、「萌えにゃんエクストリーム」をよろしくお願いいたします。

名前の由来については、一応この記事の最後に書こうと思います。


「厄痛　～呪いのゲーム～」のゲームの続きをプレイします。



シェンコ編の続きをプレイします。

…結局仕事の都合で終わらすことができなかったなぁ。まぁ、こういう事もあるよね。

気にしない。気にしない。

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■　シェンコ編　第7話　「星の住人」


「もう、やめてくれ」


ボクはこれ以上、人の繰り返す罪の痕跡を見たくなかった。

[13回]

罪？

罪という以外になんといえばいいのだろう。

自らが生きるために他の生命を無視し続けたことを…。

この地球上には数限りない動物たちが生きている。しかし彼らの生を脅かすことで、ボクたち人間は今の生活ができるんだ。

この事実になぜ気づかなかったのだろう。

いや、気づいていながら無視し続けてきたといったほうがいい。

人に限らず、あらゆる生き物は自らの生の為に他の生を犠牲にしなければならないのだ。

しかし…しかしだ…。

人はあまりにも他を犠牲にしすぎてはいないか。

だから、だから、人はなおのこと、この地球を愛さなければいけないんだ。

この星に棲む、住人の一人として…。

そう考えた時、ふたたびボクの視界は暗く閉ざされた。

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これって、一応コウゾウとの対比になっているんですかね？

え？何の対比かって！？

読んでいて疲れる文章が続きますが、根本的な考えについてコウゾウとシェンコは同じなんです。でも、その先の考え方が違いますよね。

コウゾウは人を破壊しようとして、一方、シェンコは人に呼び掛けようとしているわけです。

なので対比と感じました。

…だからなんだって言われると、何も言い返せないんですけどね(笑)

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■　シェンコ編　第8話　「町の灯」

………。

いま見たのはなんだったのだろう。

ボクはさっきまで見ていた数々の景色を思い出していた。

なにか長いトンネルを通り抜ける際に、繰り返される映画を見させられているようだった。

なぜそんなものが見えるのかわからない。

でも、目をそらせなかった。

なぜならそれがこの地球に刻まれた記憶のような気がしていたからだ。

ボクはその長い闇のトンネルを抜け出すと、一瞬光に包まれた気がした。

それはなにかがボクを導いているようだった。

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ファッ！？



なんだコレは…たまげたなぁ…。

いきなり上か下か選べってか。

唐突すぎて声が出てしまいました(笑)

今回は下を選びます。

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ボクは光のトンネルをすぎ、再び闇の中を通り抜けた。

…でも、そこは話に聞くような天国や地獄ではなかった。それはどこかの街の上空だった。



ボクの眼下に、いつの間にか夜の街並みが広がっている。気が付けばボクは風に流されるように、空中に漂っていた。

やはりボクは死んでしまったようだ。いまさらだけど改めて実感した。

人は死ぬと天国か地獄へ行くというけど、じゃあどうして、ボクはここにいるのだろう？

まだやり残したことがあるような気がした。

まだこの世を彷徨っているという事は、なにか大事なことを忘れているような気がした。でも思い出せない。思い出そうとしても、そこの記憶が暗闇のようにポッカリと穴が空いているようでなにも見えてはこなかった。

ボクはダンプにはねられて死んだ…。

でも、どうしてそんなことになったんだろう？

どこから先が思い出せなかった。

いや、かすかに思い出せそうな気がする。

ダンプにはねられる直前、ボクはたしかになにかを見たんだ…。

そう、それは確か…。



………。

そうだ、ボクは怪物を見たんだ。それで逃げ出して…。



でも、なにかを忘れている気がする…。

もっと大事な何かが…。

だからボクはこうしていまも、この場を彷徨っている。

この美しく、しかし儚い街の明かりに上をあてもなく彷徨っているんだ。

なんなのだ？

ボクの忘れているものとはいったい…。

ボクはあてのないまま街の空を漂っていた。

するとボクはなにか引き寄せられるように古いビルの上にたどり着いてた。

なんだろう、このビルから不気味な雰囲気が漂っていた。

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なんか、唐突に現実に話が戻った気がします。

さっきまでの地球環境推しがウソのようです(笑)

ここで言っているビルというのは、言わずもがなツブレビルの事です。

ていうか、ぶっちゃけここからが本編だよね、シェンコ編は。

今までのは前座です。

でも意味はあったと信じたい(笑)

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■　シェンコ編　第9話　「呪われたビル」



「…なんだっていうんだ、ここは？」


ボクは言葉を飲み込まざるを得なかった。このビルだけ、ある種、異様な雰囲気に包まれている。

おびただしい数の人の生命、すなわち幽霊となった人たちが、このビルに集まっている。

…いや、違う。

集まっているのではない。

このビルから離れられないでいるのだ。

死んだ人間の魂たちがここから抜け出そうと、必死にもがき苦しんでいる。見えない鎖に縛り付けられるように、数限りない魂が声にならない悲鳴を上げていた。救いの手を求めていた。

月明かりの中にたたずむこのビルは得体のしれぬ怨念の塊だった…。


「な、なんなんだここは？」


ボクは言葉を失う以外になかった。

ボクには彼らひとりひとりの苦しみの心が、哀しみの心が伝わってくる。

どうしてこんなにも多くの人の魂がここに縛り付けられているのか、ボクには全く分からなかった。

そのときボクに向かって呼びかける声のようなものを感じた。




「シェンコくん…シェンコくんじゃないか…」


一人の男の人がボクに呼び掛けてくる。

その人はボクを見つめながら苦しそうに話しかけてくる。そうやらこの人はボクを知っているようだ。でも、ボクは知らない。いいや、思い出せない。

ただ、この人からはどこか懐かしい印象を受けた。

ボクは以前、この人と会ったことがある。

でも、それ以上はどうしても思い出せない。


「た、大変だ、キミのお姉さんがこのビルに！早く…早くしないと…」


男の人は途絶え途絶えにそれだけを言うと、ふたたび亡霊の群へと戻って行った。

…！？

ボクの名前がシェンコ…？

それに姉さんだって？このボクに姉さんが…！

ボクはまるで運命の糸に導かれるようにビルの中へと入って行った。

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まさかの社長再登場。

しかもなんか画像がブレまくっていましたね。



ブリンクでもかけられたのかな(すっとぼけ)

霊体だって事を強調したかったのでしょうか。

しかし、社長の再登場によってこの最後の物語は一気に進んでいきそうです。






さて、冒頭のブログタイトル変更の件です。

「萌えにゃんエクストリーム」というブログタイトルの名前の由来ですが…。

実は………。



………。



……。





くそしてねろ！！！！！

だって、こんなところに書いたって理解してくれそうにないじゃん。

その理由は私だけが知っていればいいのです。

ていうかそもそもが。



………。



……。



ブログタイトルなんか変えねぇーーよ！

バーカ！バーカ！うんこ●んちん！！！



………。



……。



あれ？ちょっとはしゃぎすぎか…！？


まぁ、エイプリルフールという事で大目にみて下さい。

引き続き「今日も迷宮を往く」をよろしくお願いいたします。



【今日も迷宮を往く　厄痛　～呪いのゲーム～】

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